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……英語の先生に通称カトレットという三十歳くらいの人があった、この先生は若いに似ずいつも和服に木綿のはかまをはいている、先生の発音はおそろしく旧式なもので生徒はみんな不服であった。先生はキャット(ねこ)をカットと発音する、カツレツをカトレットと発音する。「先生は旧式です」と生徒がいう。「語学に新旧の区別があるか」と先生は恬然(てんぜん)としていう。「しかし外国人と話をするときに先生の発音では通じません」「それだからきみらはいかん、語学をおさめるのは外人と話すためじゃない、外国の本を読むためだ、本を読んでかれの長所を取りもってわが薬籠におさめればいい、それだけだ、通弁[=通訳]になって、日光の案内をしようという下劣な根性のものは明日から学校へくるな」――佐藤紅緑 著 「あゝ玉杯に花うけて」。
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あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー
気持ちは判るが (スコア:4, すばらしい洞察)
たしかに、英語文書にすると広く読まれる可能性が出てくるというのもあるが・・・・・。
やはり、機械翻訳の進歩を待つしかないのかね。
Re:気持ちは判るが (スコア:5, 興味深い)
「学校での英語教育は役に立たない」というプロパガンダが蔓延しているせいか、みんな「自分の英語は英語圏の人にはまったく通用しないデタラメだ」と思い込んでいるようですが、中高での英語の成績がそこそこで、まがりなりにも英語の試験がある大学に合格しているのであれば、もちろん無茶苦茶な場合も多いけど、まぁ何を言おうとしているかは伝わる英語は書けています。僕はそれでいいから、英語ドキュメントは公開した方が良
Re:気持ちは判るが (スコア:0)
いざネィテブスピーカーの前で話すと
まったく通じないのは良くある事です。
--
海外に方には「英語の読書きはこなせるのに、
話したり聞いたり出来ない」と言うのは非常に
不可思議らしいです。
Re:気持ちは判るが (スコア:5, 興味深い)
私の場合、海外での会議・ミーティングではよく、
とりあえず話す→通じない→「だーかーらー」と、表現を簡便にして再度挑戦
という手順を踏みます(それだけ私の英語が伝わりにくいことの証左ですが)。私見ではありますが、他の非英語圏から来ている人々は、伝えようという意地が強い。それに比べて、日本人は早々に諦めてしまう傾向があるように思います。「まったく通じない」と書かれていますが、多くの方は、ひと押しすれば通じるところにはいると思いますよ。そのひと押しをするか、学校教育のせいにして諦めるかの差ではないかと。
もちろん、最終的に重要なのは、そうまでして伝えたいというモチベーションがあるかどうかです。もし伝えたい何かを持っているのなら、ひと押しを頑張ってみて欲しい。意地になってでも挑戦して欲しい。「分からないのは相手の理解力が悪いからだ」くらいに開き直ってもいい。
Re:気持ちは判るが (スコア:3, 参考になる)
まったくその通りだと思います。
むかしロシアを旅行したのですが、意思を伝えようという気概というか
伝えられなきゃ死ぬ
という切実な状況に追い込まれたため、予備知識の殆ど無いロシア語でも
2週間ほどで多少の意思疎通は図れるようになりました。
ちなみにロシア渡航前に覚えたロシア語は「Што это?」(シュト エタ?・これは何?)だけ。
ロシア人をつかまえては「これは何?」を連発して 少しずつ語彙数を増やしました。
なまじ英語のように「正しい文法」を知らないだけに
めちゃくちゃなロシア語だったと思いますが、
やはり自分の意思を伝えようという気持ちは大事なのだと痛感した次第です。
And now for something completely different...
Re:気持ちは判るが (スコア:1)
Re:気持ちは判るが (スコア:0)
アイヌ語をマスターした日本人がいたそうで。
# 誰だったかは失念につきAC
Re:気持ちは判るが (スコア:0)
Re:気持ちは判るが (スコア:1, おもしろおかしい)
伝えたい気持ちさえあれば言語の違いなんてささいなものですね。
Re:気持ちは判るが (スコア:0)
「最初(最後)にこれを書いといたら下手な英語のエクスキューズとして満点」
というフレーズがあれば、もうちょっと前向きになる人も増えるんじゃないかなあ……なんてことを思っています。
ハードルって実はその程度なんじゃないかなあ。
Re:気持ちは判るが (スコア:3, 参考になる)
私も最初はよく「下手な英語でごめんね」って書いていたんですが、
下手な英語なのは読めば分かるし、メールアドレスが .jp だったりするので
かえって用件だけを頑張って書いたほうが好感度が高いようです。
私の場合、どう頑張っても時制や複数/単数が合わなかったりするので、
あとから見ると「あんなに頑張ったのにやっぱり日本人の英語だなあ」
と思うのです。
具体的に言うと、変に和英辞典を引いたりしないで、
* A is B.
* A works, but B doesn't.
* Yes/No/I don't think so.
* Use A instead.
とかいう程度の簡単な構文と簡単な単語だけでしのぐと
「ああ、頑張ってるな」と思ってもらえるし、伝わるみたいです。
ま、ソフトウェア添付文書の場合は頭に
FIXME: Broken English
とでも書いておけば良いのかもしれません。(^^;
Re:気持ちは判るが (スコア:0)
Re:気持ちは判るが (スコア:0)
でも「免罪符なんか用意するな、恥をかけ」といわれて「そこまでして何で」と腰を引く人を引っ張り出すには「日本人用の言い訳」が必要じゃないかと思った次第で。
Re:気持ちは判るが (スコア:0)
でも(ループするだけだけど)そんな言い訳は全く必要なく
実行力のあるなしが問題なだけだと思う
Re:気持ちは判るが (スコア:2, 興味深い)
は、米国のカンファレンスでは完璧に通じていましたが、
英語圏の人が同じように難なく理解しているインド人の
英語が全く聞き取れませんでした。
ネイティブスピーカーだと上手く補完して聞き取ってく
れると実感しました。逆の立場を考えると、そりゃそうだ
と思うのですが。
#まあ、その友人もスーパーマーケットなどではあまり通じ
ないみたいです。
ネットでは英会話より読み書きの方が最重要 (スコア:1)
>話したり聞いたり出来ない」と言うのは非常に
>不可思議らしいです。
英会話は主に営業マンの仕事、大量の英語文献を読みこなしたり英文ドキュメントを書いたりするのは主に技術者の仕事。
(だからと言って技術者は英会話が全く必要でないという意味ではないけれど、優先順位としては)
確かに、英語をしゃべれる技術があるに越した事はないけど、インターネットでは、英語をしゃべれる技術よりも読み書きできる技術の方が何百倍も大切だから、そちらを重視するのは当然。
ハイバネーション(=冬眠)中。 押井徳馬(・(T)・)