templa_3の日記: 医療関係者の法意識
日記 by
templa_3
多分、医療関係者は、自分たちのやっている行為が刑法の
「傷害罪、殺人罪、堕胎罪」に当たる行為であり、ただ35条の
「法令又は正当な業務による行為は、罰しない。」
という条文で救われている、という解釈は取らないようだ。
そういう意識があれば、注射一つ、投薬一つでも「それが患者に過度の
負担にならないか」「そもそもそれは本当に必要なのか?」という内省
も生まれ、良い医療の第一歩になると思うのだが、彼ら、彼女らにして
みれば、医療行為はウェーバー言うところの「ベルーフ」であり、
天から与えられた使命であり、私のやることは神の代理人の行為である
ぐらいの意識なのだろうな、と私は感じる。
「白衣の天使」なるコトバは、過酷な看護労働を隠蔽するための
美辞麗句であるという側面もあるが、逆に彼ら、彼女らの行動の
傲慢さを助長する言葉でもあるようだ。みだりには使って欲しく
ない。
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