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少子化なんて、オイルショックの頃にはわかっていた話だよね。 私の記憶では「600こちら情報部」で解説されていた記憶もあるし、学研の小学生向けの本でも取り上げられていた。 少子化が問題だと思うなら、残業が当たり前みたいな働き方と地方の低賃金を早急に改善するべき。あと、子育てしている世帯への経済的支援は増やすべき。 特に保育所の費用は問題だよな。福祉だといって中堅層は重くして、低所得層と高所得層は負担が低い(高所得になっても負担金は、そんな増えないので収入に対する負担率は低くなる)。 子育てって、生き物相手なんだけど、このあたりがすっぽり忘れられてる。 同じ週休五日、八時間労働と言っても、シフト勤務だったりすると、子どもの世話をすることができにくくなる。昔みたいに専業主婦(夫)が居るといった生活できる収入なら良いだろうけど、大半が共働きになってるのに、働き方は70年代のまま(60年代は労働時間が短かくなる傾向があったらしい)。 はっきりいって、今の少子高齢化(と、その結果としての衰退)は国民全体で選択した結果だと思うよ。 問題解決に取り組んだとしても、既に第二次ベビーブームの人たちが40代半ばになりつつあるから、今の30代以下が劇的に婚姻率が上がって、子どもを作るようにならないと解決できないだろうね(日本は結婚と子どもが密に関連している)。 バブル崩壊後の90年代初頭に、世帯に対して直接支援策を行っていれば、ここまで悪くはなってなかったろうな。
「残業が当たり前みたいな働き方」って言うけど、それは昔の方がよほど酷かったと思う。『24時間戦えますか』のキャッチフレーズで一世を風靡したリゲインのCMは、確か昭和と平成の境目あたり。当時は、余暇を削って世界を駆け巡るジャパニーズ・ビジネスマンが、立派な社会人と称賛されたわけですよ。(多少なりとも揶揄も入ってはいたけど)少なくとも統計上は、労働時間は昔に比べてかなり減っている。
総実労働時間の推移 - 厚生労働省 [mhlw.go.jp]※PDF
「昔みたいに専業主婦(夫)が居る」とおっしゃるけど、少なくともウチの母親は共働きでしたね。(1970年代)別にそういう家は珍しくなかった。貧乏人は、いつの時代もそんなもん。保育園・幼稚園の待機児童問題は困ったことだけど、小学校に上がってしまえばそこまで手はかからない。
ここのところ、実質賃金は上がってないのは確か。でも、身の回りで餓死者なんてめったに出ない。餓死者が出ればニュースになるぐらい。「この国は豊かじゃない」なんて言ったら、バチが当たるレベルですわな。
結局、全部言い訳なんですよ。「あれが悪い」「これが悪い」と言いつつも、実はどれも大した問題じゃない。現代日本で、子を産み育てることで生計が成り立たなくなることなんて、ほぼあり得ないですよ。よほどの事情でもない限り。ただ単に、子供が生まれる前よりも親は苦労しなきゃならない場面が増えるだけで。
少子化社会は、本当は問題などではないんですよ。これは、我々が望んだ社会の在り方です。無計画に子供をポコポコ産んで、子供のために残りの人生を捧げることを疎んだ我々の。
子供が生まれる前よりも親は苦労しなきゃならない場面が増えるだけで。少子化社会は、本当は問題などではないんですよ。これは、我々が望んだ社会の在り方です。無計画に子供をポコポコ産んで、子供のために残りの人生を捧げることを疎んだ我々の。
子供が生まれる前よりも親は苦労しなきゃならない場面が増えるだけで。
ここは色々間違ってます。まず統計的に
・結婚している夫婦の出生率はほぼ横這いで下がっていない(むしろ、夫婦あたりの子の数は若干の上昇傾向)・婚姻率は継続して下がっている・未婚者を対象とした結婚意欲に対する意識調査は横這い
と言う事実があります。「子どもが生まれると苦労しなきゃならないから産むのやめよ」って人はあんまりいません。「結婚する金もないし、出会いもないから結婚できないです」って人がたくさんいるんです。やるべきは、少子化対策=結婚対策なんですよ。いろいろな分析がありますが、
・結婚する金がない・長時間労働など労働環境の変化による出会いの減少・地域コミュニティの衰退(いわゆる「お見合いばあさん」の絶滅)・「性教育」の成果 ・あまりにも性的行為を蔑視しすぎて、話題する事がかっこ悪い事に ・あまりにも「純愛」や「性的犯罪予防」を教育しすぎた結果、消極的に・結婚したら「暮らしが良くなる」という保証が乏しくなっている ・大多数の女性の所得改善が進み、女性と男性の所得格差が(特に結婚を考える年齢層で)縮まっている。しかし「自分の年収の2倍以上」を男性に求める傾向が残るミスマッチ
とかこの辺りがあります。この段階で「子ども」が出てきてないのがポイントです。道はいくつかありますが
・地道に結婚対策を進めていく・既婚夫婦に、4人以上子どもを育ててもらうために、がっつり給付金を配る
と言った対策があります。ここで「子育て支援」と称して「幼稚園保育園を充実させる」とかがないのは、実際の統計ではこれ、少子化対策には効果が薄いことが分かっています。これ、少子化対策じゃなくて人手不足対策です。技術をもった女性が離職することを防止する事です。ちょっと前に安倍首相が「一億総活躍社会」とか言いましたが、これは人手不足になるので今までリタイアしたり休んでいた人にも働いてもらおうと言う対策で、こっちは経済対策になっても少子化対策にはなりません。(もちろん経済対策は必要ですから、少子化対策とは別枠で進めるべき政策です)
で、結局、なんですが、単身者が増える事は今後、彼らが老人になれば一気に問題が表面化します。少子化問題ほど話題になってませんが。なので後者の給付金を増やして子どもを増やしても、片手落ちです。
やるべき事はひとつなんですよ。結婚する人を増やすしかないんです。ここら辺はもう地方公共団体はとっくに分かっていて、かなり動いています。
でもね、少子化対策という名の雇用対策にばかり金が使われて、本当に効果のある少子化対策がさっぱりです。特に国が動かないんですよねえ。
> 「結婚する金もないし、出会いもないから結婚できないです」って人がたくさんいるんです。
こういう言説を聞くたびに違和感を覚える本当に金がないのが原因なら結婚してDINKSになるのが一番だ
