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ただしコレには、市町村民の税金で運用されている図書館として、書籍は市町村内の書店で極力調達する、ということも含めて欲しい…。図書館流通なんちゃら、とかいう民間の運営会社はうまくやってるらしいけど、地元の本屋をバイパスするようで、図書館の購入分の売り上げが無くなってたまらないそうですよ。
例えば図書館が売れ筋のベストセラーを大量に貸し出すこと自体、良くないことだとは思うのですが、せめて地元の本屋で購入して欲しい。そうでなければ、ただでさえ減っている書店が、公立図書館のせいでつぶれることになっちゃいます。本末転倒。
読売のアンケートのコメント [qooker.jp]を見ると、民間委託に賛成している意見としては①「とにかく民間委託は正しい流れ!お役人が運営するなんて遅れている!」という思考停止系②「利用者が増えるのはいいことだ」という、図書館と貸本屋の区別がついていない系③「CCCに委託した図書館は市民から好評です!」というどう見ても工作員系に分かれているように見えますね。
そして読売はCCCの馬鹿運営への批判の高まりを民間委託か否かの問題にすり替えてごまかそうとしている。
> 書籍は市町村内の書店で極力調達するこれが出来る市町村が減っている現実。図書館があるから、生き延びている書店もあるし、 えてして、一般の客には.... だったり。地方に行くと、同じようなのとして、学校の制服とか、カバンとか、、、、売ってやってる感が強いところも。難しいところではあるが。
市町村民の税金で運用されてるなら、卸価格で直接仕入れてほしいですわ地元の小学校の教材販売の安定収入だけで生き残ってるお店もそうだけど、そういうのはどんどん淘汰されるべきだと思う。
地元に書店が必要だ、××が必要だっていうなら、ちゃんとそれをお題目に掲げた政策を打てばいい話。そうじゃないと効果の検証も要不要の判断も難しくなる。
ベストセラーなどの書店売れ筋を図書館が仕入れないならそれでも良いと思いますけどねぇ…。何十冊も入れてることを誇ったりするでしょ。
新刊は3ヶ月後から、とか、縛りを入れたほうがいいと思う。図書館は特権を持っているのだから、民業圧迫しちゃいけないと思うのよ。
ベストセラーなどの書店売れ筋を図書館が仕入れないならそれでも良いと思いますけどねぇ…。 何十冊も入れてることを誇ったりするでしょ。
図書館としては、市民の要望が高いと、対応せざるを得ないのですよ。「ベストセラーぐらい自分の金出して買えよ」とは思いますが。まあ、そういう人たちが利用者なのです。
ということは、逆に言えば、自分の欲しい本をそろえてほしければ要望すればよいということです。そして利用率を高めればよい。使わない人が外で文句を言っても変わりませんから。
>ただでさえ減っている書店が、公立図書館のせいでつぶれることになっちゃいます。
そうですかね?図書館が昔はなかったわけじゃあるまいし。「つぶれるのは単純に企業努力を怠ったせいで自業自得でしょう。本屋に関しては」
再販制度なんかで仕入にかかる費用なんかにかんしちゃ他より優遇されてる業種なのに。それこそ「売れ筋だけ仕入れる」「新人アイドル写真集と握手会」などやれることは色々あるわな。
仕入れの自由がほとんどないんですよ。書店って。取り次ぎが勝手に送りつけてきたり、注文しても送られてこなかったり。
まぁ、それでも直接出版社に注文するなど、努力の余地はありますが。
それから、図書館がベストセラーを大量購入して誇ってるのは最近の傾向だと思ってます。無料の貸本屋になってる。株式会社図書館流通センターが公立図書館の運営を受託し、中抜きしてるのも近年からです。
諸説ありますが、図書館での貸し出しができる根拠は、図書館法では無くて著作権法第三十八条の4
