rokumoriの日記： 結晶化

どうも、最近ニュース・ウオッチ系サイトが面白くなくなってきたと感じるようになった。

確かに、学生自体にくらべてネットにふれる機会が多くなっては いるが(学生時代は強制的に端末に座らせられることはなかった)、 そのことに影響されなかったとしても、最近はニュースサイトを リロードしまくって楽しむようなことは無くなってしまった。

面白いニュースとは、(シャノンの)情報量が多いニュースを指すとするならば、起こる割合の対数と定義されるはずである。人間は、同じ 情報量を得ると同じ満足を得ると仮定するならば、情報量の多い (意外性のある)ニュースソースをたくさん読んだときと、くだらないニュースでもそれをたくさん呼んだときで満足は変わらないとすることができる。

このことから、現在の状況は、意外性のあるニュースが少ないと することができる。しかしながら、1年に起こるニュースの情報量 は変わらないはずなので、それを増幅してくれる(ニュースの様々な切り口を見せてくれる)サイトが減ったことになるのではなかろうか。

結論として、ニュースサイトの様々な切り口、つまり多様性が少なく なってきたのではないだろうか。
この結論には、主観的な仮定、強引な論理(ニュースの情報量とか)で 成り立っているので信用する、しないは見た人に任せるが、多様性が無くなると某ともや.comの言っていたような結晶化が起こり、やがては 安定した系となって、新たなものに食いつぶされることがある。
その新たなものとはニュースサイトなのか、はたまた２ｃｈのような 無責任匿名掲示板なのか、/.Jのようなサイトなのかは分からない・・・・