金がないから結婚できないのではなく、金がない人にとっては結婚よりも一人暮らしの方が魅力的、ってだけ結婚がどうのこうのの問題よりもむしろ貧乏人の一人暮らしがしやすくなったのが一番の原因
昔みたいに物的に貧しく、安い外食もなくコンビニもなく、洗濯板で洗濯しなきゃいけない世界になったら嫌でもみんな結婚する、というか結婚しなくては生きていけない
問題の原因が何かの欠落ならその欠落を埋めるべく頑張ればいいのだけど、原因が何かの充足にある場合は問題の解決が難しい収入が上がればある程度は婚姻率も上がるだろうけど、あくまでも限定的なものだろう
> ・既婚夫婦に、4人以上子どもを育ててもらうために、がっつり給付金を配る問題は給付金じゃないと思う。
少々、給付金貰ったところで全然、足りない。給食費含めて、教育費が掛からないようにしてくれ。そしたら、そう一人二人は考えた。今、高卒で就職しろって言えるか? どこで使ってくれる?小さい頃は、手間が掛かって、大きくなると金が掛かる。 (ですよ、これから、子育てする方)
現政権になってからの防衛費増と、高校無償化に額がほぼ同じと聞いた。優先順位間違ってると思う。幾ら高性能な戦闘機を導入しても、パイロットがいなきゃ話にならない。
> 技術をもった女性が離職することを防止するいや、どうでも良い。 本人次第。あっと、> こっちは経済対策になっても少子化対策にはなりません。でしたか。> 単身者が増える事は今後、彼らが老人になれば一気に問題が表面化そうですね。 ここの住人のどれだけが該当する? ま、他人事と思う人が大半か。
> 特に国が動かないんですよねえ。ま、興味ないみたいです。 本気だったら、予算の優先順位が違う筈。 予算だけでなく、憲法云々の優先順位も低い筈。
フランスの例で行くと、4人以上子どもを作ると給付金だけで30万とかになります。ほとんど仕事しなくても喰っていけるぐらいの金が出るのですよ。それぐらい配れば全く様相が変わってきますよ。
そしてフランスでは、保育園から大学まで授業料というものがありません。大卒まで無料です。大学院に進むと給料さえ出ます。奨学金も給付型が基本で、伝統的に寄宿舎がめちゃくちゃ充実していて、これを使う前提だと、親の負担はほとんどないです。これによって出生率のV字回復を実現したんですね。
ただし、大学へ入学するための選別が半端ないです。ほとんどの大学が公営・国営で、私立の場合でも国からガッチリ金が出ているので、入るのは超大変です。日本「希望すればどこかしら入れて、金額は多くないけど広く浅く助成金が出ている」と言う状況が良いか、欧州の「中卒段階ぐらいでほとんど人生と階級が決まってしまうが、選ばれるものになれば、手厚く金が出る」が良いのか、よく考える必要があります。
それから、欧州、特にフランスは若者の失業率がとんでもないことになっていますので、それもね…。
それ単体に反対する人はあんまりいないと思うんだけど、「じゃあ、天才・秀才に金を出す代わりに凡人けの大学助成金絞るね。定員も減るからよろしく」ってなると色々と異論があるんよ。
欧州は日本以上の各社差社会。格差の固定化がもう階層として根付いている。そんで、上の学校に行けるような人々はやっぱり家庭環境に強く影響を受けていて、富裕層ほどやっぱり上に上がりやすい。つまり格差固定化ってことね。もちろん学費なんかは非常に手厚く出るんで、本人が努力すれば上に入れるんだが、そもそも門戸が超狭い。小学校卒業ぐらいのテストで既に振り分けが始まってて門前払い・脚切りを喰らう。社会に出てから入り直すとかもできるけど、既に確定した階層に従ったコースみたいなのがなんとなくあって、例えば一度作業員になっちゃうと、その専門に関するコースは用意されているけれど、違う所を学ぼうとするとまず無理とかいろいろある。
一方日本の場合は門戸が超広いので、とりあえず大学に入る所はなんとかなる。そこから努力して行けばまだ間に合う。要は、受験学力が一定以上あり、カネを払えば入れる。そして、そのカネは奨学金というなの学生ローンが比較的手軽に借りられると言う方式になっている。
どっちがいいかだよねえ。今のところ、日本方式は票を得やすいので、政治家は日本方式だね。一方で欧州方式の方が費用対効果はやはり高いと思う。だけど確実に分断を招くし、これをやるなら大卒じゃなくてもそれなりに就職できる仕組みを作らないといけないよね。教育大学(事実上の専門学校)と研究大学をパキッと分けてしまうとかはアリだと思うんだが、教育業界は政治家との癒着がすごいから(政治家が落選して浪人する時、支持者の大学で非常勤講師のポストを用意して事実上支援するとか、非常に多い)なかなか難しいね。
で、ストーリーの話題に戻ると、
1.大学まで行かなくても就職できる口を大きくする(専門学校の拡充など)2.大学の数と定員を絞る(専門学校とか大学とは別の何かに転換する)3.一方で前面無償化をして、親に教育費の心配をしなくても良いことにする
のは、既存の夫婦の子どもを増やす対策には有効だと思う。3だけやれりゃもっと理想なんだけど、1,2を合わせてやれば少子化対策としては十分なので合わせて財源を絞ろうと言う事になるかと。
「クズはクズなりに身の丈に合った生活しろ」って言うのは、たぶん結構な人が同意すると思うんだ。言い方の問題はあるけど「上ばっかり向いてないで、自分の事をみつめて自分にあった生活をしよう」って言えば誰も同意する。別の言い方をするなら、「馬鹿に投資する金があるなら天才に投資すべき」「能力が低い人に投資しても伸びしろが少ないから、投資するのはやめて身の丈に合った形にしましょう」みたいな話ね。
でもね、問題は、誰がクズなのか、誰が馬鹿なのか、誰が天才なのかを区別する方法が無いことなんだよね。当たり籤だけ引ければいいんだけど、そんなことは無理。異世界転生ラノベみたいにステータス魔法が使えりゃいいんだけど、そんなものはこの世にはない。
欧州方式で脚切りしてエリート教育を集中させた方がいいのか、広く浅くたくさんの人を教育して、全体の底上げをした方が良いのか、それは誰にも分からない。
結果として分類できるって話じゃなくて、事前に分かるのかって話なんだけど
>> 特に国が動かないんですよねえ。>ま、興味ないみたいです。 本気だったら、予算の優先順位が違う筈。 予算だけでなく、憲法云々の優先順位も低い筈。
