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Anonymous Coworkerの日記: 疼痛管理

日記 by Anonymous Coworker

先ほど、帰宅。コンビニ弁当を食べながら、チャンネルを回すと、NHKスペシャル「日本のがん医療を問う」(再放送)をやってる。丁度、患者さんの親族のインタビューで、「痛みを訴えるのに、最後までモルヒネを使ってくれなかった」といったことを話していた。ちょっと、びっくりした。未だに、モルヒネの使用を躊躇う医者がいるのかと。これまで、何十人ものがん患者さんを診てきたが、疼痛管理は第一に取り組むべき問題であり、小生は除痛のためには、積極的にモルヒネを使用する。また、モルヒネと併せて鎮痛補助薬も使用する。これは効果的だ。どうして、痛みを我慢する必要があろうか。
 日本はほんと遅れている。WHOは除痛に関する指針をずっと前から出しているし、またターミナルケアの書籍もたくさん出ている。ネットを検索しても疼痛管理のサイトはいくらでも出てくる。
 3人に1人はがんで死ぬ時代。医療サイドももっと頭を柔軟にしなければいけない。自戒を込めて。

参考リンクのひとつ:
  http://www.central.or.jp/central/024.htm

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犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward

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