公表された著作物(映画の著作物を除く。)は、営利を目的とせず、かつ、その複製物の貸与を受ける者から料金を受けない場合には、その複製物(映画の著作物において複製されている著作物にあつては、当該映画の著作物の複製物を除く。)の貸与により公衆に提供することができる。
という説が一般的です。これを根拠にしつつ、大規模かつ組織的に行った場合でも財産権の侵害にならないと言うのは、図書館法との関係があります。たとえば、一般社団法人の会計規則などに単純に照らすと、いくら現実に利益が出ていないものであっても、誰かに給与がに報酬が支払われているなどの要件を満たすと営利と見做されて課税されたりするのですが、公共図書館においては図書館法の非営利の原則が規定されていて、そこに従っている限りは非営利とみなされる特権が存在します。
実は、2005年まではこれを持ち出さなくても、書籍については貸与権が無かったので営利だろうと何だろうと自由に貸し出しはできていました。が、2005年の著作権法改定で、レンタルコミックなどの発達に対応して書籍においての貸与権が設定されましたので、今はこの「営利を目的とせず、かつ、その複製物の貸与を受ける者から料金を受けない場合」のみ著作権法を無視できると言う事になります。
つまりは・営利を目的とせず、かつ、その複製物の貸与を受ける者から料金を受けない場合は貸与できるという著作権法の規定・図書館法による図書館の定義によって大規模でも非営利と見做される事情の2つが揃って図書館は著作権者の貸与権を無視して貸し出しができると言うわけですね。
この点からもCCCの件は微妙です。本の貸し出しは無償としても、それを客寄せに使っている事は営利目的ですよね。特に小牧市の件は市が明確に地域活性化が目的であると話をしているので営利目的の客寄せである事は明らかです。こんなのがまかり通ると、ミッキーマウスで客寄せしてもミッキー観覧で金をとっているわけではなく、ミッキーの運営は創立した一般社団法人が行っていればよい、みたいな無茶苦茶な理屈がまかり通ることになります。
諸説持論じゃ無くて議論の余地無く明確に書いてありますよ。法律の読み方をちょっと間違えているかも。法律は原則と許可と例外が組み合わさってできているので、単体だけで読んでも意味ないですよ。
第二十六条の三は具体的に著作権の権利とはなんぞや、と具体的に述べているところで、貸与の権利を占有する話が書いてあって、これだけ読むと営利も非営利も関係無く著作権者の占有する権利と読めすね。確かにここには営利を目的とせずなんて書いてありません。
一方、第三十八条の四の著作権者の権利を制限する部分で、ここには「営利を目的とせず、かつ、その複製物の貸与を受ける者から料金を受けない場合には」貸してもいいよとある。
この二つは矛盾しているのでは無くて、原則と例外を記したもので両方合わせて理解するものなんですよ。原則としては貸与権は著作権者のものだけど、例外の条件に該当する場合は著作権者に同意を得なくても貸してもよいと書いてあるわけです。
図書館は、原則として著作権者の占有する権利である貸与権を、非営利無償の場合には公衆に貸してもよいと言う制限規定の範疇で行っていると言う事ですね。
それから貸与権は新しく追記されたものではなくて、昔からありました。ただ、書籍だけは例外とされていたんです。それがコミックレンタルなどの登場でその例外規定が除外されたと言うことになります。
図書館がやるべき仕事を委託するのは良いよ。なんで逆に委託されてるわけ?Tカードの発行はTカード加盟店の仕事でしょ。なんで蔦屋やファミマの仕事を図書館が請け負ってるの?
特に「公共図書館自体いらない」と考える人。
本人にとっていらない;;;今生きている他人にとっていらない;;;自分のいない将来にとってもいらないまたは近い将来人類は滅亡。文明は他者に秘匿せよ;;;
本を買うカネもない人間は未来永劫知識など得てはならない。
あれ?今の日本の奨学金制度?
