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cvmontoの日記： SambaがGPLv3に移行 20

日記 by cvmonto
Open Tech Pressの記事によれば、 Sambaが将来のリリースを全てGPLv3およびLGPLv3へ移行することを決定したとのことだ。 次に予定されていた3.0.26が3.2.0に置き換わり、3.2.0以降がGPLv3採用版となるらしい。 記事でも書かれているが、Microsoftは GPLv3に縛られないと明言したものの、この記事でインタビューに答えている Samba開発リーダーであるジェレミー・アリソン氏の前在籍企業であるNovellには 早くも試練かもしれない。Windowsと密接な関わりがあるSambaがGPLv3に移行というのは 実に興味深いが、これによってGPLv3に移行する向きも随分と加速しそうである。
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。

SambaがGPLv3に移行 More

  • GCC の GPL3 移行 (スコア:4, 参考になる)

    by daisuke (6827) on 2007年07月12日 23時10分 (#1188663) ホームページ 日記
    GNU Project である GCC も議論が進んでいるようです。
    http://gcc.gnu.org/ml/gcc/2007-07/msg00374.html [gnu.org]

    近いうちに GCC 4.2.1 がリリースされる予定ですが、これによると、その後 4.2 ブランチを 4.3 に変えて 4.3 ブランチを 4.4 にするようです。つまり、 4.2.1 のリリースの次は 4.3.3 となるわけです。
    ライセンスの変更は重要なので、バージョンを変えるのは当然とも言えるのですが、混乱を招きそう。

  • 最前線 (スコア:3, 興味深い)

    by Anonymous Coward on 2007年07月12日 22時39分 (#1188651)
    SambaなんてMSのファイルシステムがらみの特許戦略とぶつかってた最前線のひとつだったからねえ。
    GPL3の採用によって彼らが今まで経てきた神経戦の苦労がいくばくかでも減ることを思えば、
    素直にフリーソフト開発者にとってありがたいことなんだな、と思うよ。> GPL3

  • 公式声明 (スコア:2, 参考になる)

    by KENN (3839) on 2007年07月12日 22時50分 (#1188657) 日記

    公式声明 [samba.org]およびsamba-technical MLにJeremy Allisonがpostした記事 [samba.org]。
    (文面は同じみたいですが)

    リンク先にあるFAQによると、(3.0.x系の最新リリースである)3.0.25bに対するセキュリティFIXの提供は継続される模様です。

  • 「Linux: SambaがGPLv3に移行」 (スコア:0)

    by Anonymous Coward on 2007年07月12日 23時24分 (#1188673)
    SambaがLinux専用ソフトみたいな書き方はどうなんだろう。
    • まぁ、Sambaが全てLinux上で使われている訳ではない。と言う考えからは「不正確」なんでしょうけど、
      同じようにSamba(と言うかMSなファイル共有)プロトコルをLinuxカーネルのカーネルモードドライバとして実装しているsmbfsへの影響は避けられない訳で。

      実際、カーネルモードドライバについては現VersionからForkする以外にはLinuxカーネルのライセンスがGPL v2と言う状況とは確実に衝突する訳だし，GPLv3 edなSambaの新機能をsmbfsにバックポートするとなると、その部分が本家のSambaとコードが被らなくなるようにする必要があって、そのためにかなりの労力が浪費される訳で。

      Linuxカーネル本体がGPL v3への移行を許さないと言う状況下での解決策があるとすればユーザモードのドライバとしてsmbfs自体か、smbサーバ/クライアントへのWrapperの形で一から作り直し、そのコードをGPL v3で公開する程度しかないかも。

      そういう意味では、Linuxカーネル自体を取り巻く状況に大きな石を投げつけている恰好になる訳で、おもしろいことになりそうに思いますけどね:-)

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      • 無関係 (スコア:3, 興味深い)

        by bero (5057) on 2007年07月13日 14時50分 (#1188979) 日記
        2.6.22.1をざっくり見たところ、Linuxにはsmbfsとcifsの２つがあって、
        smbfsは新たに作成した模様
        cifsは一部(エラーコード定数表など)にsamba 1.9由来と思しきものもあるが大部分はIBMのヒトがLGPLで新たに作成した模様。
        いずれにせよ影響はないと思われ
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      • …というようなLinux全体への影響が最初から言及されているタレコミだった違和感無かったはずだけどね．

        タレコミ文に書かれているのは単にsambaのライセンス変更の話だけで，Linuxに関する言及なんて一切無いわけですよ．たしかにGPLv3もsambaもLinuxと関連深いキーワードではあるけどLinux自体の話じゃないし，それ言い出したら*BSDだってSolarisだってUNIX系は皆何かしらの影響を受ける可能性はある．これをLinuxセクションに入れたのは編集者のミスor無知にしか見えないなぁ．
        • >>同じようにSamba(と言うかMSなファイル共有)プロトコルをLinuxカーネルのカーネルモードドライバとして実装しているsmbfsへの影響は避けられない訳で。

          これについてはどう説明すんの？
    • Linux専用ソフトみたいな書き方って、どこが？
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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー