Kaoru_Tの日記: 23世紀のテクノロジー 1
日記 by
Kaoru_T
映画「ゴジラVSメカゴジラ」は,こんなシーンから始まる.
”時は1992年.海底に沈んでいたメカキングギドラの残骸(諸事情あって23世紀から来て,ゴジラに壊された)から,現代の人間は23世紀の工学の知識を得た.現代人はその知識を用いてメカゴジラを作成した.(以下省略)”
この映画を観て考えたのだが,200年先の工学がふんだんに使用されているであろうロボットを現代人が手に入れたところで,それに用いられている理論及び技術を解析して応用できるのだろうか?素人考えでは,できっこないと思う.
そう考えると,あの映画はどうやって解釈すれば良いのだろう.
優しい未来人が,メカキングギドラの体内に論文集の入ったフロッピーディスクを入れてくれていたのだろうか.
あるいは,メカキングギドラを作るための工学は,今の工学をそう変わらないのかもしれない.もしかしたら,人類がメカゴジラを作れる日はそう遠くないのだろうか.
とりあえずタイムパラドックスは無視 (スコア:0)
> 200年先の工学がふんだんに使用されているであろうロボットを現代人が手に入れたところで,
> それに用いられている理論及び技術を解析して応用できるのだろうか?
200年先に作られたロボットに用いられている200年先の工学とは、
現代の工学や10年後の工学や20年後の工学や(中略)190年後の工学や199年後の工学が積み重なったものです。
190年後や200年後と言った遠未来の理論及び技術を解析して理解する事は難しくとも、
10年後や20年後と言った近未来の技術は読み取れるんじゃないでしょうか。
メカキングギドラの残骸の中の充分に解析できなかったブラックボックスも流用しつつ、
読み取れた部分を使って体裁を整えた劣化再生ロボットなのだと思います。