図書館いらないとか言うくせに図書室作れとかおかしなことを言う
お金がない若者でも本を読む機会を増やしてほしいから学校の図書館の拡充を求めるよ。大人は自分の金で本を買えるでしょ。
日常的に本に接する機会として学校図書館を充実するは決して悪くないが蔵書数の多い公立の図書館でなければ目にする機会のない本もあるわけですよ。書店はあくまで書店。売れる本がメインなわけで、金だけではめぐり逢えない本もあるんです。
発行後数年以内の新刊や売れ筋や流行りの本は必要ないけど、書店にはないような本を揃えることは図書館に課せられた使命でしょう。
>書店にはないような本を揃えることは図書館に課せられた使命でしょう。おっしゃることに異論はありません、しかしそれを行うだけの予算が今の地方自治体にはほとんどありません。なぜ図書館運営を民間に委託するのか考えてください。もう使命など言っていられる状況じゃないのですよ。
使命が果たせなければ、やめればよい。
なら小規模な学校図書館を数作って多数の書籍を重複させるよりも、まとまった規模の大きな図書館を作って、学校から依頼を受けて配達するハブ型に設計するほうが効率がいい。
大人は自分の金で本を買えるでしょ。
その時売ってる本ならな。
絶版本をどっかから探してきて読むなんて大富豪のみに許される道楽。貧乏人がそんなことを望んじゃいかん。
既に存在していない本を読みたいってはなしなら、それは大富豪にすら過ぎた願望だ。
普段読まないものは倉庫送りでいいと思うのだけれど、倉庫だってただ放り込むだけじゃなくて、どの箱に何を入れてどの棚に置いたかくらいは管理して、読みたい人が出て来たら取り出せるようにはしておくものだろう。……それ、もう図書館(閉架)じゃね?
要するに実用面からの批判かと思うけど、ならばITの知識なんかは、今やネットで仕入れればいいよね。「歴史的資料的の本と児童書」こそ、物理的にアクセスできる必要のある本だ、とも言えるんじゃないかな。有限の予算と優先順位を考慮すれば、仕方のない選択なのかも。
CCCの図書館ネタ、何回目だよ?
旬なネタを摂取するのは健康的なんでしょう。
問題解決するどころか、現在も絶賛炎上中ですからねえ。むしろ話題にしない方がおかしいかと。
今朝のTVニュースで流れててびっくりした。そんなに一般の関心を呼ぶことだったんだ、これ。って。
CCCネタとしてはそうでも、今は海老名市の話題なのと、今後も民間と言いつつCCCオンリーで話が進みそうだから、それを話題にするのは仕方ないでしょ。
競合する業者が他にないというのが不健康であって、この状態のままなら、CCC委託or廃業って状態の公共図書館など消えればいい。せめて形だけでも競合業者を見つけてきなさいと。
え、サントリーグループとか紀伊国屋が参入してるよ。TRCすら知らないとみたhttp://www.nikkei.com/article/DGXDZO47175580S2A011C1W14001/ [nikkei.com]
最近のMicr○s○ftとか、○ppleとか、G○○gleとか、何かあまり悪役っぽくないので、わかりやすいダークヒーローがいると取り上げたくなる、ってことでは?
おっぱいぷるぷる~ん
あ、総統だ(笑)
畜生め!
# 正確には、"ちくしょーめ!"か。
>わかりやすいダークヒーローがいると取り上げたくなる、ってことでは?
