パスワードを忘れた? アカウント作成
306777 journal

okkyの日記: 善意の津波ってのを起こしてみたらどうだろう?

日記 by okky

大災害の時ってある程度自分の安全が確保できると
「さて、どうしたものか…」
と思うのだが、これが結構難しい。

救援物資の類は被災地の流通インフラが回復してからでなくては届かない。そして流通インフラ自体はもう担当の人たちがコスト度外視で全力で当たっている…のに復旧しないのだ。どうにも手のだし用がない…

もちろん、義援金を寄付するのも大事だが、そのヘルプもインフラが回復した後にならないと有効に活用できない。つまり「モノ」は、今は届かないんだ。

で、何かいい考えはないか…と思ったのだが、ふと思いついた。

善意の津波 って奴を起こしたらどうだろう?
形あるものを送るのではなく、形のないものを送るんだ。

.

やることは簡単。普段よりほんの少しだけ周りに優しくしてあげてくれ。

  • 車を運転するときは普段より少しだけ注意深く運転して、事故を回避してくれ
  • 割り込んでくる車とかがあっても、喧嘩腰にならないでぐっとこらえてくれ
  • 電車でくたびれている人を見たら席を譲ってあげてくれ
  • 疲れて泣き出した子どもがいたら、あやしてやってくれ
  • 困っている人に手を貸してあげてくれ

等々…あなたの身の回りで少しだけ善意を多い目に周りに振りまいて欲しい。

そうすると、あなたが周りに送った善意は必ず社会インフラに対して負荷軽減と言う形で波及していく。
少しだけ疲れが減ったために、通常通りならぶっ倒れていた人が、倒れずに済むとか。事故が減って警察への負担が減るとか。そういう形で。

で、それらの「善意」は、社会的に現在負荷の高い部分…つまり被災地へのインフラを回復させようとしている人たちのところで消費されるはずだ。結果として、担当の人たちの負担がほんの少しだけ減って、一人当たりの作業量が1日あたり「2分」分だけ改善するとか、そんな形で。

こうして、あなたの善意が波及してけば、被災地へのインフラ回復速度を早めると思うんだ。

.

一旦、インフラが回復すれば、「できること」も増えていく。
救援物資も届くようになるだろう。義援金も使えるようになるだろう。

だから今は、「インフラを回復させている人たち」が仕事に集中できるように、「インフラを回復させている人たち」を直接支えている人たちを支えよう。

それには「普段より少しだけ負担の軽い日常」を届けてあげるのが一番だ。ドラゴンボールの「元気玉」のために力を貸しているようなものだ、と思えばいい。これなら物質ではないので、流通インフラとかに負担はかからない。

.

今回の災害で、全然「教祖様」らしいことをしていないなぁ、と思ってネタを考えたら、ちょっとこんな「ネタじゃない」ものが出てきてしまった。

ので、とりあえず、やってみることにする。

この議論は、okky (2487)によって ログインユーザだけとして作成されたが、今となっては 新たにコメントを付けることはできません。
typodupeerror

※ただしPHPを除く -- あるAdmin

読み込み中...