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日本の法律だとサルは生き"物"だから、撮影の特殊な器材となって撮影者(人)が権利者なんじゃないかと。海外でも同じ気がしますが、被写体の動物に肖像権があるぐらいの国もありそうだな。ペットの猿にカメラを持たせて撮った別の人に飼われている猿の映像に色々な権利が絡みそう。
日本ではむしろ動物の愛護及び管理に関する法律に基づき「動物に無理やりカメラを持たせるなどとは虐待であり言語道断」とかいう話には・・・・ならないかな。
あと一般的にペットが行った行為についてはその所有者が責任を取るので、写真の著作権はこの猿の所有者に帰属するのが妥当かと。んが、国立公園に生息する(野生の?)猿なので、国立公園の管理者=国ってことでこの写真も国の物?
#うーん余計わからなくなってきたgesaku
ペットが(おそらく)故意に他人に噛み付いたとして、飼い主の故意が認定されるわけではないですよね。あくまで、ペットの管理を怠ったという過失。
これは、ペット(管理下の動物)じゃなくても変わらないと思います。仮に、猿が奪ったのがカメラではなく銃で、そして猿による発砲で人が殺傷されたら、銃の管理に不備があったとして、銃所有者の過失責任が問われうるように思います。
ただ、動物の行為について、犯罪や不法行為の責任を負うということと、権利を受けるということとは、同一視されるべきものなのかという疑問があります。
また、過失責任と同一視する場合、当事者の意図しない結果である過失と、当事者の思想・感情を創作的に表現する著作物とは、相反するのではないかという疑問があります。
>ペットが(おそらく)故意に他人に噛み付いたとして、飼い主の故意が認定されるわけではないですよね。
飼い犬が歩行者にかみついた事故で飼い主が傷害罪に問われたケースがあります。
銃の例示がありましたが、日本では銃刀法によって所持が厳しく規制されていますので、銃の管理責任を問われるのは当然でしょう。ではアメリカなどではどうなのでしょう? 私はわかりません。
>過失責任と同一視する場合、当事者の意図しない結果である過失と、当事者の思想・感情を創作的に表現する著作物とは、相反するのではないか
シャッターを押す、という行為をどうとらえるかだと思いますが、シャッターに(自然現象によって)なにかが当たって押された、ということと、猿が(シャッターという認識は無くても)能動的に押した、ということは分けてもいいのではないでしょうか。
#ますますわからなくなってきたgesaku
アメリカでも銃の管理責任はありますよ。親の留守中に子供がいじって発射させてしまって親が逮捕された事件とかよくありますね。
だからそれは管理責任であって飼い主がかみつかせた良いとが認定されたわけではないって事でしょ。2行目省いた編集トリックになってますよ。
少なくとも法的に野生の猿の著作性を考慮している例はないんじゃないの?個人的にどう思うかは好き好きだけど。
ペットが人を殺したら準殺人罪ですよ
「ペットが人を殺したら」傷害致死罪になる事はあっても殺人罪にはならん「ペットに人を殺させたら」殺人罪になるだろうけどなつか「準殺人罪」って何だ?
向こうの法律にそういう項目があるということでしょう。たぶん。
サルが権利者だ、って話じゃなく、偶然に撮れたものなので個人の創作物ではない、という理屈。撮影者というか写真の第一所有者(?)が彼なのは誰も疑わないが、その写真はどう扱ってもいいよね、って感じ。「飼ってるサルに意図的にカメラを持たせて撮影させた」だったら話が変わってくる。
「サルに撮らせるよう仕組んだ」のではなく「サルに奪われ、偶然撮れた」ということなのですよね。で、状況をカメラマンに不利に見たら「奪われた後はカメラマンの創作物とは認めない」となり、有利に見たら「撮影するためにサルの場所に行ったのだから、経緯はどうあれカメラマンの創作努力によるものだ」となるわけで。
…個人的には、カメラに写ったものは原則としてカメラの所有者の著作物と”みなし”ておく方が好みなのですが。(その上で、写ったモノの創作性が薄いから却下、写ったモノが他人の権利物だから云々、となっていく)勝手に写ったものだからパブリックドメインだもん!とか言うと、なんかそのカメラの持ち主の権利が弱すぎる気がする。
#それはそれとして、この話題自体は古いものですよね。長年何度もやりとりしてる話。
今頃「偶然猿が撮ったなんて話題性目当てで話を膨らまさなきゃよかった」と後悔してたりして。
偶然猿が撮った写真だからこそ価値があるって事は本人が一番良く知ってる筈。そうでなきゃ偶然猿が撮った?ありゃウソだって言ってる。
これが「猿がカメラを触って面白い写真が撮れるかもしれないからわざと放置しておいた」なら、そこに置くことの意図があるわけで、著作性も主張できるのですが、「カメラを偶然置き忘れて気がついたら猿が触っていた」では意図も何もなかった分著作性の主張はかなり難しくなるのではないかと思います。
自動生成された文章やプログラムについては、著作性が認められないという判例もあったと記憶してますし。
借り物のカメラで撮った場合はどうなるのっと。
結局ここに収斂しそうな気もする。ただそこにカメラがあるだけでは、この作品は生じ得なかった。
カメラを設置し、SDカードをセットし、露出やフォーカスを(オートであっても)設定し、カメラを回収しSDからデータを抽出し、(デジイチであればおそらく)現像するまでカメラマンがやってるんだよね。
セルフポートレートを撮るのに自分と似た人で画角やポーズを決め、「(タイマーやリモートレリーズを使わず)シャッターのみ他の誰かに押させる」という行為の結果はどーなるんすかねえ。
#ネコじゃないモン?
