Intel、『965 Express Chipset』用ドライバをオープンソース化 40
ストーリー by mhatta
競合他社を尻目に 部門より
競合他社を尻目に 部門より
Average曰く、"Intelが新しい統合ドライバをオープンソース化し、専用サイトで公開しています。 2DはX.org、3DはMesaに組み込める様にMITライセンス、 DRIはLinuxカーネルに組み込めるようにGPLライセンスをとっています。 これを契機に各種ドライバのオープンソース化が進むと嬉しいですね。ニュースはCNET Japan にも出ていました。"
965だけじゃなくて・・ (スコア:5, 参考になる)
『965 Express Chipset』用ドライバをオープンソース化
965だけじゃなくて、810チップセットから965までの幅広いチップセット [intellinuxgraphics.org]に対応しているようですよ。タイトルを少し変えないと読み間違えそうです。
Re:965だけじゃなくて・・ (スコア:0)
Re:965だけじゃなくて・・ (スコア:0)
# 頭に浮かんだそのときには、やっちまって、もう既におわったあとな
# プロシュート兄を見習いましょう。
Re:965だけじゃなくて・・ (スコア:0)
例:osask,mona
ややこしいライセンスだなあ (スコア:2, すばらしい洞察)
GNU GPLとも矛盾しない [gnu.org]から、Linuxのソースツリーへの統合も問題ないし。
データシートやユーザーズマニュアルは (スコア:2, 参考になる)
オープンになってるのでしょうか? これが無いと,「ドライバがオープンソースだ」と言っても私としてはあまり評価できないなぁ. もちろん,「ドライバのソースもマニュアルも非公開」よりはマシですが.
「ソースコードが公開されてるのならマニュアルも公開されてるはず」とか思う向きのために念のために書いておくと,「マニュアルは公開不可だが,Linux カーネルソースは公開してよい」という契約もあったりします.
*BSDは? (スコア:1)
つーこたあFree/Net/OpenBSDやDarwinその他では使えない?
まあいずれ誰かが互換なの作るだろうけどなんか無駄
オープンソース化というよりはプロジェクトに参加 (スコア:2, 参考になる)
別のコメントにちょっと書いているのですが、今回のLGDI(Linux Graphics Drivers from Intel)の中心メンバーは、これまでMesaやDRIの開発を行なって来た人達なんです。そして、ソースコードリポジトリも実際におかれているのはfreedesktop.orgです。
つまり、いままでの開発体制にintelがリソースを投入しているのが実情で、ライセンスはこれまでの物に合わせただけだと思います。
ちなみにLGDIのEric Anholt氏はFreeBSDのコミッタでもあるのであまり心配はないと思いますよ。
これで何とかまともに動くようになって欲しいものだ (スコア:0)
Re:これで何とかまともに動くようになって欲しいものだ (スコア:3, 参考になる)
Intelと言ってもノート用の855GMEでFreeBSDなんですが, Xorgで3Dアクセラレーションも含めて動いていますよ. 以下がカーネルメッセージですけど.
まあチップセット内蔵グラフィックに性能を求めるってことはないので, 個人的にはstellarium [sourceforge.net]がサクサク動くってだけで満足です.
Re:これで何とかまともに動くようになって欲しいものだ (スコア:2, 興味深い)
Intelの中の人が直接書いてコミットしてなかったっけ?(NICだけか?)
