akiraaniの日記: Acrobatの「スキャンされた PDF を最適化」を高速化したい 5
今現在、書籍の電子化でボトルネックになっている作業は、スキャン工程そのものではなくて、スキャン後のPDFの後処理である。
具体的には、表題の「スキャンされた PDF を最適化」であるが、予算10万くらいのBTOマシンを導入して高速化できないだろうか、というのが今日の議題? である。
ちなみに、現在のメインマシン環境はLaVieZ(LZ750/NSB)で、CPUがCore i7-4500U(Haswell世代)、メモリは4GBしかない。
処理中のタスクマネージャの状況を見るに、swapは発生していないようで問題になるのはCPUと考えられる。また、薄型軽量が売りのノートPCなのでGPUがないが、まあこの処理はGPUは使わないだろうと思われる。
他に使う用途としてはVHS電子化作業でffmpegでエンコード処理を行うくらいかな。単にエンコードをバッチ処理で走らせるだけなのでこれもGPUはいらないだろう。
以上より、CPU一点突破型、それもシングルスレッド性能重視のBTOマシンが良いのではないかという気がしている。
となると、Skylake-SのCore i3とかでいいのかな? GPUは使わないのでオンボードでよし、メモリはさすがに4Gだとでかいファイルを扱うのにつらいだろうから8G、ディスクは多めにほしいが無理にSSDを積む必要はないし、1TのHDDみたいな構成がよさそうだ。余裕があればOS領域専用に128GBくらいのSSDを追加してもいいかな。
最終的にメディアはBDに焼くだろうから光学ドライブはBDマルチがほしいが、USB3.0の外付けがあるのでなくてもいい。あとは縦の解像度が高いモニタかな。PDFのトリミング処理とかをする都合、縦長の画像を扱うことになるので、解像度は実は縦が最重要項目だったりする。まあ、モニタは最悪WQHDのノートPCからリモートデスクトップ接続すればいいので最低限でもいいか。……でもその場合、OSをProにしないとだからそれでちょっと高くなるな。
でもまあ、これくらいなら10万で収まるかな?
GPGPU (スコア:2)
AcrobatのGPUサポートはレンダリングのみに利用されているのかな、これは未知数。
ffmpeg、コーデックによってはGPGPU対応ですがH.264など利用予定はないでしょうか。
という具合に、レンダリング処理以外でもディスクリートGPUの恩恵を無視できなくなってきた感があるこの頃。
Re:GPGPU (スコア:2)
Acrobatなんて知らないけど、RLEやハフマン符号な処理をGPUに投げるのは、どうかなー、と。
上手くCPUとGPUを協調動作して遅延を隠す面倒なモノなんて作らないだろうし、CPUだけで良さそうな。
Re:GPGPU (スコア:2)
http://www.fastcompression.com/products/jpeg/cuda-jpeg.htm [fastcompression.com]
何気に黒魔術が...。
こういうのを実装しているかどうかは知らないけど。
シングルスレッド性能だと (スコア:0)
Core i7-4500Uだと、定格1.8GHz、TurboBoost時に3.0GHzですか。
i3-6320は3.9GHz固定なので、定格時で2倍、TBが効いてる範囲なら1.3倍の性能向上ですね。
(HaswellとSkylakeの世代差なんて無視できるでしょうし)
確かに高速化はされるでしょうが所要時間が半分にしかならないとも言えます。
HDDをSSDにしても数秒の差でしょうしねぇ。
Re:シングルスレッド性能だと (スコア:1)
それだけ上がれば願ったり叶ったりですな。
問題なのは「ScanSnapのスキャン速度より時間のかかる工程があることなので、それより早くなりさえすればいいわけで。
体感ですが現状だいたい1.5~2倍くらいの時間がかかってるからちょうど良いあんばいです。
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