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フレームの元覚悟で、あえて言います。大学の意味とは何でしょうか。
就職協定が無くなった後、大学3年~4年までの2年間、ゼミや研究よりも就職活動がメインということも珍しくありません。
それならば、基礎教養程度しか深く勉強していないことになります。企業から「あなたは大学で何を学びましたか?」の質問に、どのように答えるのでしょうか。
私は就職協定を復活させ、大学4年生夏からの就職活動、あるいは大学卒業単位の取得(見込みではなく)済みを内定の条件にするなど就職と勉強を明確に区別し、「大学でこれを勉強した」と堂々と言えるような状態にすべきであると思います。
その方が、結果として時間の浪費が少なくて済むのではないかと思います。その意味では、早いうち、それこそ中学校や高校程度から企業説明会やインターンなど、企業を知る活動を推進すべきであるとも思います。
就職活動は大学卒業「後」に、新卒既卒関係無く、通年採用一本にすればいいと思うよ。その方が卒論修論で何をやったか、専門分野は何か,どんな成果を出したか、学会での評価はどうだったかなどなどを直接評価できるんだから。
そもそも学部3年なんてまだ卒研も始まってない(よね?)時期に、いったい今まで人事は何を見て採用していたというのだろう。#人柄?だったら、高卒で採ればいいじゃん。
或いは採用自体は早くしてもいいけれど、
1、学生は、複数の内定/内々定を保持しても構わない。また企業側はそれを邪魔してはならない。2、学生が内定/内々定に大して最終的に企業に返答するのは卒業後に限る。また企業側は卒業前に学生側とコンタクトをとってはならない。3、企業側が内定/内々定を取り消した際は、初任給3ヶ月分以上の違約金を支払うことを、契約書に明記する。
としてもいいと思う。そうすれば100年に一人の天才などを除き、青田刈りは自然消滅することでしょう。まあ、経団連、特に青田刈りの常連であるマスコミがそれに賛成するとは思えないけどさ。
3、企業側が内定/内々定を取り消した際は、初任給3ヶ月分以上の違約金を支払うことを、契約書に明記する。
これはあっても良いと思いますが、フェアではありませんね。
4.学生側が内定/内々定を不公正な都合で辞退、もしくは卒業不可能となった場合は初任給3ヶ月分以上の違約金を支払うことを、契約書に明記する。
これも追加が必要ではないでしょうか。
そもそも、労働市場の力関係で決まるので等価にする必要すらありません。現状だと当然ですが被採用側が不利な条件になります。
# 行政が手を出すと、採用側は別の抜け道に逃げるだけ~
それは優秀な(あるいは優秀になるであろう)学生の為にはなるけどそうでない学生の為にはならないなぁ
実際にそんなルールになったら、微妙なレベルの学生に内定出す企業なんか無くなるよ
ネカフェ難民をなくすために、ネカフェでの宿泊を禁止して「これでネカフェ難民は居なくなった、めでたし、めでたし」と、暖かい部屋で悦に浸ってる感じというか
世の中、残念ながら溢れちゃう人も居るんですよ
微妙なレベルの学生は、微妙なレベルの会社が採用するので問題ないのでは?
> 世の中、残念ながら溢れちゃう人も居るんですよいい企業に入れた人から見たら、微妙なレベルの会社に就職した人は溢れて消えちゃったように見えるかもしれないけど。
同意です。
現在の新卒採用制度だと,新卒採用時期(就職活動時期)と採用(入社)の時間的な差があり,正規雇用の労働市場の需要と供給が硬直化しているように思います。
2年後の業績なんて,採用担当どころか経営者も(,株主も)予測以上はできないのですから,採用時期と採用の間隔を可能な限り短くして,同時に「新卒採用」制度から新卒も中途も同じように通年採用する方が,企業も柔軟な採用が可能でですし,労働者も就職・転職しやすくなり,正規雇用の労働市場が活性化するのではないでしょうか?
「一旦採用してしまうと簡単に解雇できない」リスクは、新卒採用でも通年採用でも変わらないんじゃないかな?