もちろん、画角やポーズを決めた人に著作権が発生しますよ。その人しか創作性を発揮していないので。
このカメラマンに弟子がいたとしたら、その弟子が撮影した写真の権利は師匠のものになってそう。
面白い形の大根だろうが流木だろうが、猿が触ってたカメラに保存されていた画像であろうが、できあがったものに芸術性を見いだしてそれらしい曰くを付与した上で、人間社会に紹介した人の手柄(著作物)で良いと思う。
フィクションってことわらずに世間を騙すと、あるある大事典だよね。
数年前にチンパンジーが描いた絵が話題でした。「チンパンジー 描いた絵」で検索したら出てきました。
[archive.org] https://web.archive.org/web/20070306073758/http://shikishima.cool.ne.j... [archive.org]
あ、間違えました。すみません。チンパンジーが描いた絵はこっちでした。
[kyoto-u.ac.jp] http://langint.pri.kyoto-u.ac.jp/ai/ja/album/the_drawings_by_chimpanze. [kyoto-u.ac.jp]
チンパンジーが描いた絵の著作権ってどうなるんでしょうか。こっちはシャッターを偶然押しただけではなく、完全に描いてます。
チンパンジーは権利の主体にはなりえず、著作権法上の著作者にあたることもないので、著作権は発生しません。
筆の持ち替えに飼育係の意図が関与しているようにも見えますが、それだけでは飼育係に著作権を認めるのは無理でしょう。
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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ研究家
サルは創作したのか (スコア:2)
「こんな風に撮るとウケそうだなぁ。面白いなぁ」って。
猿に写真を撮らせるのは簡単なことではなく、カメラマンに何らかの報酬があっていいと思いますが、
今ある法律にそって判断した場合はカメラマンが負けそう。
Re:サルは創作したのか (スコア:2)
日本の法律だとサルは生き"物"だから、
撮影の特殊な器材となって撮影者(人)が権利者なんじゃないかと。
海外でも同じ気がしますが、被写体の動物に肖像権があるぐらいの国もありそうだな。
ペットの猿にカメラを持たせて撮った別の人に飼われている猿の映像に色々な権利が絡みそう。
Re:サルは創作したのか (スコア:1)
日本ではむしろ動物の愛護及び管理に関する法律に基づき
「動物に無理やりカメラを持たせるなどとは虐待であり言語道断」とかいう話には・・・・ならないかな。
あと一般的にペットが行った行為についてはその所有者が責任を取るので、
写真の著作権はこの猿の所有者に帰属するのが妥当かと。
んが、国立公園に生息する(野生の?)猿なので、国立公園の管理者=国ってことで
この写真も国の物?
#うーん余計わからなくなってきたgesaku
Re:サルは創作したのか (スコア:2)
ペットが(おそらく)故意に他人に噛み付いたとして、飼い主の故意が認定されるわけではないですよね。
あくまで、ペットの管理を怠ったという過失。
これは、ペット(管理下の動物)じゃなくても変わらないと思います。
仮に、猿が奪ったのがカメラではなく銃で、そして猿による発砲で人が殺傷されたら、銃の管理に不備があったとして、銃所有者の過失責任が問われうるように思います。
ただ、動物の行為について、犯罪や不法行為の責任を負うということと、権利を受けるということとは、同一視されるべきものなのかという疑問があります。
また、過失責任と同一視する場合、当事者の意図しない結果である過失と、当事者の思想・感情を創作的に表現する著作物とは、相反するのではないかという疑問があります。
Re:サルは創作したのか (スコア:1)
>ペットが(おそらく)故意に他人に噛み付いたとして、飼い主の故意が認定されるわけではないですよね。
飼い犬が歩行者にかみついた事故で飼い主が傷害罪に問われたケースがあります。
銃の例示がありましたが、日本では銃刀法によって所持が厳しく規制されていますので、
銃の管理責任を問われるのは当然でしょう。
ではアメリカなどではどうなのでしょう? 私はわかりません。
>過失責任と同一視する場合、当事者の意図しない結果である過失と、当事者の思想・感情を創作的に表現する著作物とは、相反するのではないか
シャッターを押す、という行為をどうとらえるかだと思いますが、
シャッターに(自然現象によって)なにかが当たって押された、ということと、
猿が(シャッターという認識は無くても)能動的に押した、ということは分けてもいいのではないでしょうか。
#ますますわからなくなってきたgesaku
Re: (スコア:0)
アメリカでも銃の管理責任はありますよ。
親の留守中に子供がいじって発射させてしまって親が逮捕された事件とかよくありますね。
Re: (スコア:0)
だからそれは管理責任であって飼い主がかみつかせた良いとが認定されたわけではないって事でしょ。
2行目省いた編集トリックになってますよ。
少なくとも法的に野生の猿の著作性を考慮している例はないんじゃないの?
