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テクノロジー

USB 3.0がインテルの独占技術になってしまうかも 40

タレコミ by insiderman
insiderman 曰く、
USB 2.0の後継規格「USB 3.0」について、インテルはその関連技術をほかのチップセットメーカーなどには公開したくないと考えているそうです(Fudzillaの記事)。

USB 3.0は今年上半期にもその正式仕様が公開される予定ですが、その開発はインテルが主導しており、そのためにUSB 3.0のリファレンスデザインはインテルのみからしか発表されない可能性がある、とのこと。The INQUIERの記事によると、現在インテルは開発中のUSB 3.0のホスト側仕様を非公開にしており、仕様が完全に確定するまで、それを公開する気はないそうです。もしUSB 3.0の仕様やデバイスが公開されても、ホスト側の詳細が分からなければ、インテル以外のメーカーはリバースエンジニアリングなどの手法でしかUSB 3.0ホストを開発できず、その結果互換性のない「USB 3.0対応」デバイスが市場に出てしまう可能性がある、とのこと。

インテルはUSB 3.0の開発にかなりの投資を行っているとのことで、それを回収するためにもUSB 3.0を独占しておきたいという気持ちは分かるのですが、このような行為は独占禁止法などには該当しないのでしょうか。また、USB 3.0の高速な帯域を必要とするハードウェアは多くないため、非互換性などのトラブルが起ったらUSB 3.0自体の普及が遅れる、もしくは普及しなくなる可能性もあると思うのですが、インテルはどのように考えているのでしょうか。

情報元へのリンク
26472 submission
JAXA

GXロケット、開発中止へ 44

タレコミ by Mooolyeee
Mooolyeee 曰く、
読売新聞の記事によると、Jaxaや石川島播磨重工業などが開発を続けてきたGXロケットについて、文部科学省の宇宙開発委員会はその開発中止を勧告する方針を固めたとのこと。それによりGXロケットの開発プロジェクトは基礎研究を除き、中止に追い込まれる可能性が高くなった、とのことである。

タレコミ人は、そっち方面に関しては全くの素人ではありますが、GXプロジェクトそのものは、「船頭多くして」の印象が強く、あまり魅力を感じていませんでした。ですがLNG推進系の開発プロジェクトについては是非モノになって欲しいものだなぁと感じていました。

ケロシン×液酸や、水素×液酸のエンジンが既に実用化されている中、LNG推進系の開発は難航していたようですが、難航の要因は何だったのか気になります。ハイスペックを狙いすぎたのか?、原理的な無理があったのか?、日本にはまだ技術力が無かったのか?
気になるところであります。
26458 submission
インターネット

2010年の冬はIPv4にとっての冬となるのか 104

タレコミ by hayakawa
hayakawa 曰く、
@ITの記事によると、タイ・バンコクで行われた「APAC J-Tech Forum」において、「IPv4アドレスの枯渇問題」に関しての講演が行われ、その講演において「2010年の冬には日本のIPv4アドレスがなくなる」との予測が示されたようです。

この講演において、既存のIPv4な環境をエンドユーザに提供するための方法として、「アクセスコントロールの部分でNATを利用する」といった方法が提示されているようなのですが、そうすると提供されるIPアドレスがすべてプライベートなIPv4アドレスとなってしまうため、万が一この方式が採用された場合、DDNSな自宅サーバを立ち上げるといったことが気軽にできなくなるかもしれません。

定期的にこの「IPv4が枯渇する」ネタはあちらこちらで聞く気がしますが、最終的にはどのような未来が待っているのでしょうか。
752744 submission
サイエンス

狂犬病、発症後の生還

タレコミ by Mooolyeee
Mooolyeee 曰く、
事例も古く、記事も少々古い(2007年4月@徳島大学)ものだが、興味深い記事があった。

狂犬病(恐水病)。それは感染から発症に遷移してしまうと、患者は錯乱状態に陥り、死亡率はほぼ100%という病気。

ペットへのワクチン接種の普及により、日本では1957年以降国内での感染例は無く、日本で動物に接している限りは安全と思われるが、世界を見渡すと安全な地域は意外に少ない。安全な日本と言われているが、昨今のペットへのワクチン接種率の低下、そして多様な動物が大量に輸入されている中、今後も安全と言い続けられるのか?との危惧も持たれている。

そんな100%の死亡率を誇る狂犬病に、2004年9月コウモリに噛まれた女性が感染。1ヵ月後発症に至るも生還し、翌年の元旦には退院されたとのこと。
その治療プロセスは、ウィスルは患者の免疫系によって駆除可能であるものの、免疫系によるウィルスの排除が機能を始める前に患者は死亡してしまうのではないか?との仮説から、ウィルス駆除自体は患者の免疫系に任せ、それまでの間患者を昏睡状態に置き管理するというもの。
素人のタレコミ人には、その治療法は、SFチックでとても興味深く感じられる。

彼女が生還したのは明らかだが、回復に至るプロセスが科学的に明らかになったわけではない。また、その後その治療法を数件試した例はあるものの、残念ながらいずれも失敗しているそうだ。とはいえ、1つの治療によって1人の患者が生還を果たした、という事実は大きいだろう。
全世界で毎年3万5000~5万人の人が狂犬病で命を落としている。
狂犬病が治療可能な病気になるよう、研究者の皆さんの努力に期待したい。

参考記事
日経サイエンスの記事
狂犬病 from Wikipedia-JP ※編集者様への追伸:古い記事だったのですが、/.jで、とりあえず「狂犬病」で記事検索したところ、ヒットしないようなのでたれこんでみました。
752931 submission
教育