むしろ、どうなるか読めない2年先の4月に採用する人材を“今”確保することが、企業にとってどれだけリスク軽減になるのか教えて欲しいです。
好況で人材不足になるリスクよりも、不況時に好況の時に内定出した余剰のしかも即戦力にならない新卒の人員を抱える方が高いリスクだと思いますが。
前コメントの趣旨は、内(々)定時期と入社時期の時間的な拡大がリスクを招いているのでないかという意見に対して、 (#1699278) で「新卒一括採用のメリットは労使ともにリスクが軽減」するとコメントしたことは妥当なのか?という疑問でした。
また、正規雇用の硬直性によるネック(ボトルネック)は、使用者側から見た場合、労働力調整で対応困難な危険因子わけですので、リスクとして解釈しました。リスクは危機管理の概念なので、労働市場の硬直性のようなボトルネックもリスクとして処理すべき案件だと思います。
了解です。本を探してみます。
就職活動に多大な時間を掛ける学生ってのは、そもそも優秀じゃないから。「一山幾ら」の人材に対して学業の成果なんて余り期待しません。大学で周り見てれば分かるでしょうに。
就職活動を冷たく切り捨てる企業ってのは、そもそも優秀じゃないから。「一山幾ら」としか求職者を見ない企業に対して、偶然の採用以外余り期待しません。実社会で周り見てれば分かるでしょうに。
# 就職活動時代、企業の期待する人材像(どう考えても無いものねだり)にうんざりしましたっけ。
>就職活動に多大な時間を掛ける学生ってのは、そもそも優秀じゃないから。
その理屈だと
好景気な時(例えば2007年くらい)には優秀な学生が大量生産され、就職氷河期(例えば2009年)には優秀な学生はほとんど絶滅したんですね。僅か1~2年で。
いやあ不思議な現象だ。
>僅か1~2年で。義務教育における「総合的な学習の時間」「時間のゆとり」の導入以前・以後の世代であるという差があります
その差から桶屋に至る論理展開や如何に
>資格の価値なんて、希少価値以外にはありません。それは「価値」ではなく「価格」或いは「値段」だと思う。
資格は技能証明書(and 許可証)。それ以上でも以下でもない。例えば普通自動車免許は自動車を運転できる技能証明書であり許可証。
それが社会で必要とされるより少ない人間しか取得できていなければ、その資格を持つ者の値段(≒給与)は上がるし、多くなれば値段は下がる。現在では自動車免許は特殊技能ではないから値段は下がるが、それが持つ価値自体はなんら変わりがない。
>うーん、企業は矛盾してますからねー。単なる建て前と本音。
>>うーん、企業は矛盾してますからねー。>単なる建て前と本音。余分なつっこみですね。元書き込みにはこのようにかかれてます。
>>ポジショントークって凄いなーと。
#自分に陶酔してる?
誰に向けての問いかけかで異なるかと思います。
大学生から学ぶ楽しさ研究の奥深さなど企業の採用活動のせいで、高等教育の機会を奪っているという指摘であれば、その通りだと思います。しかし、これは大学生目線での指摘です。
企業にとって、学士予定者を「学んだ内容によって選別する」ことは、あまり一般的ではないと思います。# 修士、博士に関しては研究内容/実績には一定のウェイトを置く企業が多いかと思います。
つまり、以下のような問いを企業は行いません。
企業から「あなたは大学で何を学びましたか?」の質問に、どのように答えるのでしょうか。
なぜならば、学んだ内容で採用するわけではないからです。(前述の通り、修士や博士は異なります)例えば「コンクリート小型試験片の加速試験結果による材料特性」と「源氏物語へのマルコフ適用による作者推定」とを比較して、どちらの学生が優れているか(例えば営業に向いているのはどちらの学生か?)を判断する基準を企業は持ちません。
学士習得見込み者は、単に「大学を入学する学力を持っている、22~24歳の若者」として採用面接に臨むことになります。その為、実質的に大学入学歴による判断(大学で何を学んだかよりもその大学に入れたことを評価する)が横行したり、年次構成を歪にしないために採用人数を調整したり、アルバイトやサークルでの経験を面接で聞いたりすることになるわけです。# 繰り返しになりますが、学んだ内容で採用したい修士/博士/一部の学士も存在しますし、そういった学生に来ていただけるよう企業側も研究室訪問を行うなどの採用活動は行っています。# また入社後に活躍してくれそうな学生さんをどうすれば見極められるか、毎年試行錯誤している人事が多いです。
大学は研究/教育の最高機関である最高学府なのだから、学生には学ぶ事に専念して欲しいし社会もそう配慮するべきだという指摘はごもっともだと思いますし、現状は嘆かわしいという点にも同意します。しかしそれは「企業にとっては、大学で何を学んだかは別にどうでも良い」という現状も認識した上でなければ、単なる愚痴になってしまうかと思います。# 荒らしモデ付けられそうだけどあえてID
>しかしそれは「企業にとっては、大学で何を学んだかは別にどうでも良い」という現状も認識した上でなければ、単なる愚痴になってしまうかと思います。
ここでいう「企業」とはなんぞや?というのがあると思いますね。
現場レベルでは大学で何を学んだかは重要だし、経営者的にも自社の利益を最大化するために重要だ。
けれど、それが「人事部主導による青田刈り採用にも中途採用にも反映されてない」というだけの話。
平たく言えば「人事部=企業」ではない。大学で何を学んだかを見てないのは人事部の都合でしかないよ。
> なぜならば、学んだ内容で採用するわけではないからです。(前述の通り、修士や博士は異なります)
けど、修士の学生も、修士1年の冬くらいから就職活動をはじめるようです。確かに、学部就職する学生よりも勉強できる期間は丸2年遅くなりますが、その2年のうち、1年半ほどは学部で過ごした期間で、大学院での学習期間はたったの半年です。
大学ってモラトリアムでしょ?
