あるAnonymous Coward 曰く、
フランス通信(AFP)などは4月20日、理論物理学者のスティーブン・ホーキング博士が緊急入院したと伝えた(産経MSNの記事)。ホーキング博士は現在67歳。ケンブリッジ大学の発表によれば、「ホーキング博士の病状は極めて深刻」とのこと。胸部の感染症を患っており、ここ数週間、具合が悪かったという。救急車で病院に運ばれ、詳しい検査を受けている。
続報として21日、ホーキング博士が快方に向かっていることが伝えられた(47newsの記事)。ケンブリッジ大学では「(容体は)危険な状態ではなく、回復できるとみられる」としている。
一縷の望みというのは大事かもしれませんね (スコア:4, 興味深い)
周知のとおりホーキング博士はオックスフォードでの最終学年のころ筋萎縮性側索硬化症を患いました。「ホーキングの最新宇宙論」(p21, 日本放送出版協会)の中で
と述べています。この病気は先に挙げたリンク難病情報センター|筋萎縮性側索硬化症 [nanbyou.or.jp]によれば、
とのこと。しかしホーキングの場合は当初からまれな症例だったということもあるでしょうが、21歳で診断されてから67歳にまで生きながらえることになったのは、結婚や研究によって生きる望みがついえなかったからでしょうか。
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re:一縷の望みというのは大事かもしれませんね (スコア:2, すばらしい洞察)
きっと心が光速に近い速度で宇宙を飛びまわっていて、相対論効果で寿命が延びてるんじゃないかな。
博士、もっともっと飛び回ってください。応援しています。
Re:一縷の望みというのは大事かもしれませんね (スコア:1, すばらしい洞察)
好まれるべきでもないと思う
病は気から、養生に身が痩せる、気軽ければ病軽し (スコア:2, すばらしい洞察)
>そういう精神論は一般に好まれないし
一般が好もうと好まなくても、病にかかった当人がプラス思考を持つことは大事ですよ。
病気以外に取り組むテーマなりイベントがあれば、気がまぎれますし。
# 病気に留まらず、仕事とか課題とかそういうものにも言えること
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re:一縷の望みというのは大事かもしれませんね (スコア:1)
根性だけじゃどうしようもないですが、気持ちを持つことは大事だと思いますよ。
Re: (スコア:0)
そうそう、性根腐ってる奴ってやっぱり病気っぽいもんね
Re: (スコア:0, フレームのもと)
激しく同意。他の同じ病気の人は最期がダメダメだったから早く死んだんだ。
と言ってるのと同じだし。
Re: (スコア:0)
> そういう精神論は一般に好まれないし
> 好まれるべきでもないと思う
私は人間的な感情の理解に困難があります、って素直に言えばいいのに。
Re: (スコア:0)
同意。
そういう精神論は、宗教における便利な「神様」みたいなもので、現時点で原因不明のことについて理由をつけるためについつい使われがちだけれど、まったく理屈が通ってないし、例の「 水からの伝言 [wikipedia.org]」と根は一緒。
言うならば「本人が積極的に治療に取り組み、それに対して医師も応えた」と言ったようにすべきであって
21歳で診断されてから67歳にまで生きながらえることになったのは、結婚や研究によって生きる望みがついえなかったから
なんて書かれても、それは結果論でしかない。それは精神を強く持っていながらも、病の前に倒れた人々に対する冒涜だし、生命を支える仕事をしている医師を初めとした関係者の努力を軽視するも
診断がきっかけで人生が変わった例とでもしておきましょうか (スコア:2)
それはそいつが適切な言葉を知らないだけでしょう。昔下半身麻痺で車椅子の友達がいたけれど、病気の話は極力触れずいつも好きな野球の話とか、月一院外の床屋まで出かけたりとかしたっけな。うつ病の人に「がんばれ」と言ってはいけないみたいなことを知らない人は多いものだし。職業柄そういう人たちに接する人は大変だなと思うよ。
医師の努力を軽視している?まさか。
だれも積極的思考さえもてば医者にかかる必要はないと言っているわけではない。
癌だと診断されて、マイナス思考が働けば「どうせ俺は死ぬだけ。医者に行ったって金の無駄」、
プラス思考なら「なんとか長生きできるように手をうとう」と思うでしょという話。
ホーキング君の場合、診断される前はごくごく平凡な人だったのにある日治らない病気だと知ってから
努力して人生が変わったということ。診断がきっかけになったというだけ。
あなたの論理の展開は感情論でオフトピも甚だしいと思うのですけど。
# かかりつけ医をもっているのでID
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
「そういう好まれるべきでない精神論が、むしろ一般に好まれている現状を憂う」なら賛同するんだけど。
この流れでそれはちょっと違うんじゃないかな。
Re: (スコア:0, フレームのもと)
なあに、かえって免疫力がつく?