国はさっさと地方自治体に対策実施を丸投げして号令かけているだけなので。そもそも少子化対策担当大臣 [wikipedia.org]の顔ぶれ見ても、実際に少子化対策として何らかの実績を残した人がいない(後に別の役職等で騒動起こした人は多いが(笑))ので、大臣ポストのお試し職位の認識じゃね?って感じですね。
高校無償化なんて世紀の愚策だ目先の金に釣られる親が多いんですよ、結局はそういう短絡的思考しかできない有権者が多いことが少子化がここまで深刻になった最大の原因なんでしょうね。
あと世間知らずの貴方に教えてあげるが、高卒でもまともな就職先はあるし、高卒で就職している子も大勢いる。そもそも半分くらいは大学に行かない。下手な大学に進学してブラック企業に入社するより高卒で地元のまともな企業に就職したほうが確実だったりするしね。
防衛白書などから見る限り、日本国政府は2030年台に極東有事があると判断しているんだよね。なので、アメリカから現物兵器を大量購入(金)で時間を買う戦略をとっている。自民党が憲法9条改正だけでもしたいってなりふり構っていないのも、その分析が原因のようですね。なので、優先獣医を間違えているとは言い難いですね
イージス・アショアも5年で稼働させたいっていっているのが、中国軍装備のひととおりの更新が終わるのが2025年前後なので、それに間に合わせたいという感じですね。攻撃者の核兵器を無効化させて、通常兵器を用いた上陸・流血を強いる抑止力を狙っているみたいですよ。
>少子化社会は、本当は問題などではないんですよ。>これは、我々が望んだ社会の在り方です。>無計画に子供をポコポコ産んで、子供のために残りの人生を捧げることを疎んだ我々の。
誰も少子高齢化なんて望んでないし、そうじゃなくて合成の誤謬でしょ。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%88%E6%88%90%E3%81%AE%E8%AA%A4%E8%AC%AC [wikipedia.org]「自分は子供を産み育てずに楽に暮らして、老後は他人の子供を利用して福祉を享受したい。」と、みんなが思って行動した結果。
そもそも氷河期世代だと子供育てるのは不可能だっただけ政府の無策の当然の結果にすぎない
無策というより産んで育てるのが非現実な迄に所得削るのを政策促進してましたね。
子供以前に結婚できないから結婚となると年収で足切りされて結婚対象にならない
70年代は今ほどサラリーマンは多くなかったんだ。自営業者もとてもたくさんあったんだ。自営業だと生まれたばかりの赤ちゃんをおんぶしながら店番をするなんてこともできたんだ。子供も学校から帰ってきたらお店を手伝ったりしたし、保育園や学童なんかなくても子育てできたんだ。
ところがバブル経済期に自営業が減り、今では大半がサラリーマン、たんなる労働者にかわってしまった。
労働者になると雇うのは会社法人だ。会社法人は人間ではないので、人間が生物的・社会的に為すべきことを無視したりする。子供を産むこと、子供がいることが会社法人としては迷惑な存在だという風潮が少しずつ日本国民には植え付けられていったわけ。
経団連の意のままに経済政策をとってきた報いといえるだろうね。
さらに自民党内では国民年金の第3号被保険者、つまり専業主婦・主夫という年金制度上の枠を廃止しようと検討してるとこ。これでどうなるかっていうと、ますます子供を産める環境ではなくなるのでもっと出生率は下がるってこと。
日本は滅びそう。
子供手当は廃止ではなく、もっと充実化すべきだった。
『24時間戦えますか』のキャッチフレーズで一世を風靡したリゲインのCMは、確か昭和と平成の境目あたり。当時は、余暇を削って世界を駆け巡るジャパニーズ・ビジネスマンが、立派な社会人と称賛されたわけですよ。(多少なりとも揶揄も入ってはいたけど)
とはいうけど、あの歌の歌詞には
有給休暇に希望をのせて
とか
年収アップに希望をのせて
って言ってて、長時間労働もするにせよ、休むときは休む前提、かつ仕事を続けてれば勝手に年収アップしていった(あるいは年収アップしていくと信じられていた)時代なんだよね。
いわゆるパワハラセクハラ系のは兎も角、単なる長時間労働だけで、必要なときに有給はとれて、それで年収がアップしていくことが担保されているなら、今の労働環境よりは遙かに良いと思ってしまう。まあ、自分がいわゆる「氷河期世代」だからなのかもしれないけど。
24時間戦えますか、っていうのは・昼は仕事する・夜は接待で飲むで24時間営業という意味だけど。実際バブルの頃はそうだった。へべれけになるまで飲んでお土産の寿司をもってタクシーで帰る。そういうのが24時間戦えますか?だよ。# 営業じゃなくても社内で接待とかあったよ。SEは週に3日程度しか飲みにいかなかった。
少子化なんて、オイルショックの頃にはわかっていた話だよね。
長々書いているけれど売国政治家が国力下げるのに勤しんだ結果ってだけだよね
やっぱり選挙はまともに機能してないか、売国国民が大半かのどっちかってことで、いずれにしろ投票は実効力がない。立候補ならワンチャン。
個人的には、子供を産み育てることで自分達の自由や可処分所得が多少なりとも減ることに拒否感を持つ人たちが増えた結果だと思ってます。社会がどーだこーだ言いますけど、そんなのは言い訳。あるいは二世帯、三世代で同居してじいじやばあばに子供をみて貰いながら共働きする人たちが減った。いまさら昔の昭和な家庭生活に戻れるとは思えない。その上で、じゃあどうしたら解決できるかと言ったら、子供を持つことで報酬が得られるようにしたらいいだけ。
たとえば30歳を超えて独身の人は独身税を取る。結婚してても35歳を超えて子供がいない家庭はさらに税を取る。それら税金は子育て世代への支援とか教育分野に充てられる。ただし医療や福祉関係、ベビーシッターとして働いてる人、過去に勤務年数がある程度ある人は課税の免除がある。一方で2人以上子供を設けた家庭は家族全員医療費無償に教育費無償、さらに年間百万円くらいの補助が出る。子供を授かることが出来なかった人たちのために養子を迎えた場合も同様の優遇がある。その代わり、それら優遇処置を受けるためには児童福祉関連のしかるべき部署からの定期的な家庭訪問や審査を受け、また健康診断結果の提出義務がある。
・・・みたいな制度を作れば少子化問題と児童虐待問題は解決に向かうと思うのですがダメですかね?