新兵「大学なんてモラトリアムだろ!」老兵「そう言っていた連中は、皆NEETになったよ…」
キヤノン大学を作れって事ですね。
> 就職と勉強を明確に区別し、「大学でこれを勉強した」と堂々と言えるような> 状態にすべきであると思います。言葉のあやかもしれないが、俺ならそんな奴はマイナス評定するね。大学で勉強してきた内容が重要なんじゃなくて、それを取っかかりにして、自分なりに頑張ってきたことの方がよっぽど重要なんだから、そんな堂々とアピールすることではない。
「アピールしない」と「アピールできない」をどう区別するかが課題だな。#どうせほとんどの奴は「アピールできない」だろうし。
教授のもと准教授、助教、博士、修士、卒研というヒエラルキーに組み込まれて、上から降ってきた実験だけをやってれば「研究してた」ことになって「電卓」ばかり乱造している理系大学の学生が「学んだ」ことってなんなんすかね。
理系研究職なんて、大学でこれを研究していた、「しか」聞かれないじゃないか。どれだけの人が自分の人間性をアピールして、それを受け入れた企業に入ったのよ。「○○先生のところで□□を(君これね、と与えられたので)研究しています」「□□というのは(先生や上の人が考えた)こういう用途があります(そのために朝から晩まで言われた計算ばっかりしています)」なんて面接で言ってればいいもんな。つまるところ企業が求めているのも人じゃなくてその分野用の電卓でしかないわけで。
社会人に聞いた意外と役に立っている学生時代の経験ランキング [goo.ne.jp]
>> 就職協定が無くなった後、大学3年~4年までの2年間、ゼミや研究よりも就職活動がメインということも珍しくありません。
それを言ったら,修士卒なんて,修士課程に在学する2年間はほぼまるごと就職活動に費やされているのが今の標準レベルです.まともに研究なんてやってなくても皆そのまま卒業(修了)していきます.
他の人も書いていますが,今の就職活動は前提として「卒業直後の4月1日に一斉に新人として入ってくる」という制度があるわけで,もう新卒至上主義でやっていける時代じゃないと思うんですけどね.欧米のように「卒業できることが確定するまで就職活動を受け付けない(つまり,新卒は卒業後の6月とか7月とかに入社してくる)」「中途も新卒も通年で適時採用」とするべきだと思うんですが,まぁそんなことをやろうとすると人事が大変だから,絶対に実現されないんでしょうね.
#つまり,端的にいえば人事の手抜きのために世の中がおかしくなっているのが現状ですね.
これまた乱暴な議論かもしれないですが、これから20年~30年勤める意気込みの会社をたかだか2~3ヶ月で決めて良いのかという観点はないのかなと
私のころはまだ協定があってそれもよく守られていたほうなので、企業研究?なにそれみたいな状況でそれまでは資料請求とかのんびりしてたのに解禁日から急にあわただしくなって・・という感じでした。
受験勉強だって1年近くかけているのでしょうし、就職活動だって1年かけても良いのでは。ただ受験勉強は放課後だけど、日中帯の活動が前提の就職活動はちょっと事情が違うかな?