今風だとヴィランすかね。
Mx,Apxle,Goxgleは落ち着いたというか飽きてきたのでこれからはCxC,Yahxo!,楽xの天下に違いない。
#世の中という自分が偏見にまみれてる
○racle とか最近悪党らしい活躍きかねえな
当前に「図書館として正しく運営できるなら委託しても良い」なのだが、図書館もそうですがネットも色々な思想上の理由で色々な本/情報へのアクセスが制限されているので、その地方の子供から社会人が一緒にその地方と世界全般の調べもの学習や古典的かつ代表的な書籍類に触れる事が出来る、とかの古典的かつ典型系な役割かな…
まぁ、無料のネット端末とかでしょうかね(走召糸色木亥火暴)
日本だと個人コレクション系は少ないし、その系の公的支援もほぼ皆無なので、コアで狭いブツたちは消えていくのみ、と云う事で(合掌)
特許照合とか論文検索閲覧サービスとかは、大学系と云おうか公的アカデミック系の図書館?でもっと自由に使えればいいですし、膨大な本/情報は国会図書館などがやっているように、https://openinq.dl.ndl.go.jp/search [ndl.go.jp]とかで著作権とかの情報確認しながら公開していけばいいし、その辺でちゃんと目的を維持しつつ商売してくれるアキンドさん探してじょうかね… 税金泥棒や詐欺師どもでは無くて(走召糸色木亥火暴)
超絶核爆とかなくてACで書いてあったら間違って読んじゃったかもしれない。
もう風景の一部ですけどね(何がだ
競争原理をもっと働かせるべき。不便な地域に図書館は要らない。
CCCのやっていることって
・指名請負で競争が無い・税金をつかって箱物をつくらせる・税金を使って、CCC不良在庫を引き取らせる・有料貸し出しの競争相手になりそうな図書館蔵書は廃棄・CCC不良在庫の引き取りの邪魔になりそうな図書館所蔵古文書(他に存在しない)は廃棄・誘致を決定した市有力者はCCC役員待遇で天下り
これ競争原理?
企業なんですから、指名されればそりゃ応じますよ。そのクレームをCCC側に言うのは違うんじゃね?あの市長に対してどーこーいう事は、それはその通りだと思うけど
違くないと思う。
いくら市長がうんこでも、年度改定のある本の旧版を何冊も図書館に納めるってのは正気の沙汰では無いと思う。公費で在庫処分に利用されただけだよね。
買う馬鹿がいるなら売るのが企業だと思うが。
「競争原理」という安直な言葉に過大な期待を寄せるのはそろそろ止めた方が…
この選択肢の中で、「全面的に大賛成」を選ぶってことは、「図書館として正しく運営できるなら」という条件を無視しても構わない、って話になるかと思うんだけど、それで正しい?
なら、貸本屋に転用(転業?)した方がいいんじゃない?
図書館として正しく運営できるならば
のための壮大なステマにさえ思える。10/10公開な。
先日地上波でも流してた(ステルスでなくちゃんとしたマーケティング行為)が、メディア良化法なんてもろ人権擁護法やヘイトスピーチ規制法と被るんだが、よくメディア側が流すもんだなと。
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Stay hungry, Stay foolish. -- Steven Paul Jobs
図書館として正しく運営できるなら委託しても良い (スコア:4, すばらしい洞察)
ただしコレには、市町村民の税金で運用されている図書館として、書籍は市町村内の書店で極力調達する、ということも含めて欲しい…。
図書館流通なんちゃら、とかいう民間の運営会社はうまくやってるらしいけど、地元の本屋をバイパスするようで、図書館の購入分の売り上げが無くなってたまらないそうですよ。
例えば図書館が売れ筋のベストセラーを大量に貸し出すこと自体、良くないことだとは思うのですが、せめて地元の本屋で購入して欲しい。
そうでなければ、ただでさえ減っている書店が、公立図書館のせいでつぶれることになっちゃいます。
