take0m 曰く、 "東芝から新しい乾電池「ニッケル乾電池」が発表されました。2次電池には良く用いられているニッケルを使って、アルカリ乾電池の5倍の性能を達成したそうです。最近は高性能なバッテリには2次電池の採用が多いですし、個人的にも乾電池を使う機会はめっきり減りました。高性能乾電池の市場ってどのくらい残っているんですかね。"
乾電池を使っている家電製品 (スコア:2, 興味深い)
まだまだ乾電池の市場というのはなくならないと思います。特に子供のおもちゃ市場ではこれから先も巨大なニーズが残っていると推測。
しかも、寿命が長ければ長いほどいい(長くて困ることはない)のが乾電池の特徴ですよね。蓄電池ももちろんそうですが。技術開発の投資がまだ回収できるという読みがあるからこそこんな開発も続くのでしょう。
Re:乾電池を使っている家電製品 (スコア:1)
たまにしか使わない懐中電灯に
わざわざ充電電池使わないもんね
価格性能比は良さそう (スコア:2)
デジカメのように断続的に高出力の必要な用途に特化してるようで、連続出力する用途(オーディオプレーヤーやPDA)だとアルカリ並の駆動時間になっちゃうんですね。
リチウムは「軽い」というメリットもあったのだけど、これの重さはどうなんでしょうかね。
放電特性の強化ですね。 (スコア:2, 参考になる)
放電特性が強化されたということのようですね。
もともとニッカド電池は2次電池の中では最強の強放電特性を
もっているらしいので、
(もっと凄いのはあるけど、コンデンサの一種だったと思う…ECSとか)
この電極の技術を流用するというのは良い所に目をつけたな
という
気がします。
本来電池ってのは電解質さえちゃんと電気を通してくれれば
極板がなくなってしまうまで使えるはずなのですが、
実際には内部抵抗が上がりすぎて電力を取り出せなく
なっちゃうので、捨てられるわけで、その点、
放電特性の強化は、この、取り出せない部分を引き出すことが
できるようになるという点で長持ちさせられるのでしょう。
ピーク電力消費の激しいデジカメをサンプルにもってくるのも
この電池の特徴を最も良く引き出すことができるからですね。
参考 (スコア:2)
この技術をブラッシュアップしていけばかなり良い電池に発展しそうな予感。
電池マニアとしては垂涎のたまらん一品です。
打倒!金パナ? (スコア:1)
デジカメの乾電池代って、案外とバカにならないから、この性能が
本当に出るのならば、魅力的かも。
MDなどでは変わらないと言うことらしいから、デジカメ専用電池
として特化するのかな?
======= nandabe =======
あり得る用途 (スコア:1)
大電流を取り出す用途に向くため、ニッカドやニッケル水素電池の バックアップに転用出来そうですね。 ラジコンとかミニ4駆とかFT-817 [standard-comm.co.jp]とか(笑)。
あと、006Pタイプが出れば携帯電話用の急速充電器や二次電源に使えるかも。
この電池の自然放電がどの程度小さいか気になります。
低温放電特性も重要 (スコア:1)
#カメラの方が保たないかもしれないが。
対液漏れ性は? (スコア:1)
化学に強い人HELP!
この評価方法って? (スコア:1)
>同社のデータによると,東芝製デジタルカメラ
>「Allegretto PDR-M60」で撮影した場合,
> さらに 低温(0度)ではアルカリが17枚だったのに対し,
> ニッケルは294枚と段違いだった。計測条件は, 液晶ディ
> スプレイをオン,ストロボ発光で15秒に1 回撮影。
電池の評価としては系が複雑すぎ、っていうかブラックボックス
に電池繋いで評価するよりやっぱミニ四駆か豆電球っしょ
そういえば、寒いところの人たちはどうしてるんですか??
電池に繋いだヒータで電池を加熱するときに、電池の寿命が
ヒータの無い場合より長くなる臨界温度 (緯度)ってどの位
だろう?