多額の補助金を出して成功しているのはフランスですね。めっちゃ効果がある。これは既婚世帯の子どもの数を増やす対策です。これは今すぐにでもやったらいいと思う。子育て世代は物入りだから、貯めずに金を使ってくれるのも大きくて、ばらまくよりよい。
ただね、独身税を作って財源にしてこれをやるのはだめ。というのは、日本の場合、結婚している夫婦あたりの子ども数は横這いから上昇傾向にある一方で、婚姻率が下がっているから。子育て支援を独身税にすると、少子化対策のために結婚を推進すると財源が減るが、子どもが増えると言う矛盾した状況になる。独身税を導入するなら、それを財源に結婚を推進する対策に使うべきだと思う。そうすると受益者負担という関係もはっきりする。
一方で、子どもへの給付による受益者と言えば誰か、と言えば、社会全体だからこっちは正々堂々と法人税なり所得税なり資産課税なりすればよい。
>> 日本の場合、結婚している夫婦あたりの子ども数は横這いから上昇傾向にある一方で、婚姻率が下がっているから。
それって単に、「結婚しても子供は要らないって人」が、「子供が要らないんなら結婚する必要もないな」と意識が変わっただけではないかと。
> これは既婚世帯の子どもの数を増やす対策です。私の知る限り、シングルマザーOK の政策だったと思う。それ位、必要じゃない? (今の日本じゃ、逆に差別)
独身税じゃなくて、子供居ない税でしょう。
> 社会全体だからこっちは正々堂々と法人税なり所得税なり資産課税なりすればこちらは確かにそう思う。同じ様な収入でも子供の居る/居ないで、格差が大きい。
ニート生産罪でも創設して、自分の子供がニートのなった奴の財産を没収でもしないと不公平だよね。
>バブル崩壊後の90年代初頭に、世帯に対して直接支援策を行っていれば、ここまで悪くはなってなかったろうな。
直接支援策になるのだろうけど、保育無償化が実現する運びとなりました。実はこのやり方は韓国が10年くらい前から実施していて、要は、仕事しろ。その分子育ては国がやってあげるよという方針。これで韓国の福祉費は壊滅状態となりました。背景こそ違うけど、その社会実験の再現を今年10月から日本がやろうとしているところです。
子育て先進国と言われている国、例えばオランダで主流なのは子育て世代に対する時短労働の法律まで持ち出しての義務化。社会福祉費が抑えられるは、そのための給与保証を会社がしなくてはいけないので給与水準があがるわ、仕方ないから業務の効率化を会社は考えなければいけないわで、そらもう大改革。こうやって見てみると、日本が苦手で先延ばしにしているキーワードがいくつも出てくる。さて、経済界はどう考えるんですかね。
口に出して言うのは憚られるけど、みんなの平均的な意思としては薄々受け入れているよね。少子化の行きつく先、自然の流れとして、かつての「日本」という国は無くなっていく事を。
その問題に対する抵抗が希薄で、命を取られるような切迫感はなく、殆どの人が傍観のポジションに立っている。子供を持たない人は社会が悪いとし、子供を持つ人は果たした責務に安堵している。どうにもならない流れに絶望する人、社会に訴えようと強力な行動に出る人なんてのはまあいない。
>少子化の行きつく先、自然の流れとして、かつての「日本」という国は無くなっていく事を。
違います。このままでは、という但し書き付きだけど、中華人民共和国か北朝鮮に攻め入られて日本国はなくなるというのが、バカ、いや”俺様スゲー”様のご意見です。人口減少なんて関係ありません。
× 残業が当たり前みたいな働き方〇 サービス残業が当たり前みたいな働き方
いまでも田舎の中小企業は「既婚女性は家事があるから定時上がりで男性はサービス残業」ってのが当たり前のようにまかり通っているし営業職は内勤の倍の給料(基本給+歩合)だが内勤者は給料の増える余地がないというところも多いまあ営業職は休み返上したことを自慢するように洗脳されてる人が多いけどな
コンプラによって実際にサービス残業を一掃してみたら、賃金は最低賃金になりましたとさ、って話のような。パートタイマーはサービス残業しないしね。
蓋を開けてみたら、そもそもの生産性が低かったのですよ。
オイルショックの頃は、まだ終身雇用制が崩れるとかそういう話はなかったから、サービス残業その他があっても父親が仕事して、母親が専業主婦で子育て、が成り立っていたと思う。
世界のリソースも日本のリソースも不足すると教育された世代なので。あるいは奴隷の代わりにロボットか。
それ都心のイカれた環境だけ今で言う武蔵小杉
いや地方にもバイパスどんどん作ってた時代の話なので。誰も通らない道路とか誰も利用しないハコモノとかあるでしょ。そのままだったらそれなりに利用されてたはずなんです。都心のイカれた環境だけと現在述べられるのは、対策がうまくいった証。
社会的圧力っていうか政策ですね。棄民までやった。
> 少子化なんて、オイルショックの頃にはわかっていた話だよね。
オイルショックってどっち?ってのはもう茶々だけど
第二次オイルショックは第二次ベビーブームのピークと同時期(1973年)だけど、むしろその時期の日本の内政では「人口爆発」と「都市集中」が課題になっていた。小中学校は毎年新設しなければならんし、教室は40人台前半で収まれば御の字、通勤ラッシュは年々ひどくなるし(当時の国鉄のひどさもあり)、モーダルシフトで市電は自家用車に置き換わり交通渋滞と空気汚染、交通事故戦争(事故死者1万/yr)、もう、これらをまとめて日本の人口をどうにか調節したい、というのは
政策は国会の予算が前提なので、長期無能政権を続けてる自民党が諸悪の根源だ
その通りだだからミンス政権に戻して二度と復活出来ないまで日本を没落させやう!!
# 最善ではないが最悪でもない選択肢というものは存在する
政権交代可能な野党を育てるしか手はない今のも二度目のチャレンジで成功したという実例だ
消費税を導入した自民党を下してしまったのは、国民たちじゃないですか。非自民でやろうとした細川政権の「国民福祉税」も、頓挫してしまった。
結局のところ、これまで国民らは企業型福祉を支持しており、政府の税金による福祉を嫌っていたんじゃないかと。いわゆるリベサヨ。
いけしゃあしゃあと戻ってるだろw
政権の座に戻したのも国民たちですよ。「戻りたいです!」と自己申告して戻れるような制度にはなってない。
大企業すら倒産したり首を切る、そういう時代に突入するまで、国民は企業型福祉を支持してきたし、有権者は「増税による福祉」などと主張する政治家らを落選させてきた、それが現実ではないかしら。
これもデモクラシーだよ。民衆は、自分の身近な問題になるまで無関心。
問題先送りでとりあえず選挙に通ろうとする政治屋が多すぎるわけで世襲までいっぱいいてもう末期
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Stay hungry, Stay foolish. -- Steven Paul Jobs
こうなることはわかっていたはず (スコア:5, 参考になる)
少子化なんて、オイルショックの頃にはわかっていた話だよね。
