
RMS、悪性リンパ腫の治療を受ける 50
ストーリー by headless
治療 部門より
治療 部門より
RMS こと Richard M. Stallman 氏が GNU プロジェクト 40 周年記念イベントの基調講演で、悪性リンパ腫の治療を受けていることを明らかにした
(The Register の記事、
動画)。
治療のため特徴的な長髪と髭を失った Stallman 氏の風貌は大きく変わったが、病状は管理可能であり、今後何年もの間プロジェクトにも関わり続けることができるとのこと。The Register の記事では濾胞性リンパ腫 (follicular lymphoma:FL) だと Stallman 氏が述べたと書かれているが、動画で該当の発言は見つけられなかった。濾胞性リンパ腫は非ホジキンリンパ腫の一種で、悪性リンパ腫の中では進行速度の遅い低悪性度の B 細胞リンパ腫だ。
基調講演では Red Hat や生成 AI を批判し、若い人々を自由なソフトウェアに興味を持たせることの困難さを語った。講演は Stallman 氏がステージ中央の椅子に座った状態で始まり、マスクやマイクの関係で聞き取りづらいと客席から指摘される場面もたびたび見られたが、実際の話しぶりははっきりしていた。後半の質疑応答では一人で立ち上がって演台まで移動するなど、体力的にも問題ないようだ。
治療のため特徴的な長髪と髭を失った Stallman 氏の風貌は大きく変わったが、病状は管理可能であり、今後何年もの間プロジェクトにも関わり続けることができるとのこと。The Register の記事では濾胞性リンパ腫 (follicular lymphoma:FL) だと Stallman 氏が述べたと書かれているが、動画で該当の発言は見つけられなかった。濾胞性リンパ腫は非ホジキンリンパ腫の一種で、悪性リンパ腫の中では進行速度の遅い低悪性度の B 細胞リンパ腫だ。
基調講演では Red Hat や生成 AI を批判し、若い人々を自由なソフトウェアに興味を持たせることの困難さを語った。講演は Stallman 氏がステージ中央の椅子に座った状態で始まり、マスクやマイクの関係で聞き取りづらいと客席から指摘される場面もたびたび見られたが、実際の話しぶりははっきりしていた。後半の質疑応答では一人で立ち上がって演台まで移動するなど、体力的にも問題ないようだ。
髪の毛と髭より (スコア:2)
Re:髪の毛と髭より (スコア:2, 参考になる)
太っているのではなくて、悪性リンパ腫でよくある「腹水」だと思われます。
腹水自体が本人にとっての免疫でもあるので、そう簡単に抜くことはできませんし、
抜いても数日程度で元に戻ってしまうようです。
Re:髪の毛と髭より (スコア:1)
タレコミ本文にもある通りFollicular lymphomaは低悪性度なので、腹水貯留はどちらかといえば珍しい症状ですよ。というか腹水が貯留するような状態だったら脱毛を伴うような抗腫瘍薬の使用は躊躇する(リツキシマブ単剤にするとか)かもしれません(もちろんいろんな状況が考えられますが)。
Re: (スコア:0)
勉強になりました
Re: (スコア:0)
70歳で食生活を変えるのは本気にならないと難しいだろうな
Re: (スコア:0)
そンなイメージが
無理せんで休めばいいのに (スコア:1)
さすがにお前が癌だと言う奴はおらんやろ
Re: (スコア:0)
GPLはウイルスとよく言われていたが、がーん
Re: (スコア:0)
コピーレフトを知らない無能経営者GPL違反を指摘されて大慌て、契約条件?何それそんなの無効ですけど
Re: (スコア:0)
さすがにマスクつけてたけど、スイスで公演する余裕もあるぐらいはまだ悪化してないんじゃないかな
Re: (スコア:0)
リコーダーの公演でもあったん?
