amuraの日記: NetBSD を gcc3.3.1 でコンパイル 1
日記 by
amura
最近 NetBSD-current に gcc 3.3.1 が入ったので、これを使ってのmake に挑戦してみた。
host が NetBSD/i386 1.6.1_STABLE、target が NetBSD/amiga -current。
手順は簡単で、/etc/mk.conf に
USE_TOOLS_TOOLCHAIN=no
を付け足して、いつも通り make or build.sh を走らせるだけ。
kernel のコンパイルは、いくつかのファイルで warning が出て止まるものの、適当に書き換えれば何とか終る。できた kernel も問題なく動作するっぽい。
userland は現在コンパイル中 -> 終了。bootblock をつくれない(バイナリのサイズが大きくなって、サイズ制限に引っかかる)、binary sets を作る際、いくつかのファイルがないと文句いわれる、という些細な問題があるものの、build は出来て、動作におかしな所はない様だ。
buildにかかった時間は gcc 2.95 の時とあまり変わらない感じ。
意外だったのは、kernel のサイズが 旧来の toolchain でコンパイルするより大きくなった事。gcc3 は最適化が良くなったと聞いていたのに。m68k だと gcc2 はほぼ限界まで最適化していたと云う事?
とりあえず、gcc3 で構築した環境で暮らしてみます。
捕捉 (スコア:1)
/sys/arch/m68k/{strarg,varargs,ansi} h の書き換えが必要
なんちゃってプログラマ?