私の記憶では「600こちら情報部」で解説されていた記憶もあるし、学研の小学生向けの本でも取り上げられていた。
少子化が問題だと思うなら、残業が当たり前みたいな働き方と地方の低賃金を早急に改善するべき。あと、子育てしている世帯への経済的支援は増やすべき。
特に保育所の費用は問題だよな。福祉だといって中堅層は重くして、低所得層と高所得層は負担が低い(高所得になっても負担金は、そんな増えないので収入に対する負担率は低くなる)。
子育てって、生き物相手なんだけど、このあたりがすっぽり忘れられてる。
同じ週休五日、八時間労働と言っても、シフト勤務だったりすると、子どもの世話をすることができにくくなる。昔みたいに専業主婦(夫)が居るといった生活できる収入なら良いだろうけど、大半が共働きになってるのに、働き方は70年代のまま(60年代は労働時間が短かくなる傾向があったらしい)。
はっきりいって、今の少子高齢化(と、その結果としての衰退)は国民全体で選択した結果だと思うよ。
問題解決に取り組んだとしても、既に第二次ベビーブームの人たちが40代半ばになりつつあるから、今の30代以下が劇的に婚姻率が上がって、子どもを作るようにならないと解決できないだろうね(日本は結婚と子どもが密に関連している)。
バブル崩壊後の90年代初頭に、世帯に対して直接支援策を行っていれば、ここまで悪くはなってなかったろうな。
Re:こうなることはわかっていたはず (スコア:1)
「残業が当たり前みたいな働き方」って言うけど、それは昔の方がよほど酷かったと思う。
『24時間戦えますか』のキャッチフレーズで一世を風靡したリゲインのCMは、確か昭和と平成の境目あたり。
当時は、余暇を削って世界を駆け巡るジャパニーズ・ビジネスマンが、立派な社会人と称賛されたわけですよ。(多少なりとも揶揄も入ってはいたけど)
少なくとも統計上は、労働時間は昔に比べてかなり減っている。
総実労働時間の推移 - 厚生労働省 [mhlw.go.jp]※PDF
「昔みたいに専業主婦(夫)が居る」とおっしゃるけど、少なくともウチの母親は共働きでしたね。(1970年代)
別にそういう家は珍しくなかった。貧乏人は、いつの時代もそんなもん。
保育園・幼稚園の待機児童問題は困ったことだけど、小学校に上がってしまえばそこまで手はかからない。
ここのところ、実質賃金は上がってないのは確か。
でも、身の回りで餓死者なんてめったに出ない。餓死者が出ればニュースになるぐらい。
「この国は豊かじゃない」なんて言ったら、バチが当たるレベルですわな。
結局、全部言い訳なんですよ。
「あれが悪い」「これが悪い」と言いつつも、実はどれも大した問題じゃない。
現代日本で、子を産み育てることで生計が成り立たなくなることなんて、ほぼあり得ないですよ。よほどの事情でもない限り。
ただ単に、子供が生まれる前よりも親は苦労しなきゃならない場面が増えるだけで。
少子化社会は、本当は問題などではないんですよ。
これは、我々が望んだ社会の在り方です。
無計画に子供をポコポコ産んで、子供のために残りの人生を捧げることを疎んだ我々の。
Re:こうなることはわかっていたはず (スコア:3, 興味深い)
ここは色々間違ってます。まず統計的に
・結婚している夫婦の出生率はほぼ横這いで下がっていない(むしろ、夫婦あたりの子の数は若干の上昇傾向)
・婚姻率は継続して下がっている
・未婚者を対象とした結婚意欲に対する意識調査は横這い
と言う事実があります。
「子どもが生まれると苦労しなきゃならないから産むのやめよ」って人はあんまりいません。
「結婚する金もないし、出会いもないから結婚できないです」って人がたくさんいるんです。
やるべきは、少子化対策=結婚対策なんですよ。
いろいろな分析がありますが、
・結婚する金がない
・長時間労働など労働環境の変化による出会いの減少
・地域コミュニティの衰退(いわゆる「お見合いばあさん」の絶滅)
・「性教育」の成果
・あまりにも性的行為を蔑視しすぎて、話題する事がかっこ悪い事に
・あまりにも「純愛」や「性的犯罪予防」を教育しすぎた結果、消極的に
・結婚したら「暮らしが良くなる」という保証が乏しくなっている
・大多数の女性の所得改善が進み、女性と男性の所得格差が(特に結婚を考える年齢層で)縮まっている。しかし「自分の年収の2倍以上」を男性に求める傾向が残るミスマッチ
とかこの辺りがあります。この段階で「子ども」が出てきてないのがポイントです。
道はいくつかありますが
・地道に結婚対策を進めていく
・既婚夫婦に、4人以上子どもを育ててもらうために、がっつり給付金を配る
と言った対策があります。
ここで「子育て支援」と称して「幼稚園保育園を充実させる」とかがないのは、実際の統計ではこれ、少子化対策には効果が薄いことが分かっています。これ、少子化対策じゃなくて人手不足対策です。
技術をもった女性が離職することを防止する事です。ちょっと前に安倍首相が「一億総活躍社会」とか言いましたが、これは人手不足になるので今までリタイアしたり休んでいた人にも働いてもらおうと言う対策で、こっちは経済対策になっても少子化対策にはなりません。(もちろん経済対策は必要ですから、少子化対策とは別枠で進めるべき政策です)
で、結局、なんですが、単身者が増える事は今後、彼らが老人になれば一気に問題が表面化します。少子化問題ほど話題になってませんが。なので後者の給付金を増やして子どもを増やしても、片手落ちです。
やるべき事はひとつなんですよ。結婚する人を増やすしかないんです。
ここら辺はもう地方公共団体はとっくに分かっていて、かなり動いています。
でもね、少子化対策という名の雇用対策にばかり金が使われて、本当に効果のある少子化対策がさっぱりです。特に国が動かないんですよねえ。
Re:こうなることはわかっていたはず (スコア:2)
> 「結婚する金もないし、出会いもないから結婚できないです」って人がたくさんいるんです。
こういう言説を聞くたびに違和感を覚える
本当に金がないのが原因なら結婚してDINKSになるのが一番だ
金がないから結婚できないのではなく、金がない人にとっては結婚よりも一人暮らしの方が魅力的、ってだけ
結婚がどうのこうのの問題よりもむしろ貧乏人の一人暮らしがしやすくなったのが一番の原因
昔みたいに物的に貧しく、安い外食もなくコンビニもなく、洗濯板で洗濯しなきゃいけない世界になったら嫌でもみんな結婚する、というか結婚しなくては生きていけない
問題の原因が何かの欠落ならその欠落を埋めるべく頑張ればいいのだけど、原因が何かの充足にある場合は問題の解決が難しい
収入が上がればある程度は婚姻率も上がるだろうけど、あくまでも限定的なものだろう
Re:こうなることはわかっていたはず (スコア:1)
> ・既婚夫婦に、4人以上子どもを育ててもらうために、がっつり給付金を配る
問題は給付金じゃないと思う。
少々、給付金貰ったところで全然、足りない。給食費含めて、教育費が掛からないようにしてくれ。
そしたら、そう一人二人は考えた。
今、高卒で就職しろって言えるか? どこで使ってくれる?