本末転倒。
Re:図書館として正しく運営できるなら委託しても良い (スコア:4, 興味深い)
読売のアンケートのコメント [qooker.jp]を見ると、
民間委託に賛成している意見としては
①「とにかく民間委託は正しい流れ!お役人が運営するなんて遅れている!」という思考停止系
②「利用者が増えるのはいいことだ」という、図書館と貸本屋の区別がついていない系
③「CCCに委託した図書館は市民から好評です!」というどう見ても工作員系
に分かれているように見えますね。
そして読売はCCCの馬鹿運営への批判の高まりを民間委託か否かの問題にすり替えてごまかそうとしている。
Re:図書館として正しく運営できるなら委託しても良い (スコア:1)
> 書籍は市町村内の書店で極力調達する
これが出来る市町村が減っている現実。
図書館があるから、生き延びている書店もあるし、
えてして、一般の客には.... だったり。
地方に行くと、同じようなのとして、
学校の制服とか、カバンとか、、、、売ってやってる感が強いところも。
難しいところではあるが。
Re: (スコア:0)
市町村民の税金で運用されてるなら、卸価格で直接仕入れてほしいですわ
地元の小学校の教材販売の安定収入だけで生き残ってるお店もそうだけど、
そういうのはどんどん淘汰されるべきだと思う。
地元に書店が必要だ、××が必要だっていうなら、ちゃんとそれをお題目に掲げた政策を打てばいい話。
そうじゃないと効果の検証も要不要の判断も難しくなる。
Re: (スコア:0)
ベストセラーなどの書店売れ筋を図書館が仕入れないならそれでも良いと思いますけどねぇ…。
何十冊も入れてることを誇ったりするでしょ。
新刊は3ヶ月後から、とか、縛りを入れたほうがいいと思う。
図書館は特権を持っているのだから、民業圧迫しちゃいけないと思うのよ。
Re:図書館として正しく運営できるなら委託しても良い (スコア:1)
図書館としては、市民の要望が高いと、対応せざるを得ないのですよ。「ベストセラーぐらい自分の金出して買えよ」とは思いますが。まあ、そういう人たちが利用者なのです。
ということは、逆に言えば、自分の欲しい本をそろえてほしければ要望すればよいということです。そして利用率を高めればよい。使わない人が外で文句を言っても変わりませんから。
Re: (スコア:0)
>ただでさえ減っている書店が、公立図書館のせいでつぶれることになっちゃいます。
そうですかね?
図書館が昔はなかったわけじゃあるまいし。
「つぶれるのは単純に企業努力を怠ったせいで自業自得でしょう。本屋に関しては」
再販制度なんかで仕入にかかる費用なんかにかんしちゃ他より優遇されてる業種なのに。
それこそ「売れ筋だけ仕入れる」「新人アイドル写真集と握手会」などやれることは色々あるわな。
Re:図書館として正しく運営できるなら委託しても良い (スコア:2, 興味深い)
仕入れの自由がほとんどないんですよ。書店って。
取り次ぎが勝手に送りつけてきたり、注文しても送られてこなかったり。
まぁ、それでも直接出版社に注文するなど、努力の余地はありますが。
それから、図書館がベストセラーを大量購入して誇ってるのは最近の傾向だと思ってます。
無料の貸本屋になってる。
株式会社図書館流通センターが公立図書館の運営を受託し、中抜きしてるのも近年からです。
Re:図書館として正しく運営できるなら委託しても良い (スコア:1)
諸説ありますが、図書館での貸し出しができる根拠は、図書館法では無くて著作権法第三十八条の4
公表された著作物(映画の著作物を除く。)は、営利を目的とせず、かつ、その複製物の貸与を受ける者から料金を受けない場合には、その複製物(映画の著作物において複製されている著作物にあつては、当該映画の著作物の複製物を除く。)の貸与により公衆に提供することができる。
という説が一般的です。