Re: (スコア:0)
リンク先によると (スコア:0)
治療成績は良好だけど、再発しやすいタイプなのですか。
Re: (スコア:0)
リンパや太い血管がからむとどうしてもね
大腸ガンなどでもリンパ節転移があるとそこから他に転移することが多いみたいだ
その場合病変を切除した後も中短期複数回の抗癌剤・分子標的薬の投与で一気に押さえ込むのだけど、範囲・人・体力によっては副作用がそれこそ死にたくなるくらいキツいらしい
リンパ郭清という手もあるが条件・デメリットはあるし、その経験を持つ医師がいる病院はさほど多くない
というのを家族の入院で知った(半分は主治医の説明で、半分は当人と調べて)
Re:リンク先によると (スコア:4, 参考になる)
リンパ腫とか白血病とかの血液腫瘍は大腸癌とかの固形癌とは別物と考えたほうがいいです。
固形癌は手術で取り切れなかったら治癒は難しく化学療法は延命でしかない(術後補助化学療法はまた別)のに対して、血液腫瘍では手術は行わず化学療法が基本ですが、化学療法がよく効くことが多く治癒も目指せます。
ただ、濾胞性リンパ腫は進行がゆっくりな一方で治癒は難しく、再発を繰り返しながら徐々に進行していきます。進行がゆっくりなので病初期には経過観察するくらいですが、RMSは化学療法を受けているみたいなので進行期なのでしょう…
# 大腸癌の外科手術でリンパ節郭清を行わないことは通常はありえません。
Re: (スコア:0)
ご教示ありがとうございます
リンパ節郭清については、主治医・執刀医にその必要の可能性を訴えたにもかかわらず否定されたものです(患者本人が最初に勘づいて訴えました)
その際の病院側の説明を元に書きました
ああ、そうでしたか
本人は10年近く前に他界しております
転移・再発した際にはこのことをなぜ別の病院で確認しなかったか、やはり医療ミスの類ではなかったかと悔やみました
地域のそれなりに大きな病院でしたし、腕の良い、また事実と異なることを伝えるとは到底思えない先生方でした
せん無いことですが、改めて心乱されるものですね
Re: (スコア:0)
断定的に書きすぎてしまいましたが、リンパ節郭清しない場合もあります。
手術時に肝転移とか腹膜播種とかの遠隔転移が見つかった場合は、すでに腫瘍が全身に広がっており根治できないため、行う意味があまりないのでリンパ節郭清は行いません。(最近では大腸癌の場合は、予後延長を期待して肝転移や肺転移を切除する場合もありますが)
また、一口にリンパ節郭清といっても癌の深さ次第で郭清する範囲は変わってきますし、大動脈周囲などの原発巣から遠く離れたリンパ節は遠隔転移の扱いになるので郭清しません。
Re: (スコア:0)
ああすみません、余計なことを書いてご心配おかけしてしまったかも
目がさえて見に来てしまいましたがよく分かりました
ありがとうございます
こうやって教えてくださる方がいることだけで故人も喜んでいると思います(そういう人でした)
Re: (スコア:0)
>血液腫瘍では手術は行わず化学療法が基本ですが、化学療法がよく効くことが多く治癒も目指せます。
血液ガンは固形癌よりもサンプル採取が簡単なので研究が進めやすかったという背景があります。これ豆な。
グリベックの登場は衝撃的だったなあ
Re: (スコア:0)
そもそも癌って再発しやすいからね。酷いと手術したけどとっくに転移済みなんてケースも多いようだし。再発のように見えて取り切れていないケース。
何より癌はいわゆる5年生存率で重い軽いを判断されやすいが5年後生きてる確率が数割ということは十年後生きている確率は以下略…
若い人が (スコア:0)
オープンソースだのフリーソフトウェアだのに興味を持てなくしたのは、
Stallmanやその後の世代の責任では。
来た人間を追い返して、自分たち以外が食える世界を作らなかった。
シェアウエア的なアプローチも死んでしまって、スマホのアプリ経由しかマネタイズ出来ない。
こないだも金にならんので開発止めたって言うblogか何かを見たし。
Re:若い人が (スコア:1)
シェアウエアって自前の集金システム作るの面倒だからアプリに流れるんじゃね
Re: (スコア:0)
シェアウェアはフリーウェア作者が持ち出しになってしまう開発機材を揃える程度の寄付を募ってたものが、
一部の人がシェアウェア開発だけで食っていこうと考えて高額化したのでそっぽ向かれただけかと。
そもそもフリーウェアやオープンソースの作者って本業は別に持ってて、好奇心を満たすためとか
成果と名前を売って本業での評価を上げるとか、ソフトウェア自体は収益目的にしていないのが本筋。
Re: (スコア:0)
それが本業に反映されるってのが幻想でしか無いんでしょ。
小遣い銭でも入ればともかく、1円にもならないのが現実な訳で。
それで開発続けろってのはエゴにも程がある。
お前らは乞食かと。
Re: (スコア:0)
本業の商売との相乗効果が生まれる方法を本人がやってないだけじゃないですかね。
やってれば趣味が仕事レベルまでになってるはずですし。
Re: (スコア:0)
それを個人に押し付けた結果として、
オープンソースやフリーソフトという概念ごと滅びそうなわけで。
若い人がこない界隈は等しく消滅するのですよ。
Re: (スコア:0)
若い人が来ないと言われても、統計でもあるの?
