mandel59のコメント: オープンソースとバザール方式が区別されず語られるのは問題だ (スコア 5, すばらしい洞察) 71
ESRが著した『伽藍とバザール』でも、「伽藍」はFSFの採っていた開発形態を指していた。ソフトウェアがオープンソースであるということと、その開発形態がバザール方式であるということは、別の話なのだけれども、このふたつを区別せず語る人も多い。「オープンソース=バザール方式=誰でも歓迎」という雑な認識が広まっていることが、問題を悪化させているかもしれない。また、オープンソースの例としてWikipediaが挙げられることも多いのだが、査読なしに編集できるWikiは極端なケースなのであって、ソフトウェア開発ではコミットに査読が要るのだということを、もっと周知しなければならないのではないか。