食べログのアルゴリズム訴訟でカカクコムが逆転勝訴 11
ストーリー by nagazou
最高裁へ 部門より
最高裁へ 部門より
「食べログ」のアルゴリズム訴訟の控訴審判決が19日、東京高裁で行われた。この判決では、一審での賠償命令を取り消し、カカクコム側が逆転勝訴となった(日経新聞、スポニチ、朝日新聞)。
この裁判は、グルメサイト「食べログ」の評価が不当に下がり、売り上げが減少したとして、飲食チェーン店がサイト運営のカカクコムに損害賠償などを求めたもので、訴訟の争点は、食べログの評価点を算出する「アルゴリズム」の妥当性だった。高裁はアルゴリズム変更について、独占禁止法違反には当たらないと判断した。
高裁はアルゴリズムの変更が「不利な扱い」だったとしつつも、変更が実施された目的を検討し、「合理性がある」と妥当性を認めた。さらに、カカクコムが「優越的な地位を利用して不利益な取引を実施した」と認定はしつつも、「正常な商習慣に照らして不当な不利益」には当たらないと判断した。
判決を受けて、韓流村社長は記者会見で「言葉にできないほど衝撃的な判決」と述べ、最高裁に上告する意向を示しているという。
そんなもんでしょ (スコア:0)
まあ、現状を考えれば妥当な判決でしょう。
食べログが一番頭を悩ませているのがレビューを買う店をどう排除するか。
捨てアカでの単発レビューは点数上は排除出来るけど、
点数ウエイトの大きい、投稿件数が多く、フォロワーが多いユーザーが金でレビューを書くのを止めるのが難しい。
飲食無料+1~2万程度が相場らしいので、100万も予算かければ簡単に人気店を作れる。
(3.5~4点付けて、写真一杯載せて、店の売りをコピペするんで読み込めばある程度分かるんだけど)
まあ、こんなの上告したって門前払いでしょう。
Re: (スコア:0)
食べログ側が新たにサクラレビューのかなり具体的なデータを出してきて
「これを撲滅するためにアルゴリズムをこう変更しました」
って説明したらしく、高裁も「これはしゃーないね」ってなった模様。
Re:そんなもんでしょ (スコア:1)
自分のみ棚で一番詳しいのは日経の「高裁判決はアルゴリズムの変更が韓流村にとって「不利な扱い」だったとしつつ、変更が実施された目的を検討。投稿者の口コミで生じる一般消費者の感覚とのズレや、手口が巧妙化する不正な口コミに対処するためだったとして「合理性がある」と妥当性を認めた。」位なんですが、データを出して云々というのはどこが出典でしょうか。
此れこそ (スコア:0)
丁寧な説明必須案件!
最高裁は憲法裁判所。since 2001 powered by 小泉政権 (スコア:0)
高等裁判所の判決が、憲法の規程に反することがない限り、最高裁は上告を受理しません。
そして、裁判官の目に留まること無く、事務官が棄却判決を出します。
Re:最高裁は憲法裁判所。since 2001 powered by 小泉政権 (スコア:2)
ネタ書き込みだと思うんですが、規程はこうですね。
https://www.courts.go.jp/saiban/syurui/syurui_minzi/minzi_01_02_04/index.html [courts.go.jp]
つまり、憲法問題が無い限り上告できないのは初審が簡易裁判所の時だけです。
この裁判への価格コムの対応は地裁ではやってることの説明を最小限にして抗弁、高裁は証拠前だしして全力で抗弁、というスタンスのようです。
最高裁では優越的地位の濫用に関する法解釈の誤りがあったかどうかになりますが、どう判断されるか実に興味深いです。
Re: (スコア:0)
事務官が受理しないって決めるの?
そんな権限無いでしょ
Re: (スコア:0)
無い袖(最高裁判事の処理能力)は振れない。
最高裁判事は、事務官の却下提案を、盲印するだけ。
Re: (スコア:0)
事務官と言うのは不正確で、最高裁判所調査官は判事、判事補が充られています。有資格者です。
決裁は最高裁判事ですが、要件を満たしていない上告は調査官がブロックします。
地裁レベルではどちらかといえばどっちがマシか程度で無茶苦茶な判決が出る (スコア:0)
高裁は社会的に正しいぽい判決を出すとも限らない。和解が出たら応じるが吉かもしれない。最高裁は基本的に棄却される。
で、これだけ話題になった「韓流村」っておいしくて、サービスとコスパいいの? (スコア:0)
食べログの評価だけで売り上げが左右されるだけだとしたら、営業努力足らないよねぇ。
一回使ってすごくいいならリピーターもつくだろうし。