halhal 曰く,"毎日新聞のこの記事によると、文部科学省が21日、傘下の宇宙開発事業団、航空宇宙技術研究所、宇宙科学研究所の「宇宙3機関」を統合することを正式に決め、9月に新組織の方向性を検討する「統合準備会議」を設置すると発表したとのこと。記事からすると、統合を進めるきっかけとなったのはH2ロケットやM5ロケットの失敗みたい。でもこれを機にいいプロジェクトをどんどん打ち出せる機動力のある組織を作ってほしいですね。"
組織を一本化しても (スコア:2)
特に管理職レベルはそういう考え方にこだわりそう. で,若手はなかなかそこから脱却できない…
こういう場合、 (スコア:2)
その際、役に立つ人だけ新しい機関で雇って、あとの人はどこかへ消えてもらうとか。
公務員の終身雇用をやめるときだ。
Re:宇宙研って (スコア:2, 参考になる)
ロケットの研究とか見てると、ソフト屋はいいなと
思います。だって、デバッグできるもん。
百回でも二百回でも実行してみて、だめなとこ
直せるもん。
ときどき、一発勝負のこの世界の研究者が気の毒に
なります。まじで。
どちらかというと (スコア:2)
「民営化or廃止」を避けるために大規模な合併に逃げた
ということのようですが。
でもやっぱりお金がかかるばかりで儲けになりにくい事業ですから、
こればっかりは特殊法人でも仕方ないんじゃないかと思う。
シミュレーション≠バグ出し (スコア:2)
設計と組み上がった実物は必ずしも一致しません。
# ネジの閉め忘れとか、部品が設計どおりに作られてないとか。
シミュレーションも既存の物理現象モデルの組み合わせなので、必ずしも実現象と一致しません。
なので、シミュレーションで大丈夫だったものを設計どおりに組み上げ(たつもりで居)ても、設計者の意図どおり動く(この場合は飛ぶ)とは限りません。
宇宙研って (スコア:1)
合併の顔ぶれを見ていると、ロケットのことしか頭に無いように見えます。宇宙開発も大事ですが、ただでさえ虐げられ気味の基礎研究が、さらにおざなりになったら…この国の将来、ちょっと心配。
from もなか
Re:こういう場合、 (スコア:1)
Re:宇宙研って (スコア:1)
ほんと,どうなるのでしょうね.
宇宙研の観測衛星は,国際的にも「コストパフォーマンスがいい」という評価はあるようです. 少ない費用で成果が上がっている,ということだそうです.まぁ,NASA とかに比べて予算が少ない,ということが最大の要因なのでしょうけど.
私もこんな研究室に在籍してたこともあるので,ここらへんの動向は気になります. 磁気圏や宇宙プラズマの研究は直接金になるわけじゃないので,独立採算とか言い出すとつらいでしょうなぁ.
私自身は宇宙研とは関係ない研究をやっていたのですが,衛星搭載の磁気センサの技術を応用したものでした. 学会発表に行ったら,やはり衛星で関係のある研究室の発表がかなりあって,「どこも考えているのは一緒なのだな」と.
なんだか新たな天下り先を着々と作ってるみたい (スコア:1)
ETCどーすんじゃ?
masashi
Re:こういう場合、 (スコア:1)
そういう人達が、関連事業の会社に入ってOBとして、かっての部下に事業を指示したりすんですよ。:-
どっちかというと、終身雇用で65才まで雇って、後は再就職禁止の方が、ドラスティックに世の中が変わると思います。
へたに早期退職されると、かえって組織温存の為に働いてくれますから。
-----------------
#そんなワタシはOS/2ユーザー:-)
Re:宇宙研って (スコア:1)
http://www.teu.ac.jp/kougi/tukamoto/ipsj/200105/ie200105.htmlこれから儲かる方向へシフト、って言われても、儲かるんだったら会社がやっとるわー、という魂の叫びが:-)
-----------------
#そんなワタシはOS/2ユーザー:-)
Re:宇宙研って (スコア:1)
Re:宇宙研って (スコア:1)
シミュレーションだけで飛ぶことがわかったロケットに
乗れって言われたら、どうします?
俺なら、乗らない。
完璧な理論で作られた、一度も実践経験のないロケットと、理論はよくわからないけど、100回飛んだ実績のあるロケットなら、俺は、100回飛んだほうに乗る。
まじで。
同じ飛行機を飛ばすからって、 (スコア:1)
でも、ま、決まっちまった事ですし、NASDAとISASの双方に刺激になればと思います。理想形は、NASAとJPLの関係でしょうか。少なくともあれぐらいは独立性を保つべきでしょう。
あと、「飛鳥」を実用化できなかったのを最後に、何もしていない航技研ですが、要りません。ステ。
Re:宇宙研って (スコア:0)
16日に読売新聞が (スコア:0)