H-IIA増強型の開発へ 25
ストーリー by Oliver
よりぶっとく強力に 部門より
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yosuke 曰く、 "asahi.comの記事によると、宇宙開発事業団と三菱重工業などの官民合同チームは18日、現在のH-IIAの輸送能力を2倍に高めた「増強型H-IIA」の開発を決め、宇宙開発委員会の了承を得たとのこと。2007年度に試験機を打ち上げる予定で、開発費を来年度予算の概算要求に盛り込むようです。
記事を読むかぎり、
第1段ロケットの直径を現行より1メートル長い5メートルと大型化して、主エンジンを2基に増やし、固体ロケットブースターも2本から4本にする。
とあるので、これまでに出ていた212型や222型などの増強型などではないようです
しかし、現在でもAriane 5がGTOに8t、スペース・シャトルがLEOに28tの打ち上げ能力を持つことを考えると、"2007年にISSへ6tの物資を運ぶ"という目標は少し小さい気もします。どうせやるのであれば、もっと野心的な目標を掲げるべきだと感じるのですがどうでしょうか。"
小さな(?)ことからコツコツと (スコア:2, 参考になる)
(「それを目指すな」、ってコトでなく、「まだそこは良いから」、ということで)
そもそも、せっかくアジアの島国にあるのですから、これからは中国以外のアジア各国のお客さんからしっかりと受注できるようになるという道もある訳ですので、最大ペイロード重量を狙うよりも定期便的な運用を目指していくのがよろしいかと。
…というようなことを考える度に、SACニュース掲示板のNo.663から始まる「ラズベリー色の新空港」 [sacj.org]が気になります…
-+- 想像力を超え「創造力」をも凌駕する、それが『妄想力』!! -+-
6トンは中身の重さでは? (スコア:2, 参考になる)
ISSへの補給は、現在開発中の、 HTV(H-II Transfer Vehicle) [nasda.go.jp]にて行われる事になる予定だったのでは?。
タレコミ元の6トンの補給物資ってのは、あくまで、
HTVに与圧状態で積める最大積載量の意味で、決して輸送システム全体の重量ではないと思われるのですが。
ちなみに、HTVの主要諸元 [nasda.go.jp]を見ると、
打上げ時重量は15トンで、与圧補給品と非与圧あわせて6トン、ということですので、
今までのNASDAの歴史を鑑みれば、消極的どころか、 野心的過ぎるプロジェクトではないでしょうか?
Re:6トンは中身の重さでは? (スコア:1)
となると、ISSの高度400km、軌道傾斜角51.6degに15t。Ariane 5と同程度の能力になりますね。
野心的すぎるかどうかはわかりませんが、妥当な目標であると思います。
というわけで、あまり調べもせずに言いがかりっぽいものになってしまったことをお詫びして、タレコみ文中の"目標が小さい"云々は撤回します。
H-IIA+は既出です。 (スコア:1, 参考になる)
平成14年5月10日には、既に出ていましたよ。
http://www.nasda.go.jp/press/2002/05/h2a_020510_j.html
Re:H-IIA+は既出です。 (スコア:1)
確かに、記事中の記述はまさにこのH-IIA+ですね。
H-IIAの増強型というと、LRBを使うものにばかり目がいってました。このプレスリリースも、もしかしたら読んだことがあったのかもしれませんが、まったく記憶にありませんでした。
Re:H-IIA+は既出です。 (スコア:0)
しないということになるのですかね. まあ H2A204 では
HTV 打上は無理ということで,当然かもしれませんが.
Re:H-IIA+は既出です。 (スコア:1)
現に今、そのためのSRB-A2の試験を行っているらしいので。
地上燃焼試験の結果について [nasda.go.jp]
ただH-IIA+の代わりに、LRBを使った212や222はやめるって聞いた気がしますが、ソースがさっぱり思い出せません。
Re:H-IIA+は既出です。 (スコア:2, 興味深い)
NASDAの昨年五月のリリース [nasda.go.jp]からすると、
212や222の代替プランが今回のH-2A+ではないかと。
212だと、LE7Aの数が3基、H-2A+だと2基で
LE7Aの数が少ないほうが、信頼性も確保できると踏んだのではないでしょうか?
