yasuokaの日記： 個人番号カードにおける外国人の「氏名」

私(安岡孝一)が日経ITproに書いた『マイナンバー、その「複雑さ」の真相』第4回『扱いが悩ましい、外国人と在留邦人のマイナンバー』に対して、外国人の個人番号カードの「氏名」には本名が書かれるのか、という御質問をいただいた。実は今のところ、まだ決まっていない。

ただ、第4回で「TURNER ELIZABETH」という例を、私があえて使っていることからもわかる通り、在留カードの「氏名」が、そのまま個人番号カードの「氏名」となる可能性が、最も高いと思う。つまり、ICAO 9303に従ったA～Zの26文字のみで構成される「氏名」もしくは在留カードの正字にもとづく漢字の「氏名」が、外国人の個人番号カードの「氏名」になる可能性が高い。まあ、そうしないと、住基ネットとの整合性が取れなくなるので、ほぼ確実だと思うのだが…。