Re: (スコア:0)
いや、実はそういうプレイだったという噂も。
恢復おめでとうございます。m(_ _)m
Re: (スコア:0)
不謹慎かもしれませんが、ホーキング博士のニュースを見るたびに「まだ亡くなってないんだ」と思ってます。
ホーキング博士の病状は徐々に進行しているという話をどこかで聞いていたので「そんなに長生きできないんだろうなぁ」とか「もったいない」とか「いつまで研究を続けられるんだろう」とかそういう風に考えていました。
もし健康体であれば、もっと自由に研究できたんだろうか、それとも別の仕事に就いていたのだろうか。
身体が自由に動かないから考えることに集中できたのかな。
#『ホーキング、宇宙を語る』を買って読む程度にはこの手の話に興味があるAC
#内容を理解できてるかどうかは非常に怪しいが orz
ノーベル賞 (スコア:0)
彼も、候補者のひとりなんだよね。死んだら当然もらえないので、今回は頑張って欲しいところ。
Re:ノーベル賞 (スコア:2, 参考になる)
> 候補者のひとり
って、どういうレベルででしょうか?
単に優秀な科学者として? それとももう少し踏み込んだ何かがありますか?
私もノーベル賞とって欲しいとは思うのですが、ホーキング博士の業績は理論的なものですから。
ノーベル賞って理論のみで実証がなされていないものへの授与はされない方針ですよね
# 言いたくないが、ノーベル賞の順番待ち理論がある程度真実ならばとっくに貰っているはずなんだ……
Re: (スコア:0)
>ノーベル賞って理論のみで実証がなされていないものへの授与はされない方針
ノーベルはたたき上げで実践を重んじた人だったからそのような条件と付けている、
という話を何かで読みました。
アインシュタインも相対性理論でノーベル賞を取ったわけではない、ということが
ノーベル賞のスタンスとして良く取り上げられる事例になってるみたいですね。
ホーキングの場合、実証可能な業績は少ないみたいですけどLHCでマイクロブラックホール
が生成されれば、その観察からホーキング放射が実証できるかも。そしたら取れるかな?
ただ、マイクロブラックホールが蒸発する原因はホーキング放射だけではなかったような気も
Re:ノーベル賞 (スコア:1)
Re:ノーベル賞 (スコア:1)
昨年の南部・小林・益川三氏の受賞はそのパターンでしょうか?
-- う~ん、バッドノウハウ?
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
ノーベル(賞)といえば20世紀初頭から始まった賞、つまり世界観が「19世紀」なんですよね。 19世紀までの科学といえばニュートン力学とかせいぜいマクスウェルとかな世界であり、基本的にジッケンできる(しやすい)ものが主流。
量子力学とか宇宙論みたいに実証が伴いにくい(伴うとしても実験できるようになるまで技術の進歩が相当時間かかる)ような分野は19世紀までだとあまり無かったわけで、そういう分野が「めざましい研究成果」を報告するという事態をノーベル自身もあまり想定してなかったのではないかな?
Re: (スコア:0)
量子力学方面では順当にノーベル物理学賞は出てますよ。
朝永振一郎先生とかもそうですよね。
実証されない限り「めざましい仮説」に過ぎないので、
賞に値しないというのは、ひとつの見識でしょう。
これといった成果が出せないストリング理論のプロパガンダ的
ポピュラーサイエンス本の蔓延で、その種の理論をありがたがる
良からぬ傾向があるようですが、しょせん仮説は仮説ですから
仮説としての価値はもちろん十分にあるとしても、賞に値しないという
スタンスはアリと思われます。
ついでにノーベル賞は実利につながる(または将来つながる可能性がある)
ことも選考の基準になっているそ