こんにちは
最初のご質問は、現状の体制のままで原発をどう考えるのか、という意味ではないかと推察しました。
なんとなく、ですが、多くの方にとっては原発以外にも火力や水力、風力などいろいろあるのに、なぜ原子力にこだわるのかその理由がよくわからないのではないかと思っています。
あくまで個人の感想ですが、近所のおばチャンたちと話していると、得てして「ほら、あそこで風車が回って発電しているから」とか、「実家の近くに大きなダムがあるのよ!」と自信たっぷりに言われたりもします。
ちょっと事情をご存じの方だとコージェネや発電・給電分離なんかの話題が出てきますが、スマートグリッドやスマートメーターをまず入れないことにはなかなか安定しないでしょうし、それにはかなりの時間がかかる上に、現行と同じ料金になるという保証もありません(その場合、発電方式により価格が何倍も異なるという可能性もあるでしょう)。
私は節電しているよ、という方でも、相当詳しい方でもない限り実際にどの程度効果が上がっているかを把握されていないように思われます。
ただ、最近の新聞には「何を」、「どうすれば」、「どのくらい」節電できるのかの目安が
発表されてきたりしていますので、徐々に意識は変わっていくかもしれません。
それになりより、この
節電をビジネスチャンスとして積極的に捉える動きが徐々に見えてきたことが注目されます。
人間は抽象的な理想よりも得てして現実的な理由にもとづき行動するものですので、各自の意識や理由はどうであれ、結果的に節電の方向に向かっていければそれでよいでしょうし、それが経済活性化につながればなお良いでしょうね。