中途の即戦力ならともかく、新卒が前提なんだから、ここははずせないでしょう。
「御社の中で3~5年勤めたらキャリアアップのために転職します」なんて雰囲気をかもし出す新卒をイキがいい!みたいに解釈して採用する採用担当がいたらアホとしか言いようがない。
そんなのがいたらうちの会社は学校じゃないと一蹴すべき
新卒の言い分としては「即戦力として使ってください。要らなくなったら解雇してもらって構いません」ではないかと。
#即戦力にならない新卒も、外から入ってきた人を即戦力として使えない企業も怠慢過ぎる。
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Stableって古いって意味だっけ? -- Debian初級
大学とは何か (スコア:4, すばらしい洞察)
フレームの元覚悟で、あえて言います。
大学の意味とは何でしょうか。
就職協定が無くなった後、大学3年~4年までの2年間、
ゼミや研究よりも就職活動がメインということも珍しくありません。
それならば、基礎教養程度しか深く勉強していないことになります。
企業から「あなたは大学で何を学びましたか?」の質問に、どのように答えるのでしょうか。
私は就職協定を復活させ、大学4年生夏からの就職活動、あるいは
大学卒業単位の取得(見込みではなく)済みを内定の条件にするなど
就職と勉強を明確に区別し、「大学でこれを勉強した」と堂々と言えるような
状態にすべきであると思います。
その方が、結果として時間の浪費が少なくて済むのではないかと思います。
その意味では、早いうち、それこそ中学校や高校程度から企業説明会やインターンなど、
企業を知る活動を推進すべきであるとも思います。
Re:大学とは何か (スコア:4, 興味深い)
就職活動は大学卒業「後」に、新卒既卒関係無く、通年採用一本にすればいいと思うよ。
その方が卒論修論で何をやったか、専門分野は何か,どんな成果を出したか、学会での
評価はどうだったかなどなどを直接評価できるんだから。
そもそも学部3年なんてまだ卒研も始まってない(よね?)時期に、いったい今まで
人事は何を見て採用していたというのだろう。
#人柄?だったら、高卒で採ればいいじゃん。
或いは採用自体は早くしてもいいけれど、
1、学生は、複数の内定/内々定を保持しても構わない。また企業側はそれを邪魔してはならない。
2、学生が内定/内々定に大して最終的に企業に返答するのは卒業後に限る。また企業側は卒業前に学生側とコンタクトをとってはならない。
3、企業側が内定/内々定を取り消した際は、初任給3ヶ月分以上の違約金を支払うことを、契約書に明記する。
としてもいいと思う。
そうすれば100年に一人の天才などを除き、青田刈りは自然消滅することでしょう。
まあ、経団連、特に青田刈りの常連であるマスコミがそれに賛成するとは思えないけどさ。
Re:大学とは何か (スコア:1)
これはあっても良いと思いますが、フェアではありませんね。
4.学生側が内定/内々定を不公正な都合で辞退、もしくは卒業不可能となった場合は初任給3ヶ月分以上の違約金を支払うことを、契約書に明記する。
これも追加が必要ではないでしょうか。
Re: (スコア:0)
企業が学生から契約破棄されるリスクと学生が企業から契約破棄されるリスクは違うのだから、それに応じたプレミアムを乗せないと等価にはならないよ。
Re: (スコア:0)
そもそも、労働市場の力関係で決まるので等価にする必要すらありません。
現状だと当然ですが被採用側が不利な条件になります。
# 行政が手を出すと、採用側は別の抜け道に逃げるだけ~
Re:大学とは何か (スコア:1)
>その方が卒論修論で何をやったか、専門分野は何か,どんな成果を出したか、学会での
>評価はどうだったかなどなどを直接評価できるんだから。
>
>そもそも学部3年なんてまだ卒研も始まってない(よね?)時期に、いったい今まで
>人事は何を見て採用していたというのだろう。
>#人柄?だったら、高卒で採ればいいじゃん。
そんなことやってたら営業が採れないじゃない。
>3、企業側が内定/内々定を取り消した際は、初任給3ヶ月分以上の違約金を支払うことを、契約書に明記する。
まだ契約してないよ。
雇うコストを上回る利益を期待しなきゃ人なんか雇えんよ。
もちろんそれだけではないが、雇用の理由にそれがないのは企業じゃないだろ。
Re:大学とは何か (スコア:1)
結果的に企業は大卒採用ではなく中途採用しかしなくなくなるのでは。
#就職浪人製造システム
ドウシテオレハ、ココニイルンダ!
