
HTCの役員らが取引上の秘密をリークしたとして逮捕される 11
ストーリー by hylom
HTC自体への影響はあるのかな 部門より
HTC自体への影響はあるのかな 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
ロイターによると、「幹部らが同社の極秘技術情報を中国・成都市政府に不正に提供しようとしていた」という。市政府はその見返りとして、逮捕された幹部が設立準備を進めていた企業に金銭を支払うという予定だったそうだ。
ロイターによると、「幹部らが同社の極秘技術情報を中国・成都市政府に不正に提供しようとしていた」という。市政府はその見返りとして、逮捕された幹部が設立準備を進めていた企業に金銭を支払うという予定だったそうだ。
アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者
trade secret = 営業秘密 (スコア:2)
おいおい、trade secret には確かに取引上の秘密も含まれるけれど、普通の意味はもっと広く、日本では不正競争防止法で保護される、いわゆる営業秘密(企業秘密)のことだろう。
コカ・コーラの配合は trade secret だけど、それを「取引上の秘密」と呼んだら何かちょっと違う。
露見しなかったケースも多数あるんでしょうね (スコア:1)
露見せず「うまくいった」ケースというのも、過去には多数あったんじゃないかと。
Re: (スコア:0)
いやまあ、そりゃあったでしょうけど…。
デッテイウ
まあ個人が不正をするのはよくある話だが (スコア:0)
市政府が組織ぐるみでというのがさすがだわ・・・
Re:まあ個人が不正をするのはよくある話だが (スコア:1)
しかしいつもの中国とはいえ、1市政府が、台湾企業の技術情報になぜそんなに入れ込んだのか。
上への土産としてでしょうか。それともどっかのIT企業ときっちり癒着してるのか。
Re: (スコア:0)
市政府といっても、幹部が私物化しているのでしょう。
どんな取引上の秘密か不明ですが、例えば、HTCが、新工場を計画しているなら、
先回りしてその辺りの土地を買い占めて置けば儲かります。
捕まった役員と市の幹部が、不動産会社を設立して、買占めに必要な資金は
市政府から出資させる。利益の多少は市政府にも配当されるが、そのほとんどは
悪い奴らが頂戴するとか。
純粋な技術情報ではなく、HTCを食い物にするために有用な情報ではないでしょうか。
Re:まあ個人が不正をするのはよくある話だが (スコア:2)
中国の場合、個人が土地を所有することは許されず、市政府から土地を賃借する契約。
その場合、契約期間が100年などと設定されていても、不動産デベロッパーがその一帯の土地が欲しいと市政府に申し入れると、不動産デベロッパーに提供する方が遙かに儲かるので、個人が住宅や農地として使っている土地を、契約を破棄して取り上げる。
さすがに、若干の補償は提供されるが、多くの場合、数ヶ月から1年程度の生活費にしかならない金銭と、新築の借家(賃料が上がってしまう)などで、地方の農家が大きな生活の変化に対応できるような内容ではない。
もちろん、中国の地方政府の幹部がリベートを受け取らないわけがないだろうが、普通に市政府の財政を考えても、メリットは大きい。だからこそ、地方政府は大工場やショッピングセンター、高級住宅地の開発に非常に熱心だ。
Re:まあ個人が不正をするのはよくある話だが (スコア:1)
Re: (スコア:0)
土地なのかどうかも不明ですが、HTCとしてはいよいよ我慢ならず、
成都市を捨てる覚悟で、市政府を敵に回すような行動を起こしたのかも知れません。
こういう一方方向の報道は大抵プロパガンダ (スコア:0)
>>市政府はその見返りとして、逮捕された幹部が設立準備を進めていた企業に金銭を支払うという予定だったそうだ。
情報を流していた証拠を出せと言われても、支払いが予定とされるからないし、
支払う予定で幹部が動くわけないよね。