yasuokaの日記: 行政サービスIDのチェックディジット 3
日記 by
yasuoka
安井秀行の「マイナンバーの次に来るもの―行政サービスの識別子:行政サービスIDとは―」(行政&情報システム, Vol.51, No.5 (2015年10月), pp.69-74; No.6 (2015年12月), pp.70-75)を読んだのだが、符号化(というか符号間距離)という考え方が全く理解できていないらしく、あまりのひどさに失笑を禁じ得なかった。ユニバーサルメニュー普及協会が提唱する17桁の「行政サービスID」は、最初の3桁が国コード、次の4桁が管理者コード、その次の6桁が制度・サービスコード、その次の3桁が異制度セレクタ、最後の1桁がチェックディジットらしいのだが、このチェックディジットが特にひどい。
チェックディジット(Check Digit)とは
全体の数字にエラーが無いかを管理する数字です。チェックディジットは行政サービスIDの各桁を左から順にa,b,c,d,e,f,g,h,I,j,k,l,m,n,o,pとした時、以下の計算に従って算出します。「16a + 15b + 14c + 13d + 12e + 11f + 10g + 9h + 8i + 7j + 6k + 5l + 4m + 3n + 2o + p」の結果を10で割った余りをチェックディジットとします。
それだと「g」のエラーが検出できないじゃん。「b」や「l」のエラーも、半分くらい見落としちゃうし。どうして、そんな「ID」が実用になると思えるんだろ。
失禁 (スコア:2)
説明していただきたく。
Re:失禁 (スコア:2)
理解したので不要で。
失礼。
10で割った余り (スコア:2)