JAXAの小型月着陸実証機SLIM、太陽光発電が開始され運用を再開 39
オメ 部門より
月面着陸の成功後に太陽電池が発電せず復旧を目指すとしていたJAXAの小型月着陸実証機SLIMだが、28日夜に通信が回復。復旧したことが発表された(公式Xアカウントのポスト, NHK)。
SLIMは着陸時のテレメトリーや小型ロボットSORA-Qにより撮影された着陸後の写真から、太陽電池パネルが西を向いてしまっていることが確認されており、時間が経過して太陽光が西から差すようになれば発電することが期待されていた。28日夜に再起動して通信が再開していたようで、公式Xアカウントでは科学観測が開始されたことと、最初に撮影された写真がともにポストされている。結果的にエンジンと着陸のトラブルを除くと、ミッションのほとんどは無事に達成できそうで喜ばしい。