Re: (スコア:0)
それは優秀な(あるいは優秀になるであろう)学生の為にはなるけど
そうでない学生の為にはならないなぁ
実際にそんなルールになったら、微妙なレベルの学生に内定出す企業なんか無くなるよ
ネカフェ難民をなくすために、ネカフェでの宿泊を禁止して
「これでネカフェ難民は居なくなった、めでたし、めでたし」
と、暖かい部屋で悦に浸ってる感じというか
世の中、残念ながら溢れちゃう人も居るんですよ
Re: (スコア:0)
微妙なレベルの学生は、微妙なレベルの会社が採用するので問題ないのでは?
> 世の中、残念ながら溢れちゃう人も居るんですよ
いい企業に入れた人から見たら、微妙なレベルの会社に就職した人は溢れて消えちゃったように見えるかもしれないけど。
Re: (スコア:0)
同意です。
現在の新卒採用制度だと,新卒採用時期(就職活動時期)と採用(入社)の時間的な差があり,正規雇用の労働市場の需要と供給が硬直化しているように思います。
2年後の業績なんて,採用担当どころか経営者も(,株主も)予測以上はできないのですから,採用時期と採用の間隔を可能な限り短くして,同時に「新卒採用」制度から新卒も中途も同じように通年採用する方が,企業も柔軟な採用が可能でですし,労働者も就職・転職しやすくなり,正規雇用の労働市場が活性化するのではないでしょうか?
Re: (スコア:0)
新卒一括採用のメリットは労使ともにリスク(リターンではないですよ)が軽減されることですから、それを止めるのなら何かで埋め合わせる必要があります。
Re: (スコア:0)
「一旦採用してしまうと簡単に解雇できない」リスクは、新卒採用でも通年採用でも変わらないんじゃないかな?
むしろ、どうなるか読めない2年先の4月に採用する人材を“今”確保することが、企業にとってどれだけリスク軽減になるのか教えて欲しいです。
好況で人材不足になるリスクよりも、不況時に好況の時に内定出した余剰のしかも即戦力にならない新卒の人員を抱える方が高いリスクだと思いますが。
Re: (スコア:0)
あなた> 「一旦採用してしまうと簡単に解雇できない」リスクは、
あなたは「リスク」という言葉を誤解しているようです。(別の箇所ですが、私は「リターンではない」と但し書きしました)
申し訳ないのですが、うまく説明する自信もないので適当な本をあたってください。
Re: (スコア:0)
前コメントの趣旨は、内(々)定時期と入社時期の時間的な拡大がリスクを招いているのでないかという意見に対して、 (#1699278) で「新卒一括採用のメリットは労使ともにリスクが軽減」するとコメントしたことは妥当なのか?という疑問でした。
また、正規雇用の硬直性によるネック(ボトルネック)は、使用者側から見た場合、労働力調整で対応困難な危険因子わけですので、リスクとして解釈しました。リスクは危機管理の概念なので、労働市場の硬直性のようなボトルネックもリスクとして処理すべき案件だと思います。
了解です。本を探してみます。
Re: (スコア:0)
リストラ真っ最中の会社といえども幹部候補社員は少しずつでも入社させたいわけです。
中途採用はいつ誰が応募するかわかりませんのでハイリスクであり、新卒採用は学生をまとめて長めの期間、選考できますからローリスクだと言えます。
いったん雇用してしまうとあとは人件費がすでに分かっている金額がかかります。解雇が簡単であれば人件費(の見込み)は大幅に下がるでしょう。
ということは、簡単に解雇ができない状況の人件費(見込み)の割り増し分を、雇用に「リスクを取らない」ことで埋め合わせなければなりません。
Re: (スコア:0)
青田刈り じゃなくて、青田買い ね。
Re: (スコア:0)
×青田刈り
○青田買い
Re:大学とは何か (スコア:3, すばらしい洞察)
就職活動に多大な時間を掛ける学生ってのは、そもそも優秀じゃないから。
「一山幾ら」の人材に対して学業の成果なんて余り期待しません。
大学で周り見てれば分かるでしょうに。
Re: (スコア:0)
就職活動を冷たく切り捨てる企業ってのは、そもそも優秀じゃないから。
「一山幾ら」としか求職者を見ない企業に対して、偶然の採用以外余り期待しません。
実社会で周り見てれば分かるでしょうに。
# 就職活動時代、企業の期待する人材像(どう考えても無いものねだり)にうんざりしましたっけ。
Re: (スコア:0)
>就職活動に多大な時間を掛ける学生ってのは、そもそも優秀じゃないから。
その理屈だと
好景気な時(例えば2007年くらい)には優秀な学生が大量生産され、
就職氷河期(例えば2009年)には優秀な学生はほとんど絶滅したんですね。
僅か1~2年で。
いやあ不思議な現象だ。
Re: (スコア:0)
>僅か1~2年で。
義務教育における「総合的な学習の時間」「時間のゆとり」の導入以前・以後の世代であるという差があります
Re:大学とは何か (スコア:2)
その差から桶屋に至る論理展開や如何に
言ってないことに反論するなよ
Re: (スコア:0)
>好景気な時(例えば2007年くらい)には優秀な学生が大量生産され、
>就職氷河期(例えば2009年)には優秀な学生はほとんど絶滅したんですね。
「好景気だろうが氷河期だろうが優秀な学生は就職活動に多大な時間を掛けない」ってことを言いたいのでは?
