matlayの日記: 最近読んだ
日記 by
matlay
『NOVA+屍者たちの帝国』(大森望 編 河出書房)
伊藤計劃&円城塔の『屍者の帝国』アンソロジー。
18世紀の実在・仮想人物入り混じってなんでもありって、
こういう設定で物書かせると、みんなノリノリですよね。
『伊藤計劃トリビュート』(早川書房)
伊藤計劃関係なしに各自勝手に作品持ち寄っただけなんじゃないかという気が少しするが、思い直してみると、やっぱりそれなりに統一感がある。不思議。
正直、二冊続けて伊藤計劃っぽい本読んだら食傷気味になった。あくまでも気味だけ。両方よかったけど。
『ゼンデギ』(グレッグ・イーガン 早川書房)
読んでいて、前半必要だったのかと思わんでもないけど、後半の展開で読まされてしまったし、前半の肉付けがないと親子の情愛などの背骨が不十分で薄っぺらい話になってしまっただろう。
イーガンにしてはライトだなという気がした。
『武士道ジェネレーション』(誉田哲也 文藝春秋)
同世代の二人の女性の視点を交互に描写するスタイルは一瞬分かりづらい。まあ一方がキャラ立ってるんでちょっと読むとわかるけどな。
護身完成というような話になるけど、これって、徒手だと武器(竹刀・刀)を持った相手にはリーチの面で攻め手がなくなるという話に過ぎないのでは?
さすがにここまで行くともう最終巻なんだろうけど、残念だ。
まさか、『武士道ネクストジェネレーション』とかやるんだろうか?
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