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codeslingerの日記: おくやみ:竹内均

日記 by codeslinger
ニュートンの編集長であり、優れた教育者でもあられた竹内先生が亡くなられました。
残念ながら、面識があるわけでないし、直接習ったことがあるわけでもありませんが。
中学生のころ、親に無理言ってニュートンを定期購読してもらっていた私にとって
とても身近に感じていた人でした。

なにより、科学(特に物理学)への興味を、ニュートンはきれいな絵で楽しませてもらいました。
このお陰で理科系教師とも仲良くなり、やがてそれがコンピュータへの興味へと進むことに。

いやそれ以上に、私がまともに「興味をもって勉強」しだす、大きなきっかけ(のひとつ)だったといえます。
それまで、勉強をまともにしないし、将来も何も考えられないダメ小中学生でしたが。
成績のための勉強ではなく、好きだから勉強する、ように徐々になっていきましたし。
おかげで、中学3年の時には、高偏差値の人になってしまいました。
#いやまぁ、それはそれでいろいろ弊害も生まれることになったわけですが(苦笑

このときの経験が、今の私の技術者人生の基礎であったことは間違いなく。
それがなければ、ここまでコンピュータに馴染むことも出来なかったでしょうし。
それがなければ、京都大学理学部物理学科なんて受けることも無かったでしょうし(落ちたけど(爆))。

つくづく子供に対して、科学・技術を興味深く教えてくれる人&教材って大事です。

その後の浪人時代に「コリン・ウィルソン」にはまってしまった私ですが。
「時間の発見」を竹内先生が翻訳しているのに気づいてビックリでした。
#コリンウィルソンは主にオカルトの研究者として知られてます(爆

またNHKの教育番組でよく見かけてたし、代々木ゼミナールの学長だった時代もありますし、
根っからの教育者で、先生のお陰で科学・理科系への興味教養を持った人は少なくないでしょう。


謹んで竹内 均博士のご冥福をお祈りします。
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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds

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