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訃報:作家の酒見賢一氏 20

ストーリー by nagazou
お悔やみ申し上げます 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

朝日新聞の記事によると、作家の酒見賢一氏が7日に死去したそうだ。59歳だった。死因は呼吸不全のためとされる。

1989年に「後宮小説」で日本ファンタジーノベル大賞でデビューし、同作は後にアニメ化された。「墨攻」は漫画化、映画化された。その他、漫画化作品がいくつかあるようだ。

おすすめの作品や魅力は何だろうか。

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  • 後宮小説は雲のように風のようにというタイトルでアニメ化されていて、そっちがかなり印象に残ってます。

    本放送を見てたかどうかは定かではないんだけど、なぜかレンタルビデオで借りてきて2泊3日レンタルなのに4回くらい繰り返し見た記憶がある。多分ジブリっぽい絵に釣られて借りたんだと思う。
    アニメの方はいろんな意味で表現がマイルドになってるけど、高校生になって図書館で原作の後宮小説を呼んで、絵にするとかなりギリギリのシーンとかあって「よくアニメ化しようと思ったな」と驚いた覚えが。

    --
    しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
    • by Anonymous Coward

      日本ファンタジーノベル大賞、自分は「星虫」推しだったので、後宮小説のどこがファンタジーなんだよ、って思ってたな。
      まぁ星虫もファンタジーなのかSFなのか微妙な感じではあった…。

      んで結局、後宮小説は読んでない。偏食だったな若い頃の自分。
      今更だけど読むべきか。

      • by Anonymous Coward

        第一回目のファンタジーノベル大賞にこれを出してくるのもすごいし、これを通した選考もすごいと思えるくらいにぶっ飛んだ作品。
        大賞作品はアニメ化って企画でよくこれを大賞に据えたわ。
        企画自体バブリーだけど、アホほど金かけてて無難ではない尖ったものを選ぶってのも世の中に余裕があってこそだよなぁと思う。

        #今リメイクしたら江葉が大人気になるんだろうなぁ・・・

        • by Anonymous Coward

          当時既に大人気だったと思う(アニメの方は)

    • by Anonymous Coward

      本放送見たわ。高校生の頃かな。
      その後も、30分のビデオテープに3倍モードで録画したのを何度も繰り返し見た。

      佐野量子のOP、久保田早紀の『異邦人』とダブる。

    • by Anonymous Coward

      懐かしいなぁと思って調べてみたら、2020年がアニメ化30周年記念だったのか。
      30周年記念でHDリマスター版が出てたの知らなかった・・・

      元の画質との比較動画 [youtu.be]を見ると、記憶の中の映像より粗いなぁ。

  • by Anonymous Coward on 2023年11月17日 16時30分 (#4565729)

    『後宮小説』『墨攻』『陋巷に在り』『泣き虫弱虫諸葛孔明』と、結構有名所の作品を残したのだけれど、出版点数で見ると少ない。だいたい1年1冊ペースだったけど、2017年の『泣き虫弱虫…』で絶筆って感じ。

    小説家以外に本業をもってたのか、はたまた原作としての印税があったのか。

    • by Anonymous Coward

      > 絶筆って感じ
      泣き虫弱虫の次の作品を待ってたんだが、もうないんだよね。
      ジャンヌ以外未完作品がないのが救いか。

  • by Anonymous Coward on 2023年11月17日 14時41分 (#4565649)

    > 漫画化作品がいくつかあるようだ。

    > おすすめの作品や魅力は何だろうか。

    タレ込んだ人から紹介してくれていいのに...。

    なんだか、完全に他人に思えるんだけど。

    • by Anonymous Coward

      撒き餌のやり方はいろいろあって、あまり大量に撒くと肝心の釣り針にかからなくなるとかね。
      墨攻ってこの人だったんだ。

  • by Anonymous Coward on 2023年11月17日 14時43分 (#4565650)

    あとがきが何故かYU-NO礼賛

  • by Anonymous Coward on 2023年11月17日 15時08分 (#4565669)

    コミック版のは割と良かったんだけど、アンディ・ラウ主演の映画版はコケオドシって感じがして、あまり面白くなかった記憶が。

    • by Anonymous Coward

      小説は面白かったよ。

      全く知らない人に説明すると、
      完全に架空の設定とは思えない(墨攻という言葉自体が造語)
      戦国中国の思想をふまえた緻密な世界観と、このあとどうなるのというエンタメ感が
      高い次元でバランスをとっている快作。

  • by Anonymous Coward on 2023年11月17日 15時43分 (#4565693)

    特に前半が好きでした。
    今頃孔明と宇宙の話でもされてるのでしょうか。

  • by Anonymous Coward on 2023年11月17日 19時06分 (#4565831)

    もしかしたら違う作品について語るかもしれないけど
    青春アドベンチャーっていうラジオドラマで星虫を聞いた。
    中盤ぐらいまでは割と面白かったけど
    エンディングがなんか納得いかなかった。

    この作品に限らずSF作品って
    物語が進むにつれて主人公の動機が
    変に観念的になったり、説明的になったり、
    人間的な自然な動機から外れたりするときがあるけど
    ああいうときって、みんなは気持ちが冷めたりしないの?
    初代ガンダムとかエヴァンゲリオンとかリライトとかもそうだけど。

    • by Anonymous Coward

      完全にオフトピだが。

      初代ガンダムのアムロには動機は何もないんじゃないか。
      戦い始めたきっかけは偶然。
      強く守りたいものがあるわけじゃない。
      「この人に勝ちたい」という気持ちはあるけど、自分からは追いかけない。
      いろいろと嫌になって一度は脱走したけれど、結局行き場はどこにもない。
      最後の最後になって「僕には帰るところがまだある」と気づいたけれど、その時には戦いは終了。

      # すべてが曖昧な主人公だからこそ不滅の名作になったのだと思うけど
      ## シャア? あれはただのマザコンでロリコンのイケメン

      • by Anonymous Coward

        なるほどね。

        まあ、自分もなんだかんだで
        ロボットにキュンっとしちゃうから
        見ちゃうんだけどさ。

        #ところで、星虫はぜんぜん違う作家だった。
        #なんでか間違えた。

        • by Anonymous Coward

          第1回日本ファンタジーノベル大賞(1989)大賞受賞作が酒見賢一「後宮小説」、候補作でのちに出版されたのが岩本隆雄「星虫 COSMIC BEETLE」。

          第5回までの受賞者、候補者に鈴木光司・恩田陸・北野勇作・小野不由美とか並んでる

  • by Anonymous Coward on 2023年11月18日 5時58分 (#4566028)

    最近流行の流行り病に対応して、安全で効果が高いとされる注射が打ち込まれてから、
    30万人以上の莫大な「ちょうかしぼう」(漢字だとSPAM判定に引っかかる)が発生しています

    この30万人以上の中に、最近の有名人の早すぎる訃報ラッシュが含まれててもおかしくないですね

    スラド運営はちょうかしぼうをSPAM扱いするとか、よほど都合が悪いんでしょうか?

    • by Anonymous Coward

      超過死亡

      普通に投稿できるが。

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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー

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