小さい頃は、手間が掛かって、大きくなると金が掛かる。 (ですよ、これから、子育てする方)
現政権になってからの防衛費増と、高校無償化に額がほぼ同じと聞いた。
優先順位間違ってると思う。幾ら高性能な戦闘機を導入しても、パイロットがいなきゃ話にならない。
> 技術をもった女性が離職することを防止する
いや、どうでも良い。 本人次第。あっと、
> こっちは経済対策になっても少子化対策にはなりません。
でしたか。
> 単身者が増える事は今後、彼らが老人になれば一気に問題が表面化
そうですね。 ここの住人のどれだけが該当する? ま、他人事と思う人が大半か。
> 特に国が動かないんですよねえ。
ま、興味ないみたいです。 本気だったら、予算の優先順位が違う筈。 予算だけでなく、憲法云々の優先順位も低い筈。
Re:こうなることはわかっていたはず (スコア:2, 興味深い)
フランスの例で行くと、4人以上子どもを作ると給付金だけで30万とかになります。
ほとんど仕事しなくても喰っていけるぐらいの金が出るのですよ。
それぐらい配れば全く様相が変わってきますよ。
そしてフランスでは、保育園から大学まで授業料というものがありません。
大卒まで無料です。大学院に進むと給料さえ出ます。
奨学金も給付型が基本で、伝統的に寄宿舎がめちゃくちゃ充実していて、これを使う前提だと、親の負担はほとんどないです。
これによって出生率のV字回復を実現したんですね。
ただし、大学へ入学するための選別が半端ないです。ほとんどの大学が公営・国営で、私立の場合でも国からガッチリ金が出ているので、入るのは超大変です。
日本「希望すればどこかしら入れて、金額は多くないけど広く浅く助成金が出ている」と言う状況が良いか、欧州の「中卒段階ぐらいでほとんど人生と階級が決まってしまうが、選ばれるものになれば、手厚く金が出る」が良いのか、よく考える必要があります。
それから、欧州、特にフランスは若者の失業率がとんでもないことになっていますので、それもね…。
Re:こうなることはわかっていたはず (スコア:1)
それ単体に反対する人はあんまりいないと思うんだけど、「じゃあ、天才・秀才に金を出す代わりに凡人けの大学助成金絞るね。定員も減るからよろしく」ってなると色々と異論があるんよ。
欧州は日本以上の各社差社会。格差の固定化がもう階層として根付いている。
そんで、上の学校に行けるような人々はやっぱり家庭環境に強く影響を受けていて、富裕層ほどやっぱり上に上がりやすい。つまり格差固定化ってことね。
もちろん学費なんかは非常に手厚く出るんで、本人が努力すれば上に入れるんだが、そもそも門戸が超狭い。小学校卒業ぐらいのテストで既に振り分けが始まってて門前払い・脚切りを喰らう。
社会に出てから入り直すとかもできるけど、既に確定した階層に従ったコースみたいなのがなんとなくあって、例えば一度作業員になっちゃうと、その専門に関するコースは用意されているけれど、違う所を学ぼうとするとまず無理とかいろいろある。
一方日本の場合は門戸が超広いので、とりあえず大学に入る所はなんとかなる。そこから努力して行けばまだ間に合う。要は、受験学力が一定以上あり、カネを払えば入れる。そして、そのカネは奨学金というなの学生ローンが比較的手軽に借りられると言う方式になっている。
どっちがいいかだよねえ。
今のところ、日本方式は票を得やすいので、政治家は日本方式だね。
一方で欧州方式の方が費用対効果はやはり高いと思う。
だけど確実に分断を招くし、これをやるなら大卒じゃなくてもそれなりに就職できる仕組みを作らないといけないよね。
教育大学(事実上の専門学校)と研究大学をパキッと分けてしまうとかはアリだと思うんだが、教育業界は政治家との癒着がすごいから(政治家が落選して浪人する時、支持者の大学で非常勤講師のポストを用意して事実上支援するとか、非常に多い)なかなか難しいね。
で、ストーリーの話題に戻ると、
1.大学まで行かなくても就職できる口を大きくする(専門学校の拡充など)
2.大学の数と定員を絞る(専門学校とか大学とは別の何かに転換する)
3.一方で前面無償化をして、親に教育費の心配をしなくても良いことにする
のは、既存の夫婦の子どもを増やす対策には有効だと思う。
3だけやれりゃもっと理想なんだけど、1,2を合わせてやれば少子化対策としては十分なので合わせて財源を絞ろうと言う事になるかと。
Re:こうなることはわかっていたはず (スコア:2, すばらしい洞察)
「クズはクズなりに身の丈に合った生活しろ」って言うのは、たぶん結構な人が同意すると思うんだ。言い方の問題はあるけど「上ばっかり向いてないで、自分の事をみつめて自分にあった生活をしよう」って言えば誰も同意する。
別の言い方をするなら、「馬鹿に投資する金があるなら天才に投資すべき」「能力が低い人に投資しても伸びしろが少ないから、投資するのはやめて身の丈に合った形にしましょう」みたいな話ね。
でもね、問題は、誰がクズなのか、誰が馬鹿なのか、誰が天才なのかを区別する方法が無いことなんだよね。当たり籤だけ引ければいいんだけど、そんなことは無理。
異世界転生ラノベみたいにステータス魔法が使えりゃいいんだけど、そんなものはこの世にはない。
欧州方式で脚切りしてエリート教育を集中させた方がいいのか、広く浅くたくさんの人を教育して、全体の底上げをした方が良いのか、それは誰にも分からない。
Re:こうなることはわかっていたはず (スコア:1)
結果として分類できるって話じゃなくて、事前に分かるのかって話なんだけど
Re:こうなることはわかっていたはず (スコア:1)
>> 特に国が動かないんですよねえ。
>ま、興味ないみたいです。 本気だったら、予算の優先順位が違う筈。 予算だけでなく、憲法云々の優先順位も低い筈。
国はさっさと地方自治体に対策実施を丸投げして号令かけているだけなので。
そもそも少子化対策担当大臣 [wikipedia.org]の顔ぶれ見ても、実際に少子化対策として何らかの実績を残した人がいない(後に別の役職等で騒動起こした人は多いが(笑))ので、大臣ポストのお試し職位の認識じゃね?って感じですね。
Re: (スコア:0)
高校無償化なんて世紀の愚策だ
目先の金に釣られる親が多いんですよ、結局はそういう短絡的思考しかできない有権者が多いことが少子化がここまで深刻になった最大の原因なんでしょうね。
