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TarZの日記: 脳梗塞治療に水素が効果 3

日記 by TarZ

脳梗塞治療に水素が効果、動物実験で日本医大チーム確認

人工的に脳梗塞にしたラットを使い、一方に濃度2%の水素ガスを与え、もう一方は何も与えずに血液の流れを再開した。その結果、水素ガスを与えたラットの脳損傷の程度は、何も与えないラットの半分以下だった。

 これは興味深い。目覚ましでつけているラジオで今朝、さかんに「水素がどうこう」言っていたのはこれだったのか。
 まだ動物実験レベルではあるが、期待をこめてメモ。

 水素濃度2%なら、爆発限界(日本語のいい資料がない。英語版WikipediaよりExplosive limit)以下だから危険もないだろう。
 もちろん、この濃度程度ではヘリウムボイスのように声が変わってしまう問題もない。:-)

# 空気中の窒素を全て水素ガスに置き換えると、ヘリウム以上に声を変える効果があるが、
# この濃度(水素:酸素 8:2)になると、火種があれば爆発するのでお勧めできない。
# (あと、多分肌寒く感じそう…だけど、もちろん試したことはないなあ)

[18:35 追記]
 うわっ。これって、酸素バーならぬ水素バーが流行る可能性があるじゃないか。

 「活性酸素の活動を抑制し、老化を遅らせる水素バーのご利用をぜひどうぞ

 専門家が、「動物実験で脳梗塞治療に効果がありそうと判明しただけで、老化抑止効果があるかまでは確認していない」と言っても手遅れだろうなあ。エアコンなどの家電にその機能が搭載されないことを祈るばかりだ。

# もちろん、「2割の人」は水素バーの効能を信じてはいけない。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 困ったなー、只でさえ読むのが遅れがちなのに、日記まで範囲を広げるのはきついなー。

    グチはおいといて、脳のアクシデントで脳細胞が破壊されるのは白血球やリンパ球が自分で壊すらしいし、破壊手段は活性酸素を放出して殺すらしいから、水素で妨害できるのはもっともらしい。
    しかし、そんなことを非常事態以外でも濫用すると、白血球が外敵と戦うことを妨害するわけだから絶対健康に悪いだろう。
    このニュースで「水素水」なんぞを売り込んでるニセ科学の徒が勢いづくだろうが、「水素水」には水素なんかほとんど無い (水素って水にほとんど溶けないそうな) らしいから、まあ被害も出ないでしょうね。
    --
    the.ACount
    •  いやあ、タレこみの閾がどのあたりにあるのか、時々悩むんですよ。興味はある分野なのですが、「そこまで血中に水素が溶け込むのかなあ」とか今ひとつ判らない部分もあったので、今回はメモっただけでタレこみませんでした。

       今後は、高齢化が進む日本はもちろん、世界的に高齢者向け医学の重要性が増しそうなので、この方面は個人的に注目しています。
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2007年05月08日 19時41分 (#1154353)
    | # もちろん、「2割の人」は水素バーの効能を信じてはいけない。

    自分に都合の良いことは信じるんじゃないですか。

    # という意味の格言をここで見たが思い出せない
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あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall

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