個人的にどう思うかは好き好きだけど。
Re: (スコア:0)
ペットが人を殺したら準殺人罪ですよ
Re:サルは創作したのか (スコア:1)
「ペットが人を殺したら」傷害致死罪になる事はあっても殺人罪にはならん
「ペットに人を殺させたら」殺人罪になるだろうけどな
つか「準殺人罪」って何だ?
Re:サルは創作したのか (スコア:2)
向こうの法律にそういう項目があるということでしょう。たぶん。
Re: (スコア:0)
サルが権利者だ、って話じゃなく、偶然に撮れたものなので個人の創作物ではない、という理屈。
撮影者というか写真の第一所有者(?)が彼なのは誰も疑わないが、その写真はどう扱ってもいいよね、って感じ。
「飼ってるサルに意図的にカメラを持たせて撮影させた」だったら話が変わってくる。
Re:サルは創作したのか (スコア:1)
「サルに撮らせるよう仕組んだ」のではなく「サルに奪われ、偶然撮れた」ということなのですよね。
で、状況をカメラマンに不利に見たら「奪われた後はカメラマンの創作物とは認めない」となり、
有利に見たら「撮影するためにサルの場所に行ったのだから、経緯はどうあれカメラマンの創作努力によるものだ」となるわけで。
…個人的には、カメラに写ったものは原則としてカメラの所有者の著作物と”みなし”ておく方が好みなのですが。
(その上で、写ったモノの創作性が薄いから却下、写ったモノが他人の権利物だから云々、となっていく)
勝手に写ったものだからパブリックドメインだもん!とか言うと、なんかそのカメラの持ち主の権利が弱すぎる気がする。
#それはそれとして、この話題自体は古いものですよね。長年何度もやりとりしてる話。
Re: (スコア:0)
今頃「偶然猿が撮ったなんて話題性目当てで話を膨らまさなきゃよかった」と後悔してたりして。
Re: (スコア:0)
偶然猿が撮った写真だからこそ価値があるって事は本人が一番良く知ってる筈。そうでなきゃ偶然猿が撮った?ありゃウソだって言ってる。
Re: (スコア:0)
これが「猿がカメラを触って面白い写真が撮れるかもしれないからわざと放置しておいた」なら、
そこに置くことの意図があるわけで、著作性も主張できるのですが、
「カメラを偶然置き忘れて気がついたら猿が触っていた」
では意図も何もなかった分著作性の主張はかなり難しくなるのではないかと思います。
自動生成された文章やプログラムについては、著作性が認められないという判例もあったと記憶してますし。
Re: (スコア:0)
借り物のカメラで撮った場合はどうなるのっと。
Re:サルは創作したのか (スコア:1)
結局ここに収斂しそうな気もする。
ただそこにカメラがあるだけでは、この作品は生じ得なかった。
カメラを設置し、SDカードをセットし、露出やフォーカスを(オートであっても)設定し、カメラを回収しSDからデータを抽出し、
(デジイチであればおそらく)現像するまでカメラマンがやってるんだよね。
セルフポートレートを撮るのに自分と似た人で画角やポーズを決め、「(タイマーやリモートレリーズを使わず)
シャッターのみ他の誰かに押させる」という行為の結果はどーなるんすかねえ。
#ネコじゃないモン?
Re: (スコア:0)
もちろん、画角やポーズを決めた人に著作権が発生しますよ。その人しか創作性を発揮していないので。
Re: (スコア:0)
Re:サルは創作したのか (スコア:1)
このカメラマンに弟子がいたとしたら、その弟子が撮影した写真の権利は師匠のものになってそう。
Re: (スコア:0)
面白い形の大根だろうが流木だろうが、猿が触ってたカメラに保存されていた画像であろうが、
できあがったものに芸術性を見いだしてそれらしい曰くを付与した上で、人間社会に紹介した人の手柄(著作物)で良いと思う。
Re: (スコア:0)
フィクションってことわらずに世間を騙すと、あるある大事典だよね。
Re: (スコア:0)
数年前にチンパンジーが描いた絵が話題でした。
「チンパンジー 描いた絵」で検索したら出てきました。
[archive.org] https://web.archive.org/web/20070306073758/http://shikishima.cool.ne.j... [archive.org]
あ、間違えました。すみません。
チンパンジーが描いた絵はこっちでした。
[kyoto-u.ac.jp] http://langint.pri.kyoto-u.ac.jp/ai/ja/album/the_drawings_by_chimpanze. [kyoto-u.ac.jp]
Re: (スコア:0)
チンパンジーは権利の主体にはなりえず、著作権法上の著作者にあたることもないので、著作権は発生しません。
筆の持ち替えに飼育係の意図が関与しているようにも見えますが、それだけでは飼育係に著作権を認めるのは無理でしょう。