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martianの日記: OMRON 血圧計の64bitPC接続
血圧を計って管理することが必要になることがあります。
副腎からアルデステロンというホルモンが過剰分泌され血中カリウムの不足と高血圧になる 原発性アルデステロン症になりました。これは、高血圧な人の5~20%の方が該当する(最近の研究でさらに割合が増えてきている)もので、片側の副腎からだけホルモンが過剰分泌されている人(原発性アルデステロン症の方の2割)ならばそちらの副腎の摘出で高血圧が治るという高血圧の中でもラッキーな人がいる病気です。いろいろと検査した結果、私の場合は、8割である両側性(両方の副腎からホルモンが過剰分泌されている)であるため、薬物治療ということになりました。
で、血圧測定する訳ですが、かなり前に(Win7が出る前)に入手した デジタル自動血圧計 HEM-7301-IT を使っています。USBでPCに接続してデータが記録できるのでそれだけが面白そうで入手したものですが、サポートページでは、Win7-64bit 用のドライバが無くスタンドアロンで使っていました。でも 面倒なので、対応ソフトがないか調べてみました。
最近の物は、Bluetooth でアンドロイドなどと接続できますし、クラウド上の管理ソフトを使えるようになっています。そのためか、国内向けでは、ソフトの対応が更新されていません。PCに接続してみると HID準拠デバイスとなっています。これなら、プロトコルさえ分かれば制御できる可能性ありだなと調べてみると、libomron - Open source driver for Omron USB productsというOS-X用ソフトをやっておられる方がいらっしゃいました。これなら、linux/Winでも使えそうな感じです。 もう少し調べてみたら、なんと OMRONヘルスケア英語サイト に 64bit ドライバーと共に クラウド対応のソフト(OMRON HEALTH MANAGEMENT PLATFORM : BI-Link)のソフトがあるのも見つけました。
Drivers for Microsoft HealthVault (64bit) ドライバを入れてみると、Omron BP Monitor Elite 7300IT として認識されました。 Microsoft HealthVault とは、マイクロソフトが2007からやっている健康系のサービスで、健康情報・投薬情報・診断情報などのクラウドでの一元管理をするシステムである。同様のサービスは、2012年に幕を閉じた Google Healthや、iOS8より導入された Apple Health がある。国内では、共通診察券というものを推進しようとしています。この手のサービスには、プライバシーの問題や、国内で実際に行われている例をみると利権の問題があり地域の小さな医院の負担を増やす可能性があるという問題などがあり便利そうだからと飛びつくのはちょっと怖いですが、確かに情報が一元化できて便利そうなことは確かです。 (サービスの継続性の問題もありますね) 当面は、クラウドを使わずにローカルでアプリを使用しながら調べていこうかなと思います。
で、BI-LinkアプリもOMRONにあったので入れてやると 問題無くデータが取り込めました。(MIT Elite Plusで取り込み) プロトコルを明確化できれば、VBAで取り込み部を書いてEXCELに直接取り込むことも可能なような気がしてきました。 その方がいろいろといじれて便利(笑。 また、こうなると、つながる体重計や血糖値センサ、血中酸素センサなども欲しくなってきました。 ううむ なんか 健康ビジネスの餌食になりつつあるのかな(笑。
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