SDの日記: 今度はブラザーの総務部がキーボードの配列を語る の巻 3
何やらまたQWERTY配列ネタがテレビ放送されていたという情報を入手。
私はその時見ていなかったのだが、どうやら先週土曜の昼に放送があったということなので、早速その身柄を確保してきた。
発生日時:2009年11月14日 午後2時47分(放送開始47分後)
発生源 :テレビ番組「1億3000万人の知恵袋 キになる!ソボQの森」(日本テレビ)
(文中敬称略)
女性ナレーター(以下N)/パソコンに関するそぼQです。
男性ナレーター/キーボードの配列は、なぜあんなにバラバラな配列なんですか。
(5秒間のThinking Time)
N/なんでキーボードの配列はバラバラなのか。キーボードに詳しいメーカー、ブラザーに話を聞いた。
(回答者:ブラザー工業株式会社 公報・総務部 加藤康男氏)
キーボードの配列はもともとタイプライターの配列が原型になっています。そして、この配列になった理由は打ちづらくするためです。
N/現在のパソコンのキーボードの原型であるタイプライターは1868年にアメリカで発明されました。実は当時のキーボードの配列は今のようなバラバラな配列ではなく、きちんとアルファベット状に並んでいたのです。
ところが、タイプライターが世の中に普及し、人々の文字を打つスピードが速くなるにつれ、よく使う文字のアーム同士がぶつかり、タイプライターが壊れてしまうという事態が頻繁に起こるようになったのです。
そこで1882年、よく使う文字をバラバラにし、アームがぶつからないようにした現在の配列が考案されたといわれています。
この配列はキーボードの最上段の文字を取り、QWERTY(クワーティー)配列と呼ばれています。
(この後に入る「々」の話題は略。判定後、タカだけが納得せず)
馬場/こちらも残念ながらベストアンサーになりませんでした。
トシ/皆さんものすごく納得していらっしゃいましたけどね。
武田/これは感動だよな。
トシ/タカさんだけまったく納得いってない。
タカ/いや僕パソコンしないんでね。あんまり関心持てない。
トシ/知らねえよ。
タカ/いや、そういう人も見てるじゃないですか、だって。
トシ/いやいや。でもわかるだろ、だいたい。
タカ/そっち側に立ちまして。
馬場/そんなタカさんに、合コンでも使えるネタでもひとつ。最上段の配列、クワーティー配列といいましたね。あれ3段あるうちの最上段のキーだけで、実はタイプライター(画面:TYPEWRITER)と打てるんです。これね、一説には営業マンがタイプライターを売り込む際にパフォーマンスできるようにしたのではないかという……説もあるんですよ。
タカ/それ、合コンで使えますね。(太鼓判を押す)
トシ/いやいやいや、合コンで使えるからってベストアンサーにすんなよ。
馬場/ベストアンサーになりました。
トシ/なんだよそれ。
・打ちづらくするためにバラバラにした
・最上段で"TYPEWRITER"と打てる
という点が、2か月前に放送があった「クイズ雑学王」の件と同じですね。
かつて、読者から寄せられた疑問に答える型式の雑誌に『QA』(平凡社)というのがあったけど、これもろくな検証もしないで掲載するようなことをしていたよなー 雑学系の番組はマユにたっぷりとツバをつけて見なければいけませんね。
不幸にしてたまたま見ました、その番組 (スコア:1)
昼下がりのひな壇芸人番組に多くを求めるつもりはないけど、テレビを見てるとやっぱり馬鹿に磨きがかかってきた気がする。
公共広告機構枠で安岡さんが「間違っている!」とか論破する予算を誰かがつけないかな?
その番組、京都では放送されませんでした (スコア:1)