NTTが250Gbpsでの短距離光伝送を行える技術を開発 10
ストーリー by hylom
ますます速く 部門より
ますます速く 部門より
NTTが250Gbpsでの短距離光伝送に成功したと発表した(NTTの発表、日経新聞)。
光ファイバを使った短距離光通信ではより高速な通信を行うため、単純な0/1の信号ではなく、デジタル信号をアナログ信号に変換してやり取りを行っていた。この変換を行う回路の駆動周波数が30GHz程度であるため、従来手法はこれ以上の高速信号を扱うことができなかったという。今回開発された手法では、入力信号を分割して変換回路の駆動周波数以下に変換した後に2つの変換回路で処理し、その結果を高速に動作する化合物半導体ベースの回路で合成することで周波数帯域60GHzを実現したという。さらにADSL等で使われるDMT変調を利用することで、250Gbps、10kmの光伝送に成功したとのこと。
また、現行の100Gbpsイーサ規格では25Gbpsでの通信を4波長分使用して合計100Gbpsを実現しているが、今回開発された技術を4波長分組み合わせることで、1Tbpsの伝送が可能になるという。
利用制限 (スコア:0)
1秒以下で利用制限にひっかかるわ〜
とかおもったけどストレージの方がおいつかないな
Re: (スコア:0)
8kストリーミング広告をぶちまけちゃえば美味しくいけるでしょ
# LTE-Broadcastアプリがプリインストされて強制立ち上げバックグラウンド待機な未来
おかしくね? (スコア:0)
◆技術のポイント
新技術(帯域ダブラあり)→300Gbps→訂正可能ビット誤りを加味して実質250Gbps
従来技術(帯域ダブラなし)→150Gbps→(訂正可能ビット誤りを加味して実質125Gbps?)
2倍の速度で通信出来るようになったわけだ。
◆用語解説 ※3
>現行の100ギガビットイーサの規格では、毎秒25ギガビット×4波長で毎秒100ギガビットを実現しています。
おい、今さっき従来技術125Gbps出るって言ったじゃん、いつの間に1/5の速度になってるんだ。
現行技術の理論値は125Gbps()だけど、
現実的には様々なボトルネックがあって理論値の1/5の性能しか出ていない。
それらのボトルネックは全て解決済みで理論値と同等な結果は(10年後の実装段階で)出せる。
今回の発表ではそれとは別に2倍になる新技術を編み出したからそれのお披露目ってことかな?
Re: (スコア:0)
これからプレスリリースを書くときはこのレベルの読者も想定しないといけないんだな、と思いました。
Re: (スコア:0)
「従来技術」が何を指しているかに注意しながらもう一度読み直してみましょう。
Re: (スコア:0)
ありがとう。
ヒントをもらってようやくわかった。
既存の技術は単純に100Gbpsの通信技術であるって話か。
今回の新技術でようやくこの次の規格の対象となる1Tbitに届いたという内容のニュースなのね。
Re: (スコア:0)
まだ理解してなさそうだ。規格と技術の区別がついてなさそうだし。
そもそも「従来の技術」は「現行規格」に採用されてないんじゃないか。
Re: (スコア:0)
技術A(新技術)1波長あたり250Gbps → 規格A 1Tbps@4波長を実現できる
技術B(従来技術)1波長あたり125Gbps → 規格B ここでは書かれていない
技術C(現行技術)1波長あたり25Gbps → 規格C 100Gbps@4波長、現行の100Gbpsイーサ規格
新技術の従来技術からの変更点、概要書くとこんな感じ。
・従来はSi-CMOSで作ったDACの速度の限界が30GHzだった
・InPでなら高速動作できるが、集積度が足りず、高機能なDACを作れない
・それなら、30GHzのDACを2個Si-CMOSで作って、出力をInPで作ったアナログ掛け算回路で2倍の60GHzにしよう
このぶんでいくと (スコア:0)
通信時間がマイナスになる時間遡行型パケットが開発される日も近い。
ただ、この場合の通信速度はマイナスになっちゃうんだよな。
あと、パケット到着後にパケット送信をとりやめてはいけない。
重篤なタイムパラドックスが起こり、宇宙そのものの存在が危うくなる。
Re: (スコア:0)
到着したパケットをループバックして再度時間遡行させればいいだけ
タイムパラドックスが起こる心配はない