Re:これで何とかまともに動くようになって欲しいものだ (スコア:4, 参考になる)
% jless /usr/src/sys/dev/drm/i915_*
linuxからっぽく見えるけどdri.freedesktop.org [freedesktop.org]の物ですね。
で、一つのファイルを除いて とあります。で、Tungsten Graphics [tungstengraphics.com]ってなに?ってググると、CNetの記事にはないのですが、mycomの記事 [mycom.co.jp]や先のdri.freedesktop.org、そしてよく見るとhttp://intellinuxgraphics.org/team.html [intellinuxgraphics.org]にも名前が上がってる、現在のDRM/DRIやXのドライバ開発を主導している会社のようです。
あと、先ほどの Development Team に上がっている Intel Development Team のメンバーは、ググればすぐに出てくるくらいOSS界隈で活躍している人達のようで。
#Anholt氏はFreeBSDのコミッタ、Packard氏はwikipediaにページがある有名人 [wikipedia.org]らしい。
ただ、もともとintelの人って訳ではなく、どうやらこのために雇われたようですけど。
こういった経緯を考えると、ATIやNvidiaに対抗してというより、それらを横目で見てようやく本腰を入れて参加してきた、という見方もできるかなと。
#それが対抗といえば対抗なんですけど
ちなみにi915_drv.cだけは とかありますが。/usr/src/sys/dev/drm/radeon_drm.h とかみると とかあって、上のリンクにあるようにPI->VA->TGと変わった名残のようですね。
Re:これで何とかまともに動くようになって欲しいものだ (スコア:2, 興味深い)
NICについても、数年前からe100/e1000は盤石な感じですし、最近ではインテルチップセットはかなり安定してるのでは?
#マザーボードにもよるかとは思いますが。
Re:これで何とかまともに動くようになって欲しいものだ (スコア:1)
チップセットというよりもっとジェネリックに例えばACPIドライバなんかもIntel提供ですよね?
ただまぁ、このストーリーはグラフィックスドライバまわりがオープンソース化された、って話題なのでオフトピ気味かも。
いや (スコア:1, おもしろおかしい)
Re:これで何とかまともに動くようになって欲しいものだ (スコア:1, 興味深い)
私も昔、EtherExpressやi810で苦労しましたね。
それ以降は運よくIntelのハードを使用してないんですが、そこらへんどうなんでしょうか。
しないさせない!スルー力
Re:これで何とかまともに動くようになって欲しいものだ (スコア:1, 興味深い)
少なくとも、ビデオ内蔵はともかく、いわゆるチップセットならば、VIA などの互換チップより、Intel 製の方がドライバ開発者のリリースも速いし、安定してますよ。
Linux を使うならば、Intel のチップセットを選んでおい方がいいです。実際、South ブリッジなどの不都合が多いのは、互換チップ用のドライバの方です。ユーザーの絶対数が少ないので、どうしてもテストも開発者も少ないからです。
Linux において、Intel のチップよりより、他ベンダのチップセットの方が「現在進行で」安定して動くものがあるのでしたら、お教え願いたい。いえ、昔 VIA の KT シリーズで苦しめられた時期があって、それ以降 Intel のみを使うようになったものでして。
まぁ、確かに過渡期の Intel チップは問題があるときはありますが、それは別に linux に限った話でもないです。要するに、チップを選べということです。それは Intel 以外も一緒ですし、総じて Intel のメインストリームが一番安全です。
Re:これで何とかまともに動くようになって欲しいものだ (スコア:1)
Re:これで何とかまともに動くようになって欲しいものだ (スコア:1, おもしろおかしい)
Re:これで何とかまともに動くようになって欲しいものだ (スコア:0, おもしろおかしい)
ATIはどうでるか (スコア:0)
Re:ATIはどうでるか (スコア:1, 興味深い)
そう簡単にオープンソースにはならない気が。
あり得るとしたら、チップが型落ちになってからオープン化されるとか。
(とは言っても、ここ最近のはほとんどユニバーサルドライバだし・・・)
正直、Intelチップのグラフィックス性能では、今回のような件があっても、2大巨頭が動かすまでのインパクトは無い気がします。
Re:ATIはどうでるか (スコア:0)
チップセットにATIのビデオまわりをまるごと詰め込むことになったら、
ドライバも入ってないと「購入しても使えない」事態が生じるのではないでしょうか。
Re:ATIはどうでるか (スコア:1, 参考になる)
統合されてもドライバで困ることは無いでしょう
…
ネタで書きはじめたけど、省電力サーバ向けに欲しくなってきた
作ってくれないかな
Re:ATIはどうでるか (スコア:1, 参考になる)
>統合されてもドライバで困ることは無いでしょう
最近じゃATI のES1000 [ati.com]やXGIのVolari Z7 [xgitech.com]なんかも使われますね
Re:ATIはどうでるか (スコア:0)
VGAドライバで動く機能くらいは乗っけそうですけどね。
Re:ATIはどうでるか (スコア:3, すばらしい洞察)
>VGAドライバで動く機能くらいは乗っけそうですけどね。
そーなると、VESA BIOSの最適化で済ませられてしまうような(^^;
最適化されていなくていいから、GPUを直接叩いて3D/2Dアクセラレーションでそこそこの速度を出せるコードをBSDライセンスかGPLで出してほしいと思うんですけどね。
特にnVidoaはCgのLinux版を無償供給してるんだし(ライセンスに縛りがあったと思うけど、Debian本家のnon-freeに入る程度ですからね…)、何とかなりませんかね(;´Д`)
LinuxやFreeBSDのようなFOSSユーザ向けの市場では下手にパフォーマンスあげるよりもそこそこ使える性能の物をFOSSにして配布した方がハードも売れるという事に早く気がついてほしいような(^_^;
# そのあたりハードウェア性能を最大に出さないと受けの悪いWindowsユーザと文化が違うんだから…
Re:ATIはどうでるか (スコア:2, すばらしい洞察)
文化じゃなくて、その性能を生かす|必要とする用途がどれだけあるかの違いじゃないですか?