あと世間知らずの貴方に教えてあげるが、高卒でもまともな就職先はあるし、高卒で就職している子も大勢いる。
そもそも半分くらいは大学に行かない。
下手な大学に進学してブラック企業に入社するより高卒で地元のまともな企業に就職したほうが確実だったりするしね。
Re: (スコア:0)
防衛白書などから見る限り、日本国政府は2030年台に極東有事があると判断しているんだよね。なので、アメリカから現物兵器を大量購入(金)で時間を買う戦略をとっている。自民党が憲法9条改正だけでもしたいってなりふり構っていないのも、その分析が原因のようですね。なので、優先獣医を間違えているとは言い難いですね
イージス・アショアも5年で稼働させたいっていっているのが、中国軍装備のひととおりの更新が終わるのが2025年前後なので、それに間に合わせたいという感じですね。攻撃者の核兵器を無効化させて、通常兵器を用いた上陸・流血を強いる抑止力を狙っているみたいですよ。
Re:こうなることはわかっていたはず (スコア:1)
Re:こうなることはわかっていたはず (スコア:1)
>少子化社会は、本当は問題などではないんですよ。
>これは、我々が望んだ社会の在り方です。
>無計画に子供をポコポコ産んで、子供のために残りの人生を捧げることを疎んだ我々の。
誰も少子高齢化なんて望んでないし、そうじゃなくて合成の誤謬でしょ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%88%E6%88%90%E3%81%AE%E8%AA%A4%E8%AC%AC [wikipedia.org]
「自分は子供を産み育てずに楽に暮らして、老後は他人の子供を利用して福祉を享受したい。」
と、みんなが思って行動した結果。
Re:こうなることはわかっていたはず (スコア:1)
そもそも氷河期世代だと子供育てるのは不可能だっただけ
政府の無策の当然の結果にすぎない
Re: (スコア:0)
無策というより産んで育てるのが非現実な迄に所得削るのを政策促進してましたね。
Re: (スコア:0)
子供以前に結婚できないから
結婚となると年収で足切りされて結婚対象にならない
Re:こうなることはわかっていたはず (スコア:1)
70年代は今ほどサラリーマンは多くなかったんだ。
自営業者もとてもたくさんあったんだ。
自営業だと生まれたばかりの赤ちゃんをおんぶしながら店番をするなんてこともできたんだ。
子供も学校から帰ってきたらお店を手伝ったりしたし、保育園や学童なんかなくても子育てできたんだ。
ところがバブル経済期に自営業が減り、今では大半がサラリーマン、たんなる労働者にかわってしまった。
労働者になると雇うのは会社法人だ。
会社法人は人間ではないので、人間が生物的・社会的に為すべきことを無視したりする。
子供を産むこと、子供がいることが会社法人としては迷惑な存在だという風潮が少しずつ日本国民には植え付けられていったわけ。
経団連の意のままに経済政策をとってきた報いといえるだろうね。
さらに自民党内では国民年金の第3号被保険者、つまり専業主婦・主夫という年金制度上の枠を廃止しようと検討してるとこ。
これでどうなるかっていうと、ますます子供を産める環境ではなくなるのでもっと出生率は下がるってこと。
日本は滅びそう。
子供手当は廃止ではなく、もっと充実化すべきだった。
Re: (スコア:0)
『24時間戦えますか』のキャッチフレーズで一世を風靡したリゲインのCMは、確か昭和と平成の境目あたり。
当時は、余暇を削って世界を駆け巡るジャパニーズ・ビジネスマンが、立派な社会人と称賛されたわけですよ。(多少なりとも揶揄も入ってはいたけど)
とはいうけど、あの歌の歌詞には
有給休暇に希望をのせて
とか
年収アップに希望をのせて
って言ってて、長時間労働もするにせよ、休むときは休む前提、かつ仕事を続けてれば勝手に年収アップしていった(あるいは年収アップしていくと信じられていた)時代なんだよね。
いわゆるパワハラセクハラ系のは兎も角、単なる長時間労働だけで、必要なときに有給はとれて、それで年収がアップしていくことが担保されているなら、今の労働環境よりは遙かに良いと思ってしまう。まあ、自分がいわゆる「氷河期世代」だからなのかもしれないけど。
Re: (スコア:0)
24時間戦えますか、っていうのは
・昼は仕事する
・夜は接待で飲む
で24時間営業という意味だけど。
実際バブルの頃はそうだった。へべれけになるまで飲んでお土産の寿司をもってタクシーで帰る。
そういうのが24時間戦えますか?だよ。
# 営業じゃなくても社内で接待とかあったよ。SEは週に3日程度しか飲みにいかなかった。
Re:こうなることはわかっていたはず (スコア:1)
少子化なんて、オイルショックの頃にはわかっていた話だよね。
長々書いているけれど
売国政治家が国力下げるのに勤しんだ結果
ってだけだよね
Re: (スコア:0)
やっぱり選挙はまともに機能してないか、売国国民が大半かのどっちかってことで、いずれにしろ投票は実効力がない。
立候補ならワンチャン。
Re:こうなることはわかっていたはず (スコア:1)
個人的には、子供を産み育てることで自分達の自由や可処分所得が多少なりとも減ることに拒否感を持つ人たちが増えた結果だと思ってます。社会がどーだこーだ言いますけど、そんなのは言い訳。
あるいは二世帯、三世代で同居してじいじやばあばに子供をみて貰いながら共働きする人たちが減った。いまさら昔の昭和な家庭生活に戻れるとは思えない。
その上で、じゃあどうしたら解決できるかと言ったら、子供を持つことで報酬が得られるようにしたらいいだけ。
たとえば30歳を超えて独身の人は独身税を取る。結婚してても35歳を超えて子供がいない家庭はさらに税を取る。それら税金は子育て世代への支援とか教育分野に充てられる。ただし医療や福祉関係、ベビーシッターとして働いてる人、過去に勤務年数がある程度ある人は課税の免除がある。
一方で2人以上子供を設けた家庭は家族全員医療費無償に教育費無償、さらに年間百万円くらいの補助が出る。子供を授かることが出来なかった人たちのために養子を迎えた場合も同様の優遇がある。
その代わり、それら優遇処置を受けるためには児童福祉関連のしかるべき部署からの定期的な家庭訪問や審査を受け、また健康診断結果の提出義務がある。
・・・みたいな制度を作れば少子化問題と児童虐待問題は解決に向かうと思うのですがダメですかね?