これを根拠にしつつ、大規模かつ組織的に行った場合でも財産権の侵害にならないと言うのは、図書館法との関係があります。
たとえば、一般社団法人の会計規則などに単純に照らすと、いくら現実に利益が出ていないものであっても、誰かに給与がに報酬が支払われているなどの要件を満たすと営利と見做されて課税されたりするのですが、公共図書館においては図書館法の非営利の原則が規定されていて、そこに従っている限りは非営利とみなされる特権が存在します。
実は、2005年まではこれを持ち出さなくても、書籍については貸与権が無かったので営利だろうと何だろうと自由に貸し出しはできていました。
が、2005年の著作権法改定で、レンタルコミックなどの発達に対応して書籍においての貸与権が設定されましたので、今はこの「営利を目的とせず、かつ、その複製物の貸与を受ける者から料金を受けない場合」のみ著作権法を無視できると言う事になります。
つまりは
・営利を目的とせず、かつ、その複製物の貸与を受ける者から料金を受けない場合は貸与できるという著作権法の規定
・図書館法による図書館の定義によって大規模でも非営利と見做される事情
の2つが揃って図書館は著作権者の貸与権を無視して貸し出しができると言うわけですね。
この点からもCCCの件は微妙です。本の貸し出しは無償としても、それを客寄せに使っている事は営利目的ですよね。特に小牧市の件は市が明確に地域活性化が目的であると話をしているので営利目的の客寄せである事は明らかです。
こんなのがまかり通ると、ミッキーマウスで客寄せしてもミッキー観覧で金をとっているわけではなく、ミッキーの運営は創立した一般社団法人が行っていればよい、みたいな無茶苦茶な理屈がまかり通ることになります。
Re:図書館として正しく運営できるなら委託しても良い (スコア:1)
諸説持論じゃ無くて議論の余地無く明確に書いてありますよ。法律の読み方をちょっと間違えているかも。法律は原則と許可と例外が組み合わさってできているので、単体だけで読んでも意味ないですよ。
第二十六条の三は具体的に著作権の権利とはなんぞや、と具体的に述べているところで、貸与の権利を占有する話が書いてあって、これだけ読むと営利も非営利も関係無く著作権者の占有する権利と読めすね。確かにここには営利を目的とせずなんて書いてありません。
一方、第三十八条の四の著作権者の権利を制限する部分で、ここには「営利を目的とせず、かつ、その複製物の貸与を受ける者から料金を受けない場合には」貸してもいいよとある。
この二つは矛盾しているのでは無くて、原則と例外を記したもので両方合わせて理解するものなんですよ。
原則としては貸与権は著作権者のものだけど、例外の条件に該当する場合は著作権者に同意を得なくても貸してもよいと書いてあるわけです。
図書館は、原則として著作権者の占有する権利である貸与権を、非営利無償の場合には公衆に貸してもよいと言う制限規定の範疇で行っていると言う事ですね。
それから貸与権は新しく追記されたものではなくて、昔からありました。ただ、書籍だけは例外とされていたんです。それがコミックレンタルなどの登場でその例外規定が除外されたと言うことになります。
委託するのは良いけど、不公平な請負はダメ (スコア:2, 興味深い)
図書館がやるべき仕事を委託するのは良いよ。
なんで逆に委託されてるわけ?
Tカードの発行はTカード加盟店の仕事でしょ。
なんで蔦屋やファミマの仕事を図書館が請け負ってるの?
どういう世界設定なのか語ってほしいな (スコア:1)
特に「公共図書館自体いらない」と考える人。
本人にとっていらない;;;
今生きている他人にとっていらない;;;
自分のいない将来にとってもいらないまたは近い将来人類は滅亡。文明は他者に秘匿せよ;;;
Re:どういう世界設定なのか語ってほしいな (スコア:2)
本を買うカネもない人間は未来永劫知識など得てはならない。
あれ?今の日本の奨学金制度?
