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TarZの日記: 1種類の命令しかない、究極のRISCプロセッサ 1

日記 by TarZ

 RISC(Reduced Instruction Set Computer/縮小命令セットコンピュータ)を突き詰めていくと、究極的にはOISC(One Instruction Set Computer/1命令セットコンピュータ)になる。

本家 Building a 32-Bit One-Instruction Computer
元ネタ The One Instruction Wonder
'Spartan 3 Starter Board' with an XS3C1000 device available from Digilent

 1つの命令しかないプロセッサでは、オペコードがなくなる。命令が1種類しかないので、オペコードで命令を区別する必要がないから。ずいぶん前に概念の話だけは聞いたことがあるが、実際にかたちになったものを見るのは初めてだ。

 今回のCPUは、OISCでも Transfer Triggered Architecture という方式らしい。そもそも、OISCに複数の方式があることを、私は今回初めて知ったんだけど。
 唯一の命令は move のみ。演算はどうするかというと、メモリ上にマップされたALUを使う。分岐も、同じくメモリ上にマップされたPC(プログラムカウンタ)に対してmoveする形で行う。

 とても面白い。とても面白いんだけど、アドレッシングモードの指定がメモリアドレスに移っただけのような…。

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  • by Yumomo-R (9507) on 2009年11月20日 14時34分 (#1675929) 日記
    15年くらい前のOh!Xで、同じような概念についての記事がありました。
    こういうことがあるから、古い雑誌は安易に捨てられないんですよね。
typodupeerror

ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ

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