東アジア、漢字統一へ

タレコミ by Mooolyeee
Mooolyeee 曰く、
朝鮮日報(日本版)の記事によると、漢字文化圏である日・韓・中・台湾の学者がそれぞれに違っている漢字の字体を統一して行くことに同意したとのこと。「簡体字と繁体字の共存」を打ち出し、繁体字を基本として統一し、該当する漢字に簡体字が存在する場合にはそれも維持するのだそうだ。

漢字一つ覚えれば、それが漢字文化圏全域で使えるというのは便利ではあるが、今頃になって出来るのか?という懸念をタレコミ人は抱く。実現するとなれば当然文字コードへの影響も避けられないだろう。また、日本で使われている略字は繁体字に統一されて行くらしく、「何か割り食っているなぁ、日本」とか「筆記するなら簡体字が楽そう」という素朴な感想も持つ。

その国の文字って、それぞれの文化や環境を背景に長年かけて培っているものなのだと思うのだが、この合意、何処まで本気なんでしょうか?

ちなみに「簡体」という文字、大陸中国では「简体」と書き、香港・台湾では「簡體」と書くみたいです。
753620 submission
通信

文字放送(アナログテレビ多重)の終焉

タレコミ by Mooolyeee
Mooolyeee 曰く、
南米ペルー沖地震の津波情報を見ようと、久し振りに文字放送(アナログ)を眺めてみたところ、NHKの文字放送テレモ日本(日本文字放送)の文字放送が2008年3月31日をもって終了するとの告知があった。
これまで、天気やニュース、交通情報等を、いつでも参照できるメディアとして重宝していたが、インターネットの常時接続サービスの利用を始めてからは、利用頻度は確かに激減していた。
デジタルテレビ放送の売りの一つとして、データ放送の存在があるようだが、アナログテレビのデータ放送が盛り上がりを欠いたまま終焉してゆくという事実は、デジタルテレビの今後のあり方を考える上でも何かを示唆しているようにも思う。
なお、聴覚障害者向けや、海外ドラマで行っている字幕放送はその後も続くとのこと。
755025 submission
メディア

Weblogの標準語は日本語?

タレコミ by Mooolyeee
Mooolyeee 曰く、
Impress Internet Watchの記事によると、世界中のブログ記事の中で、一番使われていた言語は日本語なのだそうだ。 2006年第4四半期における、世界中のブログ記事の37%を日本語の記事が占め、英語(36%)を上回ったのだそうだ。
恐らくこの調査は、投稿数ベースでの比較だと思われるが、ネットワーク接続可能な英語圏の人口を想像すれば、世界において、マイナーな言語である日本語が一位となったのには軽い驚きを覚える。
しかし、何千ワードにのぼる長文の投稿も、「腹減った。以上。」などという短文の投稿も一投稿であることには変わらず、日本のWeblog投稿の特徴(あるいはコミュニケーションの特徴)を垣間見たようで、とても興味深い。
皆さんはWeblogにどの程度の頻度で、どの程度の長さの投稿をされているのでしょうか?
755564 submission
ハードウェア

役目を終える白熱電球

タレコミ by Mooolyeee
Mooolyeee 曰く、
U.S. FrontLine Newsの記事、および朝日新聞の記事によると、T.エジソンの研究拠点、ニュージャージー州の州施設において、白熱電球から、エネルギー消費の少ない蛍光灯への切り替えを義務付ける法案が提出されたとのこと。

イギリスのJ.W.スワンが1878年に、T.エジソンが翌1879年に発明したとされる白熱電球は、100年以上に渡って世界の夜を照らし続けてきた。その後蛍光灯などの、高効率放電管による照明が普及しつつも、暖かい色調の白熱電球を未だ好む人は多い。

カリフォルニア州では2012年までに白熱電球の販売を禁止する法案が議会に提案されているそうで、 法案提出のレベルとはいえ、随分思い切った施策に及ぶものだとタレコミ人の私は思う。
トイレの照明など、短時間の照明には未だ白熱電球に優位性があり、LED照明の普及を待たなければならないだろうなぁ、と思っていたのだが、白熱電球の活躍期間は、あとどのくらいなのだろうか。
755762 submission
書籍

科学雑誌に春は来るか?3月26日「リカタン」創刊

タレコミ by Mooolyeee
Mooolyeee 曰く、
科学雑誌の休刊が相次ぐ中、星の環会という版元から「理科の探検(RikaTan)」という雑誌が創刊されるらしい。

Webの記事を見たところ、教育雑誌らしい雰囲気で、一般の書店で目にすることははなかなか無いかもしれないが、科学雑誌冬の時代に創刊する科学雑誌には頑張って欲しいところ。

ところで、そんなことより一番気になるのは、創刊号予告(jpegファイル)を見ると、「高度な科学が小学生にもわかる!?アインシュタインの相対性理論」という記事があって、とても気になる。
相対性理論を小学生にどう説明するのか、とても興味深い。

※:創刊の日付はここで確認しました。
502984 journal

Mooolyeeeの日記: 科学雑誌に春は来るか?3月26日「リカタン」創刊 89

日記 by Mooolyeee

科学雑誌の休刊が相次ぐ中、星の環会という版元から「理科の探検(RikaTan)」という雑誌が創刊されるらしい。

Webの記事を見たところ、教育雑誌らしい雰囲気で、一般の書店で目にすることははなかなか無いかもしれないが、科学雑誌冬の時代に創刊する科学雑誌には頑張って欲しいところ。

ところで、そんなことより気になるのは、創刊号予告(jpegファイル)を見ると、「高度な科学が小学生にもわかる!?アインシュタインの相対性理論」という記事があって、とても気になる。
相対性理論を小学生にどう説明するのか、とても興味深い。

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犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward

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