チョウのりん粉が発光ダイオードと同じ結晶構造 9
ストーリー by yosuke
簡単かどうかは別として 部門より
簡単かどうかは別として 部門より
naocha曰く、"毎日新聞の記事によれば、チョウのりん粉が発光ダイオードと同じ結晶構造であることを、エクセター大のPete Vukusicらが発見した。18日付のScienceに発表した。
研究チームは東アフリカから中央アフリカにかけて生息しているアゲハチョウのりん粉を調べたところ「フォトニック結晶」と呼ばれる物質を含むことが分かった。また、この結晶物質の側面には、逃げた光を表面に効率よく返す扇状の構造(拡散反射板)もあったという。「フォトニック結晶は、光の屈折率の異なる物質がナノメートルレベルで規則正しく並ぶ構造を持ち、特定の色の光だけを効率よく透過させたり遮ったりする働きがある」とありますが詳しい人おしえてください。
ナノテクノロジーで作り出された最新のLEDを、自然は簡単に作り上げてしまうのですね。"
BBCの記事やExeter大のIridescence in butterfly wingsも参考になる。フォトニック結晶は、屈折率の大きく異なる物質が光の半波長程度の周期で規則正しく並んだ構造をしており、その波長の光は結晶内部で固有モードを持たないため、存在が許されない(フォトニックバンドギャップ)。また、フォトニック結晶中に適切な乱れを導入すると、フォトニックバンドギャップ中に固有周波数をもつ局在モードを作り出す
こともできる。今回発見されたのは、2Dフォトニック結晶。
なお、/.Jにもフォトニック結晶を使った発光ダイオードについての記事がある。
進化の裏には... (スコア:2, すばらしい洞察)
簡単ではないと思いますが...進化の舞台裏は屍死累々ですょ?
Re:進化の裏には... (スコア:2, すばらしい洞察)
Li-ion DC 1.2V(定格:3.7V) 500mA 乾電池はリサイクルへ
光らないよ (スコア:1)
Re:光らないよ (スコア:3, 参考になる)
自分も、一瞬そう思ったのですが、論文のタイトルが
Directionally Controlled Fluorescence Emission in Butterflies
とあり、原著のサポートデータを見ると、蛍光を出しています
LEDとは別のメカニズムですが、一応、光っていますね
従って、羽の色は、通常の吸収、発光、光散乱のそれぞれに、
フォトニック結晶による光学効果が加わった結果でしょう
但し、記事である毎日の表題
「チョウのりん粉:発光ダイオードと同じ結晶構造」
は、ひどいな、かなり誤解与える表現
親コメントの方が暗示されているように、
フォトニック結晶が必ず光るわけではない
フォトニック結晶構造は、LEDが光るための必要条件ではない
効率の良いLEDを作るため、フォトニック結晶構造を用いた研究が
良くやられているだけ
#記事の中身も、一般人に分かりやすくと言う名目で
#素人が要約したら、間違えだらけっになったて感じ
Re:光らないよ (スコア:2, おもしろおかしい)
# がんばっても無理?
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Re:光らないよ (スコア:3, おもしろおかしい)
Re:光らないよ (スコア:0)
特許使用料はどちらに請求すればよろしいでしょうか? (スコア:0)
使用料? (スコア:1, おもしろおかしい)