タバコというものは本当に恐ろしい。
タバコは人から正常な思考力を奪う。
タバコを吸うと、直後の5分ほどの間、単純な計算の速度が15%も落ちるのだ。
つまり恒常的に正常な思考ができなくなるということだ。
速度と正解率を混同している?
能力が落ちるという意味なのだから、そんなことは関係ない。話をそらそうとするな。
喫煙者の反論など聞くに値しない。
彼らは正常な思考などできないのだ。
我々より15%も間違いが多いということは、正解することなどないということだ。
それどころか煙をすわなくても、タバコという文字を見ただけで発狂してしまう人たちがいるのだ。
すさまじい毒性ではないか。
タバコはイトミミズを破裂させてしまう。
タバコの毒のせいだ。
醤油に比べるとかなり弱い毒性のようだし、タバコを水に溶いて飲む人を見たことはないが、それでも危険には違いない。
いや、水タバコというものでもあったのではないか?
水タバコがあるということは、タバコは同じだけの毒性があるのは自明である。
やはりタバコは細胞組織を短時間で破裂させるのだ。
同じ生き物である以上、イトミミズと我々の細胞組織が似たようなものであるのも自明のことである。
俺は、俺の神経組織がイトミミズと同様のものであると断言しても良い。
浸透圧?難しい言葉を言えば賢く見えるとでも思っているのか?哀れな奴め。
中毒性があるのはニコチンで、発癌性があるのはタールなどの物質だが、そんなことは関係ない。
どちらもよくわからないという意味では区別する必要などない。
タバコは煙を吸うのが目的ではなく乾留物を吸うのが目的で、煙は副産物だというのも関係ない。
乾留物といえば木酢だ。木酢を吸えばどんな恐ろしいことになるか!
タバコが体に悪いことを疑うものがどこにあるだろう。
それがたとえ愛煙家であってもだ。
なにしろタバコは癌の原因になるのだ。
これはつまり、癌の原因はタバコだということだ。
タバコは害悪である。
従って悪を責めるのは正義である。
そして、正義には思考など必要ないのだ。
それはただ感じ取ればよく、論理や思考に基づくものではない。
タバコを責めるのにタバコの知識など必要ない。
それはただ悪であるり、それだけわかれば十分なのだ。