もっとも、将来、スペースシャトルでも打ち上げよう、って時には、
H-2A+じゃ足りませんし、新たに液体ブースターを開発して、
H-2Aに液体ブースター4本、なんつう、何処かで見たような構成のロケットになるかもしれませんがね。
液体ブースターにはH-2A+で開発されるクラスタエンジンの技術が生かせますしね。
能力より信頼性じゃないのかと (スコア:0)
システム全体の故障率は… 確かあがるんでなかったっけ?
この場合航空機の双発と違って安全性への寄与は無し、ていうかむしろマイナスだから。
Re:能力より信頼性じゃないのかと (スコア:1)
私も双発と聞いて, まずこの点が心配になりました. これがもっと数が増えれば(例えば8発ぐらいとか)になれば, 1発止まってもなんとか設計範囲内で無理無理持ち上げるとかの可能性もあるかもしれませんが.
Re:能力より信頼性じゃないのかと (スコア:0)
> 1発止まってもなんとか設計範囲内で無理無理持ち上げるとか
そんな無駄な使い方をするかなあ?
ペイロードに
Re:能力より信頼性じゃないのかと (スコア:2, 参考になる)
まあ通常の商用打ち上げなら無駄は許されないと思います. でも, ソユーズみたいな有人飛行の場合だと, クラスタロケット [nasda.go.jp]の利点の一つとして冗長性が挙げられているみたいです.
またクラスタ構成でも, この資料 [nasda.go.jp]にあるように, 機体制御やフレームの熱強度などに未知の部分があるので, せめて現有エンジン単体での信頼性を商用打ち上げで熟成させてからの方がいいんじゃないかと愚考するしだいです.
Re:能力より信頼性じゃないのかと (スコア:1)
ただ、 n 倍の出力のモータを作ると故障率が ne より大きくなる ような状況なら n 個使うのもありかなと。
-- 哀れな日本人専用(sorry Japanese only) --
ゼネコン呼ばわり (スコア:1)
ゼネコン呼ばわりで非難するなら、宇宙飛行士養成を含む日本の宇宙開発計画全体の見直しを要求すべきでしょう。もっとも、他のトピックにもありましたが、日本の宇宙開発予算など、都市部に高速道路を数キロ作る程度のものですので、ゼネコンに流れているぐらいの規模の国の予算を宇宙開発に振り向けろ、という意味もこめられているのなら、それは一つの見識ですね。
日本の宇宙開発関連予算額(Re:ゼネコン呼ばわり) (スコア:1)
NASAは日本円で2兆円ぐらいだったかな?
# ソース [nasda.go.jp](ちょっと古いけど)
## ずどーんと1兆ぐらいぶち込んだら面白くなるんじゃないかなぁと妄想。
Re:日本の宇宙開発関連予算額(Re:ゼネコン呼ばわり) (スコア:1)
で、混乱を抜けたあとには、ものすごい数の衛星をバンバン上げまくりそうだ(笑)
#つか、いったん潰して精算した方が良いような金融業者の救済に、
#数兆規模のカネがポンポン流れるのはホント殺意を覚えます。
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Re:日本の宇宙開発関連予算額(Re:ゼネコン呼ばわり) (スコア:1)
-- 哀れな日本人専用(sorry Japanese only) --
Re:ゼネコン呼ばわり (スコア:0)
日米同盟か。おめでてーな。
Re:ゼネコン呼ばわり (スコア:0)
Re:まったく。。 (スコア:0)
たとえば?
批判するための批判しかできないやつはピーナッツ野郎だ。
単なる茶々 (スコア:0)
ライナス
チャーリー・ブラウン
スヌーピー
etc.
野郎じゃないです (スコア:0)
ピーナッツは双子の女の子ですが何か?
#恋のフーガなのでAC
Re:まったく。。 (スコア:0)
Re:まったく。。 (スコア:0)