元コメントは優秀な学生についてな何も書いてないですね。
なんで優秀な学生が大量生産とか、絶滅とかいう話が出てきたんですか?
Re: (スコア:0)
でも、業界研究やら企業調査やらを含めるならまったく同意できない。
むしろ優秀な学生ほど、下手すれば高校、中学ごろからやってることでしょう。
Re:大学とは何か (スコア:3, 興味深い)
資格の価値なんて、希少価値以外にはありません。
大卒が増えた段階で、大学の意味なんて無くなっています。
> 企業を知る活動を推進すべき
うーん、企業は矛盾してますからねー。
学歴主義の割りに、日本の大学には期待していないと言ってみたり。
期待していないはずが、大学が発明した物をただ同然で貰えないかウロウロしてみたり。
大学がきちんとSE教育をしないのがイケナイと言ったそばから
入社した学生には、勉強なんかしなくて良いから、泥のように働けと言ってみたり。
ポジショントークって凄いなーと。
Re:大学とは何か (スコア:1)
>資格の価値なんて、希少価値以外にはありません。
それは「価値」ではなく「価格」或いは「値段」だと思う。
資格は技能証明書(and 許可証)。それ以上でも以下でもない。
例えば普通自動車免許は自動車を運転できる技能証明書であり許可証。
それが社会で必要とされるより少ない人間しか取得できていなければ、
その資格を持つ者の値段(≒給与)は上がるし、多くなれば値段は下がる。
現在では自動車免許は特殊技能ではないから値段は下がるが、
それが持つ価値自体はなんら変わりがない。
>うーん、企業は矛盾してますからねー。
単なる建て前と本音。
Re: (スコア:0)
>>うーん、企業は矛盾してますからねー。
>単なる建て前と本音。
余分なつっこみですね。元書き込みにはこのようにかかれてます。
>>ポジショントークって凄いなーと。
#自分に陶酔してる?
Re:大学とは何か (スコア:3, 興味深い)
誰に向けての問いかけかで異なるかと思います。
大学生から学ぶ楽しさ研究の奥深さなど企業の採用活動のせいで、高等教育の機会を奪っているという指摘であれば、その通りだと思います。
しかし、これは大学生目線での指摘です。
企業にとって、学士予定者を「学んだ内容によって選別する」ことは、あまり一般的ではないと思います。
# 修士、博士に関しては研究内容/実績には一定のウェイトを置く企業が多いかと思います。
つまり、以下のような問いを企業は行いません。
なぜならば、学んだ内容で採用するわけではないからです。(前述の通り、修士や博士は異なります)
例えば「コンクリート小型試験片の加速試験結果による材料特性」と「源氏物語へのマルコフ適用による作者推定」とを比較して、どちらの学生が優れているか(例えば営業に向いているのはどちらの学生か?)を判断する基準を企業は持ちません。
学士習得見込み者は、単に「大学を入学する学力を持っている、22~24歳の若者」として採用面接に臨むことになります。
その為、実質的に大学入学歴による判断(大学で何を学んだかよりもその大学に入れたことを評価する)が横行したり、年次構成を歪にしないために採用人数を調整したり、アルバイトやサークルでの経験を面接で聞いたりすることになるわけです。
# 繰り返しになりますが、学んだ内容で採用したい修士/博士/一部の学士も存在しますし、そういった学生に来ていただけるよう企業側も研究室訪問を行うなどの採用活動は行っています。
# また入社後に活躍してくれそうな学生さんをどうすれば見極められるか、毎年試行錯誤している人事が多いです。
大学は研究/教育の最高機関である最高学府なのだから、学生には学ぶ事に専念して欲しいし社会もそう配慮するべきだという指摘はごもっともだと思いますし、現状は嘆かわしいという点にも同意します。
しかしそれは「企業にとっては、大学で何を学んだかは別にどうでも良い」という現状も認識した上でなければ、単なる愚痴になってしまうかと思います。
# 荒らしモデ付けられそうだけどあえてID
Re:大学とは何か (スコア:2)
>しかしそれは「企業にとっては、大学で何を学んだかは別にどうでも良い」という現状も認識した上でなければ、単なる愚痴になってしまうかと思います。
