USB 3.0がインテルの独占技術になってしまうかも 40
タレコミ by insiderman
insiderman 曰く、
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USB 2.0の後継規格「USB 3.0」について、インテルはその関連技術をほかのチップセットメーカーなどには公開したくないと考えているそうです(Fudzillaの記事)。
USB 3.0は今年上半期にもその正式仕様が公開される予定ですが、その開発はインテルが主導しており、そのためにUSB 3.0のリファレンスデザインはインテルのみからしか発表されない可能性がある、とのこと。The INQUIERの記事によると、現在インテルは開発中のUSB 3.0のホスト側仕様を非公開にしており、仕様が完全に確定するまで、それを公開する気はないそうです。もしUSB 3.0の仕様やデバイスが公開されても、ホスト側の詳細が分からなければ、インテル以外のメーカーはリバースエンジニアリングなどの手法でしかUSB 3.0ホストを開発できず、その結果互換性のない「USB 3.0対応」デバイスが市場に出てしまう可能性がある、とのこと。
インテルはUSB 3.0の開発にかなりの投資を行っているとのことで、それを回収するためにもUSB 3.0を独占しておきたいという気持ちは分かるのですが、このような行為は独占禁止法などには該当しないのでしょうか。また、USB 3.0の高速な帯域を必要とするハードウェアは多くないため、非互換性などのトラブルが起ったらUSB 3.0自体の普及が遅れる、もしくは普及しなくなる可能性もあると思うのですが、インテルはどのように考えているのでしょうか。
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