fuku0185 曰く、アカデミックでサイエンティックでマニアックなファンに愛される月刊誌「蛋白質 核酸 酵素」が、2010年1月号(2009年12月22日発売)をもって休刊することになった(休刊のお知らせ)。月刊誌「蛋白質 核酸 酵素」は、1956年の創刊以来50有余年にわたって第一級のニュースや論文を掲載。独自のファン層を獲得していたが「諸般の事情」によりその役目を終えることになった。さて・・・この雑誌のお世話になった人はどれだけいるだろうか。
定番誌じゃないですか (スコア:2, 興味深い)
ウチの母校の図書館では、全冊が閉架式書庫ではなくて館内の本棚に並んでる、つまり定番誌です。
ウチの母校だけのシステムかもしれませんが、
わざわざ書庫内に入って探して来ないと読めない雑誌じゃなくて、
利用者が暇つぶしに気軽に手にとって読める定番誌が無くなっちゃうのは痛いですねぇ。
今年は同じく定番誌だった『國文學 解釈と教材の研究』も休刊しちゃったし…
残念…… (スコア:2, 参考になる)
就職して(研究生活を離れて)から、定期購読してました。
読みやすくて、特集も好きだったのになぁ……
ああいった雑誌は、研究生活を離れてこそ面白いと思いました。
(自分の専門にどう絡むのか、必死になって読まずに気軽に読めるから)
Re: (スコア:0)
Re:残念…… (スコア:3, 興味深い)
分子生物系とかだと教科書と最先端のギャップが大きいので、それを埋めるためのレヴュー誌が(学生には)必要だって思います。
だけど、molecular biology of the cell(分子生物系で最も有名な教科書)でも4-5年に1回新しくなる程度で、日本語版は更に遅れているのが現状(英語版を読めば良いだけですけど)。
蛋白質核酸酵素みたいな雑誌が両者を兼ねるような感じで良かったんですけどねぇ。
教科書と最先端の間は、英語レヴュー誌っていうのが当たり前になるのかも知れません(Trends in Biochemical Scienceとか、Trends in Geneticsとか [cell.com])。
その気になれば、研究から離れた人間でも読めるところが魅力だったのですけどねぇ……Trendsシリーズって、個人購読できたっけ?できたら物理的に冊子が欲しいけど……大学生協にでもお願いしたら良いのかな?
サイエンティック? (スコア:1, おもしろおかしい)
才媛ティック?菜園ティック?
40号あたりからは全部揃ってます。
読み物としても面白いので残念。
bitの共立出版 (スコア:1)
だよね?だから名前だけは知ってた。
これで共立出版の出してる(学術)雑誌って全部無くなったのかな。
希望はある (スコア:0)
編集部ごと移動してエンジンテクノロジーレビューとして再出発した例があります。
他にも編集部ごと会社を異動した例は自動車チューニング雑誌のAuto works→Gワークスと言うのも知っています。
なので、編集部のみんなに、まだだ、まだ終わらんよ、と言う気持ちが残っているならば希望はあります。
つまり (スコア:0)
Re:つまり (スコア:1)
特集! 遺伝情報のマル秘コピーテクニック、とか載っていたんですか!?
Re:つまり (スコア:4, おもしろおかしい)
「気になるアノ子の卵子もぶっこ抜き!」
「脱! 教えて君 最新用語Q&A」
「インプリンティング解除でウハウハ生活!!」
「特選! 使えるフリー酵素50本!」
確実に定期購読しますよ。
Re: (スコア:0)
ファンロードなどは二度出版社を変えている
# 蛋白質 核酸 酵素といえばカレンダーソフトかなんかに発売日のデータが入っていて
# DOSを起動するとたびたび目にした名前だったなあ
Re: (スコア:0)
最近版元が学研から変更になったOutrider [bikebros.co.jp]という例もあるな。
# ライディング・ストマックくらいしか読んでねぇ。
あと、ファンロード [itmedia.co.jp]もそうか?
Re:希望はある (オフトピック: -1) (スコア:1)
おや、こんなところにOutrider読者が。
# うっかりしている内に2008年9月発売号から一年分買いそびれていた……。orz
# amazonやe-honとかだとバックナンバー無いっぽいし……
ここは自由の殿堂だ。床につばを吐こうが猫を海賊呼ばわりしようが自由だ。- A.バートラム・チャンドラー 銀河辺境シリーズより
ノーベル賞 (スコア:0)
生物科学の大学で学んで、研究でも遺伝子組み換えの手法を使ったりしてた自分としてはすごいわくわくする研究内容です。