ここでいう「企業」とはなんぞや?というのがあると思いますね。
現場レベルでは大学で何を学んだかは重要だし、
経営者的にも自社の利益を最大化するために重要だ。
けれど、それが
「人事部主導による青田刈り採用にも中途採用にも反映されてない」
というだけの話。
平たく言えば「人事部=企業」ではない。
大学で何を学んだかを見てないのは人事部の都合でしかないよ。
Re:大学とは何か (スコア:1)
> なぜならば、学んだ内容で採用するわけではないからです。(前述の通り、修士や博士は異なります)
けど、修士の学生も、修士1年の冬くらいから就職活動をはじめるようです。
確かに、学部就職する学生よりも勉強できる期間は丸2年遅くなりますが、その2年のうち、1年半ほどは学部で過ごした期間で、大学院での学習期間はたったの半年です。
1を聞いて0を知れ!
Re:大学とは何か (スコア:2)
大学ってモラトリアムでしょ?
Re:大学とは何か (スコア:1, おもしろおかしい)
新兵「大学なんてモラトリアムだろ!」
老兵「そう言っていた連中は、皆NEETになったよ…」
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re:大学とは何か (スコア:2)
キヤノン大学を作れって事ですね。
Re: (スコア:0)
Re:大学とは何か (スコア:1, すばらしい洞察)
> 就職と勉強を明確に区別し、「大学でこれを勉強した」と堂々と言えるような
> 状態にすべきであると思います。
言葉のあやかもしれないが、俺ならそんな奴はマイナス評定するね。
大学で勉強してきた内容が重要なんじゃなくて、それを取っかかりにして、
自分なりに頑張ってきたことの方がよっぽど重要なんだから、そんな堂々とアピールすることではない。
Re: (スコア:0)
「アピールしない」と「アピールできない」をどう区別するかが課題だな。
#どうせほとんどの奴は「アピールできない」だろうし。
Re: (スコア:0)
教授のもと准教授、助教、博士、修士、卒研というヒエラルキーに
組み込まれて、上から降ってきた実験だけをやってれば「研究してた」ことになって
「電卓」ばかり乱造している理系大学の学生が「学んだ」ことってなんなんすかね。
理系研究職なんて、大学でこれを研究していた、「しか」聞かれないじゃないか。
どれだけの人が自分の人間性をアピールして、それを受け入れた企業に入ったのよ。
「○○先生のところで□□を(君これね、と与えられたので)研究しています」
「□□というのは(先生や上の人が考えた)こういう用途があります(そのために朝から晩まで言われた計算ばっかりしています)」
なんて面接で言ってればいいもんな。つまるところ企業が求めているのも人じゃなくてその分野用の電卓でしかないわけで。
社会人に聞いた意外と役に立っている学生時代の経験ランキング [goo.ne.jp]
Re: (スコア:0)
採用側から見ると、乱造された「電卓」レベルなんて要らないのよ。
研究していたこと「しか」聞かれない、って言ってるようでは、その質問の裏にあった「この人は自発的・自律的に動いた人かどうか」という質問者の観点に気が付いてないですね。
先生の受け売りは1~2分で分かりますよ。 その先を語れるかどうかを見られるんですから、それを「アピール」するんです。
(面接で通り一遍のことしか聞かれないのに… って不満を言う若者は、もう一度考え直したほうが良いと思う)
Re: (スコア:0)
「意外と」っていうからには、はじめから役に立つと予想されている内容は出てこないランキングですな。そして、ランク付けは、「どれだけ役に立ったか」という軸と、「どれだけ意外か」という軸が混ざることで評価が難しくなってますな。
Re: (スコア:0)
>> 就職協定が無くなった後、大学3年~4年までの2年間、ゼミや研究よりも就職活動がメインということも珍しくありません。
それを言ったら,修士卒なんて,修士課程に在学する2年間はほぼまるごと就職活動に費やされているのが今の標準レベルです.まともに研究なんてやってなくても皆そのまま卒業(修了)していきます.