Re: (スコア:0)
多額の補助金を出して成功しているのはフランスですね。めっちゃ効果がある。
これは既婚世帯の子どもの数を増やす対策です。これは今すぐにでもやったらいいと思う。子育て世代は物入りだから、貯めずに金を使ってくれるのも大きくて、ばらまくよりよい。
ただね、独身税を作って財源にしてこれをやるのはだめ。
というのは、日本の場合、結婚している夫婦あたりの子ども数は横這いから上昇傾向にある一方で、婚姻率が下がっているから。
子育て支援を独身税にすると、少子化対策のために結婚を推進すると財源が減るが、子どもが増えると言う矛盾した状況になる。
独身税を導入するなら、それを財源に結婚を推進する対策に使うべきだと思う。そうすると受益者負担という関係もはっきりする。
一方で、子どもへの給付による受益者と言えば誰か、と言えば、社会全体だからこっちは正々堂々と法人税なり所得税なり資産課税なりすればよい。
Re:こうなることはわかっていたはず (スコア:1)
独身世帯は結婚できるようになるまで何を支援すればいいかすぐに分からないところも大きいと思う。
結婚できていないから独身税をいただきます、でも結婚に向けては何も支援できませんでは理解は得られない。
Re:こうなることはわかっていたはず (スコア:1)
そこの入学レベルにも到達しない男性のために予備校までできるということを想像していたけど、当の女性にとっては
「結婚することに必死すぎて引く」
「教えてもらわないと交際方法も分からない(低レベルな)人はいらない」
ということで学校出身者は逆に敬遠されるのだろうな。
Re:こうなることはわかっていたはず (スコア:1)
>> 日本の場合、結婚している夫婦あたりの子ども数は横這いから上昇傾向にある一方で、婚姻率が下がっているから。
それって単に、「結婚しても子供は要らないって人」が、
「子供が要らないんなら結婚する必要もないな」と意識が変わっただけではないかと。
Re: (スコア:0)
> これは既婚世帯の子どもの数を増やす対策です。
私の知る限り、シングルマザーOK の政策だったと思う。
それ位、必要じゃない? (今の日本じゃ、逆に差別)
独身税じゃなくて、子供居ない税でしょう。
> 社会全体だからこっちは正々堂々と法人税なり所得税なり資産課税なりすれば
こちらは確かにそう思う。
同じ様な収入でも子供の居る/居ないで、格差が大きい。
独身税を取るなら (スコア:0)
ニート生産罪でも創設して、自分の子供がニートのなった奴の財産を没収でもしないと不公平だよね。
Re:こうなることはわかっていたはず (スコア:1)
Re:こうなることはわかっていたはず (スコア:1)
>バブル崩壊後の90年代初頭に、世帯に対して直接支援策を行っていれば、ここまで悪くはなってなかったろうな。
直接支援策になるのだろうけど、保育無償化が実現する運びとなりました。
実はこのやり方は韓国が10年くらい前から実施していて、要は、仕事しろ。その分子育ては国がやってあげるよという方針。
これで韓国の福祉費は壊滅状態となりました。背景こそ違うけど、その社会実験の再現を今年10月から日本がやろうとしているところです。
子育て先進国と言われている国、例えばオランダで主流なのは子育て世代に対する時短労働の法律まで持ち出しての義務化。
社会福祉費が抑えられるは、そのための給与保証を会社がしなくてはいけないので給与水準があがるわ、仕方ないから業務の
効率化を会社は考えなければいけないわで、そらもう大改革。
こうやって見てみると、日本が苦手で先延ばしにしているキーワードがいくつも出てくる。さて、経済界はどう考えるんですかね。
Re: (スコア:0)
口に出して言うのは憚られるけど、みんなの平均的な意思としては薄々受け入れているよね。
少子化の行きつく先、自然の流れとして、かつての「日本」という国は無くなっていく事を。
その問題に対する抵抗が希薄で、命を取られるような切迫感はなく、殆どの人が傍観のポジションに立っている。
子供を持たない人は社会が悪いとし、子供を持つ人は果たした責務に安堵している。
どうにもならない流れに絶望する人、社会に訴えようと強力な行動に出る人なんてのはまあいない。
Re:こうなることはわかっていたはず (スコア:1)
>少子化の行きつく先、自然の流れとして、かつての「日本」という国は無くなっていく事を。
違います。
このままでは、という但し書き付きだけど、中華人民共和国か北朝鮮に攻め入られて日本国は
なくなるというのが、バカ、いや”俺様スゲー”様のご意見です。
人口減少なんて関係ありません。
Re: (スコア:0)
× 残業が当たり前みたいな働き方
〇 サービス残業が当たり前みたいな働き方
いまでも田舎の中小企業は
「既婚女性は家事があるから定時上がりで男性はサービス残業」
ってのが当たり前のようにまかり通っているし
営業職は内勤の倍の給料(基本給+歩合)だが内勤者は給料の増える余地がないというところも多い
まあ営業職は休み返上したことを自慢するように洗脳されてる人が多いけどな
Re:こうなることはわかっていたはず (スコア:1)
コンプラによって実際にサービス残業を一掃してみたら、賃金は最低賃金になりましたとさ、って話のような。
パートタイマーはサービス残業しないしね。
蓋を開けてみたら、そもそもの生産性が低かったのですよ。
Re: (スコア:0)
オイルショックの頃は、まだ終身雇用制が崩れるとかそういう話はなかったから、サービス残業その他があっても父親が仕事して、母親が専業主婦で子育て、が成り立っていたと思う。
Re: (スコア:0)
世界のリソースも日本のリソースも不足すると教育された世代なので。
あるいは奴隷の代わりにロボットか。
Re:こうなることはわかっていたはず (スコア:1)
「何とか子供を減らしたい」という社会的圧力があった。
その頃に生まれた人達は、「少子化対策とか、今更何を言っているんだ」という怒りを持っていると思う。
Re: (スコア:0)
それ都心のイカれた環境だけ
今で言う武蔵小杉
Re: (スコア:0)
いや地方にもバイパスどんどん作ってた時代の話なので。
誰も通らない道路とか誰も利用しないハコモノとかあるでしょ。
そのままだったらそれなりに利用されてたはずなんです。
都心のイカれた環境だけと現在述べられるのは、対策がうまくいった証。
Re: (スコア:0)
社会的圧力っていうか政策ですね。
棄民までやった。
Re: (スコア:0)
> 少子化なんて、オイルショックの頃にはわかっていた話だよね。
オイルショックってどっち?ってのはもう茶々だけど
第二次オイルショックは第二次ベビーブームのピークと同時期(1973年)だけど、
むしろその時期の日本の内政では「人口爆発」と「都市集中」が課題になっていた。
小中学校は毎年新設しなければならんし、教室は40人台前半で収まれば御の字、
通勤ラッシュは年々ひどくなるし(当時の国鉄のひどさもあり)、
モーダルシフトで市電は自家用車に置き換わり交通渋滞と空気汚染、交通事故戦争(事故死者1万/yr)、
もう、これらをまとめて日本の人口をどうにか調節したい、というのは
Re:こうなることはわかっていたはず (スコア:2)
政策は国会の予算が前提なので、長期無能政権を続けてる自民党が諸悪の根源だ
Re: (スコア:0)
その通りだ
だからミンス政権に戻して二度と復活出来ないまで日本を没落させやう!!
# 最善ではないが最悪でもない選択肢というものは存在する
Re:こうなることはわかっていたはず (スコア:2)
政権交代可能な野党を育てるしか手はない
今のも二度目のチャレンジで成功したという実例だ
Re: (スコア:0)
消費税を導入した自民党を下してしまったのは、国民たちじゃないですか。
非自民でやろうとした細川政権の「国民福祉税」も、頓挫してしまった。
結局のところ、これまで国民らは企業型福祉を支持しており、政府の税金による福祉を嫌っていたんじゃないかと。
いわゆるリベサヨ。
Re:こうなることはわかっていたはず (スコア:2)
いけしゃあしゃあと戻ってるだろw
Re: (スコア:0)
政権の座に戻したのも国民たちですよ。「戻りたいです!」と自己申告して戻れるような制度にはなってない。
大企業すら倒産したり首を切る、そういう時代に突入するまで、国民は企業型福祉を支持してきたし、
有権者は「増税による福祉」などと主張する政治家らを落選させてきた、それが現実ではないかしら。
これもデモクラシーだよ。民衆は、自分の身近な問題になるまで無関心。
Re:こうなることはわかっていたはず (スコア:2)
問題先送りでとりあえず選挙に通ろうとする政治屋が多すぎるわけで
世襲までいっぱいいてもう末期
Re:こうなることはわかっていたはず (スコア:1)
国民全体の所得が下がれば、見かけ上低くなる。