深海巡航探査機「うらしま」が自動連続航行317kmの世界記録 10
ストーリー by Acanthopanax
海の底へ 部門より
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sillywalk 曰く、 "海洋研究開発機構(JAMSTEC)の3月1日付プレスリリースによれば、JAMSTECが開発中の深海巡航探査機「うらしま」は2月28日、全自動長距離航走実験において、航続距離317km、連続活動56時間の世界新記録を達成しました。これまでは英Southampton海洋研究所の無人探査機AUTOSUBがもつ262kmが世界最高記録。
「うらしま」には自律航行のための専用コンピュータ(PDF)と長時間航行を可能にする閉鎖式燃料電池(従来はリチウムイオン電池)が搭載されており、特に閉鎖式燃料電池はJAMSTECが新たに水素吸蔵合金を開発し、エネルギー効率を56%にまで高めています。また水素と同時に酸素を搭載する閉鎖式としたことで海水中からの酸素供給や反応水の海中への投棄が一切なく、エネルギーロスの排除と質量バランスの安定に貢献しています。従来のリチウムイオン電池、アルカリマンガン電池から替えたことで、今後さらなる記録更新も期待されます。JAMSTECでは「うらしま」の改良をすすめて搭載機器の試験を実施するとともに、今回得られた知見を将来の北極海横断無人探査機開発の基礎データとする意向。"
これまでの記録は (スコア:3, 興味深い)
だいぶ環境にやさしくなったわけですね。
今回のうらしまには予備として
リチウムイオンバッテリー(120V 30Ah)ものってるそうですが
燃料電池の出力が120V 4kWで56時間連続航行とのことなので
単純計算で33*56の1850Ahとすると、サブバッテリ側は
燃料電池が死んだときに浮上するためか
電源を安定して使うためのバッファみたいなものですかね
#実際には燃料電池の最大出力で動き続けるわけではないとは思いますのでもっと少ないかな。
LAN内LAN稼働中
Re:これまでの記録は (スコア:0)
廃棄物を深海に投棄して、以降の調査に影響があるとかなら問題でしょうが、
帰還後に陸上で廃棄するなら、日本全体、全世界からの廃棄物に比べて微々たるものでは。
Re:これまでの記録は(オフトピ) (スコア:1)
じぶんくらい良いやではだめなのです。
できるところからコツコツと。
#日本人全員がが1gずつごみを減らせば100トンごみが減ります
#逆に自分ぐらいいいやで1gごみを増やせば100トンごみが増えるんです
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時速5キロ程度 (スコア:1)
Re:時速5キロ程度 (スコア:1)
走るより泳ぐ方が遅いってのは、ちょいと考えてみれば想像がつきそうなモノだが。
Re:時速5キロ程度 (スコア:0)
われも (スコア:0)
地味なリリースだけど、
そういう路線で発表したら盛り上がるのではと考えました。
Re:われも (スコア:0)
潜水艦搭載の機雷探知・処理用AUVは各国で開発が進められています。
(光ファイバケーブル誘導式のものはかなり昔から実用化済みです)
ルックスが物騒 (スコア:0)
この名前では、、 (スコア:0)