Re:どういう世界設定なのか語ってほしいな (スコア:1)
図書館いらないとか言うくせに図書室作れとかおかしなことを言う
Re: (スコア:0)
お金がない若者でも本を読む機会を増やしてほしいから学校の図書館の拡充を求めるよ。大人は自分の金で本を買えるでしょ。
それはあまりにも視野が狭過ぎるよ (スコア:3)
日常的に本に接する機会として学校図書館を充実するは決して悪くないが
蔵書数の多い公立の図書館でなければ目にする機会のない本もあるわけですよ。
書店はあくまで書店。
売れる本がメインなわけで、金だけではめぐり逢えない本もあるんです。
発行後数年以内の新刊や売れ筋や流行りの本は必要ないけど、
書店にはないような本を揃えることは図書館に課せられた使命でしょう。
uxi
Re: (スコア:0)
>書店にはないような本を揃えることは図書館に課せられた使命でしょう。
おっしゃることに異論はありません、しかしそれを行うだけの予算が今の地方自治体にはほとんどありません。なぜ図書館運営を民間に委託するのか考えてください。
もう使命など言っていられる状況じゃないのですよ。
Re:それはあまりにも視野が狭過ぎるよ (スコア:1)
いる様子がうかがえます。たとえ市民プールは閉鎖しても(プールくらい維持して
ほしいですが)、図書館だけは何とか残してほしい。そうしないと、子供達が好き
に本を読めなくなってしまいます。幼小中学校の図書室では大人向けの本はあまり
置いていませんので。
小遣いがなくても読める、ある程度は周囲の目を気にせず読める、というのは、
子供の頃を思い出すと非常に貴重な場所でありました。
Re: (スコア:0)
使命が果たせなければ、やめればよい。
Re: (スコア:0)
なら小規模な学校図書館を数作って多数の書籍を重複させるよりも、まとまった規模の大きな図書館を作って、
学校から依頼を受けて配達するハブ型に設計するほうが効率がいい。
Re:どういう世界設定なのか語ってほしいな (スコア:1)
大人は自分の金で本を買えるでしょ。
その時売ってる本ならな。
Re: (スコア:0)
絶版本をどっかから探してきて読むなんて大富豪のみに許される道楽。
貧乏人がそんなことを望んじゃいかん。
既に存在していない本を読みたいってはなしなら、
それは大富豪にすら過ぎた願望だ。
Re:どういう世界設定なのか語ってほしいな (スコア:1)
普段読まないものは倉庫送りでいいと思うのだけれど、倉庫だってただ放り込むだけじゃなくて、どの箱に何を入れてどの棚に置いたかくらいは管理して、読みたい人が出て来たら取り出せるようにはしておくものだろう。
……それ、もう図書館(閉架)じゃね?
Re:どういう世界設定なのか語ってほしいな (スコア:1)
要するに実用面からの批判かと思うけど、ならばITの知識なんかは、今やネットで仕入れればいいよね。
「歴史的資料的の本と児童書」こそ、物理的にアクセスできる必要のある本だ、とも言えるんじゃないかな。
有限の予算と優先順位を考慮すれば、仕方のない選択なのかも。
なんでスラドの編集者はこのネタがそんなに大好きなの? (スコア:0)
CCCの図書館ネタ、何回目だよ?
Re:なんでスラドの編集者はこのネタがそんなに大好きなの? (スコア:1)
旬なネタを摂取するのは健康的なんでしょう。
Re:なんでスラドの編集者はこのネタがそんなに大好きなの? (スコア:2)
問題解決するどころか、現在も絶賛炎上中ですからねえ。
むしろ話題にしない方がおかしいかと。
Re: (スコア:0)
今朝のTVニュースで流れててびっくりした。そんなに一般の関心を呼ぶことだったんだ、これ。って。
Re: (スコア:0)
CCCネタとしてはそうでも、
今は海老名市の話題なのと、今後も民間と言いつつCCCオンリーで話が進みそうだから、
それを話題にするのは仕方ないでしょ。
競合する業者が他にないというのが不健康であって、
この状態のままなら、CCC委託or廃業って状態の公共図書館など消えればいい。
せめて形だけでも競合業者を見つけてきなさいと。
Re: (スコア:0)
え、サントリーグループとか紀伊国屋が参入してるよ。TRCすら知らないとみた
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO47175580S2A011C1W14001/ [nikkei.com]
Re: (スコア:0)
最近のMicr○s○ftとか、○ppleとか、G○○gleとか、何かあまり悪役っぽくないので、
わかりやすいダークヒーローがいると取り上げたくなる、ってことでは?
Re:なんでスラドの編集者はこのネタがそんなに大好きなの? (スコア:2)
Re: (スコア:0)
おっぱいぷるぷる~ん
Re: (スコア:0)
あ、総統だ(笑)
Re:なんでスラドの編集者はこのネタがそんなに大好きなの? (スコア:1)
畜生め!
# 正確には、"ちくしょーめ!"か。
Re:なんでスラドの編集者はこのネタがそんなに大好きなの? (スコア:1)
>わかりやすいダークヒーローがいると取り上げたくなる、ってことでは?