Re: (スコア:0)
そこまでStallmanたちの守備範囲に含めるのはやり過ぎ
牽強付会とか言うより、それこそどんだけ甘えてんのよと思う
小さな趣味までマネタイズしなければ生きられない世の中とかソフトウェア業界とか
小さな趣味程度の範囲に収まるはずのソフトウェア開発の労力がいつまで経っても軽減されないとか、そういう話でしょ
ペイしない趣味をやめたいというならやめれば良いし、たとえ「苦渋の決断によりやめる」のであっても、それはタダ乗りを期待するユーザがどれだけ居るかとはまったく関係ない
ただツリー頭のコメントなら、言葉の意味を限定すれば一理あるとは思う
「彼らがオープ
Re: (スコア:0)
それぞれのフリーソフトウェア開発者がマネタイズ出来ない責任をRMSに求めるとかまるで意味不明ですね。
そもそもオープンソースやフリーソフトウェアは普通に存在しているし、更にその開発者に若者が入っているか否かに何の意味があるんですかね。
Re: (スコア:0)
そんな態度だから若い人が入ってこないんでしょ。
RMSやおっさん世代が死んだらお仕舞いだよ。
Re:若い人が (スコア:1)
新しい時代を切り拓くのは若い人たちの仕事。RMSやリーナス、ジョブズ、ゲイツと言った人達は若い頃にそれまでにはなかったもの(実際には既存だったとしても普及していなかったもの)を作り出すのに貢献した。先人が作ったものを踏み台にして新しいものを作った。
若い人は年寄りがやっていることを無理にやらんでも良い。伝統工芸みたいに、世の中に必要とする人がいなくなれば市場は縮小し、後継者がいなくなって廃れる。プログラマもその程度の話。
若い人たちは自分たちのやりたいようにやれば良い。年寄りの価値観を押し付ける必要はない。それが分かっているなら嘆くことなどない。
Re: (スコア:0)
どこかの誰かを悪者にしてどこかの誰かが困ってるんだと主張することに何の意味が有るのかわからない。
今のフリーソフトウェアを支えている技術者が高齢者だと、極少数のサンプルしかなくて、それを針小棒大に汎化しているのも意味不明。そもそも、RMSは闘病しながら開発を続ける意思があるのだろうけど、そのような人はレアでしょう。
Re: (スコア:0)
若い人は、RMSかFSFかどこかからの手厚いサポートを欲しがってる、って事?
手厚いサポートが無いから若い人が入って来ないんだ、と?
それが事実だとしたら、いかにも「現代」だなあ。
「(昔はどうだったか知らないが)現代の若者は国からの大した金銭的サポートがないから貧困だ
だから結婚できないし子供も産めないんだ、国は若者に手厚い金銭的サポートをしろ
昔の若者はなんやかんやで裕福だったに決まってるんだ知らんけど」
と、クソ高いiPhoneを使ってつぶやく若者像とピッタリ重なる。
Re: (スコア:0)
(RMSが期待するほど)若い人々は(RMSがよく知っている大きなプロジェクトの)自由なソフトウェアに興味を持たない、じゃないの?
