TarZの日記: 英国学生、バットマンの次は映画アルマゲドンを全否定 1
バットマンに続き、また英国学生の仕事から。(というか、バットマンの件のときに既に今回のネタもあったのだがそのときは気づかなかった)
Bruce Willis couldn’t save us from asteroid doom
(ブルース・ウィリスは、小惑星衝突から地球を救えない)
/.J過去ストーリー 地球に向かってくる小惑星、「核兵器で爆破しても元通りくっついてしまう」という主張 のように、小惑星の地球衝突を避けるには核爆弾程度では無意味、といった現実的なスペースガード関連の話題なのかと思って読んだら、そういう話ではなかった。
なんと、映画の設定のまんまで試算している!
1. 小惑星はテキサス州サイズ(直径1000kmとかそういうレベル)
2. 対地球の速度は 10km/s
3. 爆弾は、小惑星内部に設置
4. 起爆スイッチを入れるのは地球からの距離10万kmになった時点
5. 爆発の全エネルギーが、小惑星を分割し地球を逸れるコースに乗るのに無駄なく使われると仮定
6. 分割した小惑星は、地球表面から距離200km以上の余裕を持って通過
7. その他、映画で具体的に説明のない部分(小惑星の密度など)は想像
# うひー。
試算 : 人類史上最強の水爆をもってしても、エネルギーが9桁ほど足りない。
結論 : 人類は小惑星衝突に対してまったくの無防備。
いやまあ、そうでしょうね…というか、どうあがいても条件 1. で無理じゃないかナー。
… … … …
ちなみにこれ、バットマンの件と同じ学校らしいのだが、そういう教育カリキュラムでもあるのだろうか。↓
P1_1 Could Bruce Willis Save the World?
Gregory Brown, Ben Hall, Ashley Back, Stuart TurnerA2_9 Trajectory of a falling Batman
David Marshall, Tom Hands, Ian Griffiths, Gareth Douglas
ざっと眺めていくとこれらの他にも…
- 火星のテラフォーミングネタ
- 家庭用RTG (!)
- バットマンやアルマゲドンはダメでも、ディズニーの某アニメ映画のあるシーンは可能
- 2010で木星を核融合させるモノリスの数
- なんとガンダムの再突入ネタまで!
…などなど、面白そうなテーマがずらずら並んでいてどれも気になるのだが。
ちきゅうはかいばくだん (スコア:0)
っていうか衝突したら地球に壊滅的な被害を与えるような小惑星を吹き飛ばせる爆弾が存在したら、その爆弾の存在そのもののせいで地球ヤバい
# 地球破壊爆弾は初出時には原子爆弾だったらしいのでAC