Re:ATIはどうでるか (スコア:2, 興味深い)
どうなんでしょうねぇ?
潜在的な需要を含めたらアプリの需要傾向自体はWindowsでもLinuxなどでもそんなに変わらないと思いますが…
少し?古いソフトですが、iD SoftwareのDOOMシリーズやQuakeシリーズはLinuxでも非常に受けた訳で、どっちかというと市場規模が読めないとか開発コストが嵩むとかの関係でWindows Onlyになってる場合がおおいんじゃないかと思いますし、
その根底にはFOSSの文化とコピープロテクトが当り前のWindows文化の違いが大きく絡んでいるように思うのですが。
実際、日本語化されていなくて英語中心だからとっつきにくいのと疲れるだけで市販の物と遜色のないFOSSのRPGやネットワークゲームも沢山ある訳ですし、需要自体はそんなに変わらないと思いますよ。
結局はOpenである事の優先度が高い文化と低い文化があるという違いがあって、GPUメーカはその違いに気づいていないのかなぁ?と思うのですが…
Re:ATIはどうでるか (スコア:0)
桁が違いすぎて比較するのが馬鹿らしいくらいに。
Re:ATIはどうでるか (スコア:0)
Re:ATIはどうでるか (スコア:2, 興味深い)
で、X.OrgのnvドライバとMesaだと遅すぎて使いものにならない(;´Д`)場合が結構ありますので、標準でGPU叩くドライバが欲しいというのが切実になってきているのではないかと。
オンボードだと旧S3(今はVIAに吸収されたんでしたっけ?)とかIntelとかありますが、
例えばSocketAM2のマザーボード製品を見ていると、オンボードVGAは殆んどGeForce6150ですし、外付けにするにしてもnVidiaとATI以外のチップを使った製品って容易には入らない状況ですから、(グラフィックボードに)投資した分が回収できない…ちょっとしたOpenGLを使ったアプリでもアクセラレーションの意味をなさなくて無駄に重くなってる…と言う悲しい状況に陥っている訳で。
X.Orgのドキュメントを見るとATIのグラフィックチップも似た状況のようですし、何とかしてほしいというのが正直な気持ちです(;´Д`)
Re:ATIはどうでるか (スコア:0)
今回のことで、このチップセットが売上を伸ばせば、あるいは良いドライバが作られれば
他も追随するでしょうけど。
Re:ATIはどうでるか (スコア:0)
#所望の環境で所望の速度が出るのかどうかは知らんが、
#GeForceはNVIDIA純正のドライバ入れたらそこそこ速くなったけど。
オープンアーキテクチャー化 (スコア:0, 余計なもの)
技術しての囲い込みが出来なくなるので
結果として開発が人件費の安いところにシフトし易い
これを使って何かと考えると…
銀行のATM端末がLinux化され3Dの画面になるのでしょうか?
Re:オープンアーキテクチャー化 (スコア:0)