quabbinの日記: 扇の耐久性 5
ふと、shitamoさんの日記のタイトルが目について、仕事の息抜きに体験した内容をコメントに書こうかと思ったのですが、だいぶ個人的な体験談になってしまったのでこちらに記録しておきます。
私は普段使いで扇をよく使っています。
値段は100円~10000円のものと、いろんなグレードのものを専門店や百貨店含め漁ってます。
しかし体験を元に結論から言うと、扇は普段使いをしている限り消耗品であり、長く使えるものではないと思ったほうが良いです。
最初にダメになるのは、shitamoさんも書かれてるとおりではありますが、要の部分です
金属製のしっかりしたものでないと、毎日使用していると4ヶ月くらいで外れてしまいます。
何がいいかは金額ではわかりにくいです。
金属製だけでは緩んで外れるものもかなりあるので、いろいろダメにしてみないとどれが良いかはわからないとおもいます。
一応基準的なものがあるとするならば、表と裏の両方から要を少しいじってみて、接合部分が見えないものを選ぶといい。
というくらいでしょうか。
要は良いものならばしっかり持つので、4000円以上のものを中心に上記基準で選ぶと良いかも知れません。
(4000円以上ならどれでも大丈夫というわけじゃないです)
次にダメになるのは扇面。
開閉が多いと磨耗して切れてしまいます。
体感的には厚紙<布地で耐久性が上がります。
しかし、布地は厚いと開閉が悪くなりますし、癖がついて開閉が困難になることも多いです。
薄いと当然、摩耗などでほつれ、最終的には破れます。
厚紙は言わずもがな、布以上に磨耗しやすいです。
切れても張替え(有料)をしてくれるところも結構ありますが、下のように張り替えればいいじゃんとはならないこともあります。
最後にダメになるのが中骨です。
これは扇面の張替えを何回かやっているとダメになります。
開閉の調子が良い物は竹の地が薄いのですが、扇面の張替えの時に少し削る関係で、いいもので1回の張り替えが限度です。
太いと耐久性は上がりますが、今度は開閉が困難となり、使いにくくなります
というわけで、私は一夏かそれに満たないくらいで一本潰している感じです。
そりゃまぁ使い方が乱暴なだけっていうのは…きっとそうなんでしょうけどorz
# というわけで、再度書きますがタダの体験談です。って程度に読んでいただけると嬉しいです。
中骨と扇面かな (スコア:1)
こちらも体験談。
うちは100円~3000円くらいまでの扇子しか使ったこと無いけど。
中骨(って言うんですね知らなかった)か扇面のどっちかがダメになります。
要がダメになったことはないけど、ソコが潰れたらもうどうしようもないですね。
扇面の張替えはしたこと無いけど紙を貼り付けて補強したことはあります。
中骨は一本くらい折れてもそのまま使ってるのもあるし。
私も扇子は消耗品だと思ってるのでたっかい扇子(1万円近くとそれ以上)は、いいなと思いつつも経済力無いので買ったことがない・・・
扇子じゃないけど岐阜の水うちわもそのうちひとつくらいは買ってみたい。
100円ショップの開け閉めしにくくてちいさい扇子って耐久力がけっこうある気がする。
あまり使わないので (スコア:1)
あまり使わないので、どれほど耐久性があるのか疑問でした。個人的に参考になります+1
さり気なく扇子を出して仰ぐのは風流で良いなあと思い、自分も持ち歩いているものの、
ガサツな性分故か、鞄の中で行方不明になったり、扇子で物足りなくなったりと、
中々使う機会が……。
殆ど使わない間に夏が終わり、翌年までに無くしてしまい、また買って……というのをエンドレスで続けています。
今年こそは駄目になるまで扇子を使ってみたいです。
☆大きい羊は美しい☆
Re:あまり使わないので (スコア:1)
神保町の神田古書センターあたりで安価な中古品も置いていますから丈夫なものを壊れるまで使う、その途中で失くしたら次の年まで我慢としなくてもいいような体制は整いつつあります。
100円一択 (スコア:0)
それでも3本ほどで2年は楽に持ちますから。
このクラスの布製は耐久性で劣ります。
布に張が無く使用中に骨がグラグラ遊んで、あっという間にガタがきます。
鉄扇 (スコア:0)
つ http://www.be-tackle.com/katana/tessen.htm [be-tackle.com]
銃刀法には入らないそうです。