他の人も書いていますが,今の就職活動は前提として「卒業直後の4月1日に一斉に新人として入ってくる」という制度があるわけで,もう新卒至上主義でやっていける時代じゃないと思うんですけどね.欧米のように「卒業できることが確定するまで就職活動を受け付けない(つまり,新卒は卒業後の6月とか7月とかに入社してくる)」「中途も新卒も通年で適時採用」とするべきだと思うんですが,まぁそんなことをやろうとすると人事が大変だから,絶対に実現されないんでしょうね.
#つまり,端的にいえば人事の手抜きのために世の中がおかしくなっているのが現状ですね.
Re: (スコア:0)
これまた乱暴な議論かもしれないですが、これから20年~30年勤める意気込みの会社を
たかだか2~3ヶ月で決めて良いのかという観点はないのかなと
私のころはまだ協定があってそれもよく守られていたほうなので、
企業研究?なにそれみたいな状況でそれまでは資料請求とかのんびりしてたのに
解禁日から急にあわただしくなって・・という感じでした。
受験勉強だって1年近くかけているのでしょうし、就職活動だって1年かけても
良いのでは。ただ受験勉強は放課後だけど、日中帯の活動が前提の
就職活動はちょっと事情が違うかな?
Re: (スコア:0)
私は九月から就職サイトで企業選び程度はしていましたけど、実験のレポートや授業の課題なんかで忙しくて・・・
就職活動がこれでホントにできるのかという感じでしたね。
今はテスト目前にしてSPI2とテスト勉強を同時にしている感じですが、企業選びの多くは昨年のうちにしておくのが通例な様ですね。
受験勉強は点数で正答という評価基準でしっかりと結果が残せますが、就活は面接やエントリーシートなど明確な基準がなく、人柄なんてものまで評価されます。
学力なんてよほどのことがない限り自助努力でどうにかなりますが、人間性を問われるものを一年もやってたら虚しいと思います^^;
Re: (スコア:0)
生活費を稼ぐためと割り切れば5分で決めてもあまり問題ではないし、一生の誇りに思える
仕事に就こうとか考えるなら1年掛けても足りるかどうかは微妙でしょう。
そんなわたしは、フリーターを脱却しようと親父に泣きついてコネで何箇所か紹介してもらって、
資料を眺めてから勤務地が一番近かったところに5分で決めましたが。
Re: (スコア:0)
この辺から意識改革が必要でしょうねぇ。
Re: (スコア:0)
中途の即戦力ならともかく、新卒が前提なんだから、
ここははずせないでしょう。
「御社の中で3~5年勤めたらキャリアアップのために転職します」
なんて雰囲気をかもし出す新卒をイキがいい!みたいに解釈して
採用する採用担当がいたらアホとしか言いようがない。
そんなのがいたらうちの会社は学校じゃないと一蹴すべき
Re: (スコア:0)
新卒の言い分としては
「即戦力として使ってください。要らなくなったら解雇してもらって構いません」
ではないかと。
#即戦力にならない新卒も、外から入ってきた人を即戦力として使えない企業も怠慢過ぎる。
Re: (スコア:0)
出て行かれるような企業はその程度でしかないと自省すべきだし、
そういう奴には、「あんたより優秀な奴が中途で取れたら覚悟してね」と
遠慮なく言えるようになるべき。
Re: (スコア:0)
企業の採用活動の開始が早いことではなく、学生の就職活動期間が長いことが直接的な問題でしょう。
企業の採用活動開始時期を遅くすることは「就職活動期間の終わりは大学卒業時より前にある」
という暗黙の前提に基づく、就職活動期間の長さに制約を加える手段の一つでしかないと思います。
ところが、最近は就職浪人したり就職決まらないまま卒業する学生がいたりなど
その前提がところにより崩れつつあるので、単に企業側で採用活動の開始時期を
遅くしたところで学生の就職活動期間の短縮にはつながらないのではないかと思います。
就職協定があった時代は、おそらく就職活動期間のお尻も頭も決まっていた
happyな時代だったのでしょうが、だからといって今就職協定を復活させて
期間の頭を決めれば昔のように行くかというと、きっとそうはならないだろうと思います。
(きっと、期間のお尻が決まらなくなった点がネックになるでしょう)