ウィルス作成罪今度こそ創設へ 89
過去に何回か廃案になったウィルス作成罪(俗称。正式には不正指令電磁的記録に関する罪)だが、2011年の通常国会に提出されると読売新聞が報じている。 過去には2回国会に提出されたが同じ法案に入っていた共謀罪創立への反発の余波で廃案となっていた。今度は単体で出される模様。 2004年に提出されたときの法案は法務省のWEBで閲覧できるので、第 百六十八条の二あたりを読むと参考になる。この法案では、他人の電子計算機で使う目的でのウィルスの作成と配布や保有が罪になるというもので、単純所持(解析のためとかコレクションのためとか)を罰することにはなっていない。 なお、今回の法案が2004年の法案のウィルス作成罪と同じなのかどこか変る予定なのかは報じられていない。