今風だとヴィランすかね。
Mx,Apxle,Goxgleは落ち着いたというか飽きてきたので
これからはCxC,Yahxo!,楽xの天下に違いない。
#世の中という自分が偏見にまみれてる
Re: (スコア:0)
○racle とか最近悪党らしい活躍きかねえな
うぅ~図書館に何を求めるか… (スコア:0)
当前に「図書館として正しく運営できるなら委託しても良い」なのだが、
図書館もそうですがネットも色々な思想上の理由で色々な本/情報への
アクセスが制限されているので、その地方の子供から社会人が一緒に
その地方と世界全般の調べもの学習や古典的かつ代表的な書籍類に
触れる事が出来る、とかの古典的かつ典型系な役割かな…
まぁ、無料のネット端末とかでしょうかね(走召糸色木亥火暴)
日本だと個人コレクション系は少ないし、その系の公的支援もほぼ
皆無なので、コアで狭いブツたちは消えていくのみ、と云う事で(合掌)
特許照合とか論文検索閲覧サービスとかは、大学系と云おうか公的
アカデミック系の図書館?でもっと自由に使えればいいですし、膨大
な本/情報は国会図書館などがやっているように、
https://openinq.dl.ndl.go.jp/search [ndl.go.jp]
とかで著作権とかの情報確認しながら公開していけばいいし、その辺
でちゃんと目的を維持しつつ商売してくれるアキンドさん探してじょうかね…
税金泥棒や詐欺師どもでは無くて(走召糸色木亥火暴)
"castigat ridendo mores" "Saxum volutum non obducitur musco"
Re: (スコア:0)
超絶核爆とかなくてACで書いてあったら間違って読んじゃったかもしれない。
Re:うぅ~図書館に何を求めるか… (スコア:1)
もう風景の一部ですけどね(何がだ
全面的に大賛成 (スコア:0)
競争原理をもっと働かせるべき。
不便な地域に図書館は要らない。
Re:全面的に大賛成 (スコア:3, すばらしい洞察)
CCCのやっていることって
・指名請負で競争が無い
・税金をつかって箱物をつくらせる
・税金を使って、CCC不良在庫を引き取らせる
・有料貸し出しの競争相手になりそうな図書館蔵書は廃棄
・CCC不良在庫の引き取りの邪魔になりそうな図書館所蔵古文書(他に存在しない)は廃棄
・誘致を決定した市有力者はCCC役員待遇で天下り
これ競争原理?
Re: (スコア:0)
企業なんですから、指名されればそりゃ応じますよ。そのクレームをCCC側に言うのは違うんじゃね?
あの市長に対してどーこーいう事は、それはその通りだと思うけど
Re: (スコア:0)
違くないと思う。
いくら市長がうんこでも、年度改定のある本の旧版を何冊も図書館に納めるってのは正気の沙汰では無いと思う。
公費で在庫処分に利用されただけだよね。
Re: (スコア:0)
買う馬鹿がいるなら売るのが企業だと思うが。
Re:全面的に大賛成 (スコア:1)
「競争原理」という安直な言葉に過大な期待を寄せるのはそろそろ止めた方が…
Re:全面的に大賛成 (スコア:1)
この選択肢の中で、「全面的に大賛成」を選ぶってことは、「図書館として正しく運営できるなら」という条件を無視しても構わない、って話になるかと思うんだけど、それで正しい?
なら、貸本屋に転用(転業?)した方がいいんじゃない?
犬でも猿でも宇宙人でも問題なし (スコア:0)
図書館として正しく運営できるならば
映画興行 (スコア:0)
のための壮大なステマにさえ思える。
10/10公開な。
先日地上波でも流してた(ステルスでなくちゃんとしたマーケティング行為)が、メディア良化法なんてもろ人権擁護法やヘイトスピーチ規制法と被るんだが、よくメディア側が流すもんだなと。
Re: (スコア:0)