期待しすぎだ。
まあシェアライセンスが死んだのは自由ライセンスが普及したからだろうね。
じゅうぶん興味を持たれてるじゃん。
Re: (スコア:0)
ジジイが集まってるところに若者は入りづらいわな
才能ある若者なら新しい事させたい気分もある
Re: (スコア:0)
>才能ある若者なら新しい事させたい気分もある
なーんか変なこと言ってるなあ。
ほとんどの人は別に強制されてやってる訳じゃないんだからやりたいことをやればいいんだよ。
そんなもんでしょ、昔も今も
Re: (スコア:0)
だから「近頃の若者は…」なんて言ってるジジイ共に関係なく好きなことすればいいでしょ
Re: (スコア:0)
#4538793は「新しい事"させたい"」ってなんだよ、と言いたのだと思う。
んで、#4538739の方はたぶん「新しいこと"してほしい"」的なニュアンスで書いてる。
Re: (スコア:0)
若者に(自分の思ってるような)新しい事をやらせたいってまさに老害じゃん。
Re: (スコア:0)
しかも重い腰を動かせるにも関わらず動かさない思考の老害だからよっぽど酷い。
Re: (スコア:0)
> オープンソースだのフリーソフトウェアだのに興味を持てなくしたのは、
Stallmanがいなければオープンソースもフリーソフトウェアも存在しなかった可能性がある
特にGPL系ライセンスは存在しなかった可能性が高いってことを理解した上で言ってるのかなあ。
Re: (スコア:0)
GPLやフリーソフトウェアはまだしも、オープンソースが存在しなかったはありえん。
さすがに個人の仕事を過大評価しすぎ。
Re: (スコア:0)
> オープンソースが存在しなかったはありえん。
確かにオープンソースという言葉が指すものは存在してた可能性が高いと思います。
ただ今の形でのオープンソースという言葉はたぶん存在しなかったんじゃないかな。
そもそもオープンソースという言葉が生まれた理由は
rms のフリーソフトウェア活動に問題を感じた人たちがいたからですから。
Re: (スコア:0)
そもそもオープンソースという言葉が生まれた理由は
rms のフリーソフトウェア活動に問題を感じた人たちがいたからですから。
正しいが、知らない人の誤解を招きそうなので補足
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%B3%E3%... [wikipedia.org]
そこでソースコードの公開は有意義であるが、フリーソフトウェア運動の急進的な思想は非現実的であり、その極端な思想がビジネスの世界からは拒否されていると考えた人々は[8]、「free software」に代わる用語と理念を検討した。
そこで「オープンソース」
Re: (スコア:0)
当時の機運を考えると、RMSがいなくても他の誰かが似たような概念やライセンスを考えだした可能性は高いな。
RMSは確かに行動力もあったし偉大な人物だけど、フリーソフトウェアの概念を一から全部考えたわけではなく、Usenetを中心としたコミュニティの空気感として存在していたのをまとめたに過ぎない。フリーソフトウェアとは違う名前になっただろうし、フリーソフトウェア運動も数年単位で遅れただろうけど、RMSがいなければ違う誰かが同じようなことをしただろうね。
Re: (スコア:0)
フリーソフトやオープンソースは他の誰かが提唱したりしただろうけど、「フリーソフトウェア"運動"」はRMSが全力で旗を振ったから形になったもので、ああいう強烈なキャラクターを持った人が先頭に立たなきゃ生まれないムーブだと思う。
Re: (スコア:0)
MIT Project Athena 「そうかな」
UCB CSRG 「そうかも」
カリスマ亡き後 (スコア:0)
#まだ存命ではあるけれど
カリスマ的な教祖亡き後の宗教は衰退するかさらに先鋭化するかどちらかだけど、GNUはどちらに向かうかしら
Re: (スコア:0)
MITがらみの例の騒ぎ以降、Stallmanの影響は薄れてるから大勢に影響ないと思う。
RMS的に (スコア:0)
不自由なソフトウェアを使った医療機器は問題ないのだろうか