Disney Research、ナイロン糸ベースの人工筋肉を開発 13
ストーリー by hylom
いつかアトラクションに使われるのだろうか 部門より
いつかアトラクションに使われるのだろうか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
Disney Researchがナイロン糸を編んで作った人工筋肉を開発したという(GIZMODO、Disney Research)。
この人工筋肉は導電性ナイロン糸をコイル状に編んだ構造をしており、熱を加えると縮み、冷めると伸びるという性質を持つという。これを使って作った人工アームによる実験結果も記載されている。
製造方法についても説明されているが、この人工筋肉は一般的な導電性ナイロン糸で簡単に製造できるという。重りで引っ張りながら糸をねじってコイル状にし、さらに一定間隔で熱を加えるという製法らしい。導電性ナイロン糸を使用することで、電流を流すことで熱を発生させてその熱で伸縮させられるそうで、反応速度も高速だそうだ。
phason日記 (スコア:4, 興味深い)
これですね
phasonの日記: 釣り糸や縫糸からでも作成できる高性能な人工筋肉 [srad.jp]
Re: (スコア:0)
定期
phason氏って何者
Re: (スコア:0)
釣り糸が人工筋肉になるという最初の論文は、そのphasonさんが紹介しているScienceの論文(こっちはDisney Researchの研究ではない)の方のようです。
今回の論文はその釣り糸アクチュエータに制御回路を付けて、位置制御や力制御の性能を調べた、という趣旨のになっています。さらに多指ロボットハンドを作ってみせたところもポイントですね。
Re: (スコア:0)
http://wired.jp/2014/03/10/future-robot-muscle/ [wired.jp]
http://ggsoku.com/tech/artificial-muscle-from-fishing-line/ [ggsoku.com]
当時もここで話題になったような気がしないでもない
エントロピー弾性 (スコア:1)
熱で縮むというのはエントロピー弾性の効果を使っているのかな。
伸ばしたゴムも暖めると縮みます。
ということでソース論文見てみると、引用文献[4](Scienceだ)に、
繊維に沿って伸びきった高分子へのエントロピーの効果と書いてあります。
分子鎖がぴんと張った状態は一状態しかとれませんが、少し緩むと、いろいろな
パターンにぐにゃぐにゃと曲がれます。こちらのほうが場合の数が多くエントロピー
の効果を考えると安定と言えるということです。
久保亮五先生著『ゴム弾性』でこの効果を初めて知ったときは感動しました。
いいぞもっとやれ (スコア:0)
夢のアンドロイド達成のためには人工筋肉が必要不可欠と思っていますので。
# アシモはいつまで中腰なの?
Re: (スコア:0)
私は 夢の次世代TENGA実現が近付いたようで 同じく叫びたいですね
いいぞ もっとやれ
Re: (スコア:0)
脱力には冷却が必要なので、ディスにーのデモビデオでは筋肉に沿ってファンをつけて応答速度を速めていました。
全身空冷ファンだらけであちこちから空気が噴出しているとは、うるさそうなアンドロイドが出来そうだな。
あるいは液冷方式で全身を冷媒が駆け巡るとか。
傷つくと流血して動けなくなるロボットとか、なかなかドラマチックで絵になる。
# Boston Dynamicsの二足歩行ロボ [youtube.com]などを見ていると、アシモの痔持ちみ
Re: (スコア:0)
冷媒は有機溶剤で。
意外と早く人工有機体が出現するかも?
Re: (スコア:0)
> 冷媒は有機溶剤で。
なんで溶剤?わざわざ腐食性の高いものを使う理由は?
Re: (スコア:0)
> # アシモはいつまで中腰なの
立ってるのを隠してるんだから、見て見ぬふりしてあげなよ
トゥモローランドでは… (スコア:0)
人工筋肉でムキムキボディになったミッキーやマッチョ人魚姫がお出迎えしてくれますか?
Re: (スコア:0)
ベイマックスのほうかと