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中国のプログラマーは所得税免除 8

ストーリー by Oliver
国民総プログラマー 部門より

wakatono 曰く,"人民網日本語版の2001年6月8日の記事によると、中国では国を挙げてのエレクトロニクス産業振興が検討されているらしい。その中には、ソフトウェア技術者に対する所得税免除などの政策も含まれているとのことである。中国では今後10年をこの分野の産業にとって重要な期間と位置付けているともかかれているが、本気で実行したらなかなかアグレッシブな政策であるように感じる。日本でもこういうことをやってくれないかなー…。"

「ソフトウェア開発者」をどう定義するのか。開発の実務でXXX以上の収入があった人、とかにしないと誰も彼もが自称プログラマーに

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  • ストックオプションを所得扱いにしてIT技術者から重税をふんだくる、 どこぞの国とは大違いですね。
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    楠@VP, IdM, Yahoo! Japan
  • この減税の話も法人税を少し引き上げるとかして、
    減らした分はどこかから持ってくるのが国のやり方
    じゃないの?
    --

    There is no spoon.
  • やはり正式に登録された情報技術産業の会社か、それ以外の会社の情報処理部門、または国・軍・党の情報処理担当部門に勤務していること…ってな条件では?
    社会主義の国だから胡乱なフリープログラマーなんて相手にしない(^^;
  • by yuujin pyumamoto (466) on 2001年06月11日 21時41分 (#1680)
    最近中国がソフトウェア産業にも力を入れていることはご存知だろうか?ソフトウェアを大学で選考する人には、奨学金制度などで優遇しており、プログラマの卵たちをエリートと位置付けているのである。また、ソフトウェアを選考する大学生達も「勉強の気晴らしにプログラムを組む」というありさまで、大学側も専門馬鹿にならないように、哲学や体育を必須科目に取り入れているくらいである。中国の学生もインドと同様に、幼い頃からソフトウェア開発のための英才教育を行っており、プログラミング能力の高い人材を全国からスカウトする制度もあるようだ。学生の多くが「シリコンバレーで働きたい」というような夢を描いている。遊んでばかりいるどこかの学生とは大違いである。中国政府も「シリコンバレーに行った人材が経験を積んで、その一部でも帰国して起業家になってくれれば、国家にとっても非常にいいことである」と、これまたどこかの島国の姑息な政治化や官僚たちとは違って、スケールが大きい。

     話は変わるが、最近中国では、幼い頃から起業家精神を養うための英才教育も行われており、資本主義も子供の頃から学んでいるのである。もしかしたら、中国で真の社会主義者は、共産党幹部だけかもしれない。

    日本も、モノ作りが得意で、教育水準が高くて、貯蓄率が高くて....などとうぬぼれていたら、痛い目に合うことになると思う。

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    http://www.mag2.com/m/0000125192.htm
  • by Oyajikusai (1187) on 2001年06月12日 0時15分 (#1693)
    どこかの島国の姑息な政治家や官僚をかばうわけじゃないけど、仮に日本政府が「他国で学んで、日本で起業することは国家にとっても非常に良いことだ」などという声明を発したら、あまりのスケールの小ささに、個人的には失望しちゃうと思うのです。

    優遇措置も国家的な英才教育も、再配分の平等化っていう点では不要なんです。(建て前のイデオロギー上当然なんだけど)中国政府に足らないのは、個人のベクトルを制限しないことでしょう。

    「12億6000万の選択肢があるなら、12億6000万の選択肢に国家をゆだねる」ぐらいのことを言えば、「スケールでけぇ!」とは思います。中国政府がエンゲルスの自然弁証法や、転変の一切を受け入れる老荘思想に部分的に逆らってるのは皮肉ですけど、民間レベルではそれなりに浸透してるみたいだから希望はありますね。

    日本も「規制緩和」みたいなお題目が年中聞こえてくる国だから、転変の一切を市場にゆだねる思考実験すら難しい状況です。優遇は不要、規制も無用、ましてや、高度IT人材育成センター(仮称)なんて冗談もいらない、

    さういふ国にわたしはすみたい。

    親竺斎(嗚呼眠い)

  • by WindKnight (1253) on 2001年06月12日 10時47分 (#1729) 日記
    「自由」とか「人権」とかいうことを脇によせて「国家にとって良いこと」なら、なんでもOKってのが、今の中国のスタイルですな。

    ま、人口が多過ぎるから、仕方のない部分もありますが。
  • ここ数年、韓国、ベトナム、中国、台湾のソフトウエア・ハードウエア技術者なんかと仕事したことあるけど、そのほとんどの人たちがやる気も技術も日本より絶対上です。彼らを見てると日本の技術者はほとんどコドモに見えてきます。中国の人たちに仕事頼むと、納期は日本の半分、時間あたり人件費は日本の1/3以下。(韓国は日本の2/3くらいですが)。私の場合、別に国家が大切ではないので「ガンバレニッポン」というつもりはないから、このまま日本の技術者はどんどん追い越されていってもいいんじゃないのかな?安く外注出せるようになってるし。
  • by WindKnight (1253) on 2001年06月13日 11時40分 (#1884) 日記
    国家戦略としては、キーとなるモノさえ抑えておけばOKということになるわけで。

    ソフトウェア技術者を単なる労働力として見るのなら、人件費の安い国にどんどんアウトソーシングしていくのは、すでにあらゆる工業製品で繰り返されてきたことです。

    この国では、すでに単なるソフトウェア技術だけでは食っていけないというフェーズに突入したのかもしれません。
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