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日本

yasuokaの日記: 日本と中国と台湾の漢字は1対1対1か

日記 by yasuoka

伊奈垣圭映の『ちがいがわかる対照表 日本の漢字 中国の漢字』(水山産業、2015年12月)を手に入れたので、ざっとチェックしてみた。日本の常用漢字2136字に対応する「簡体字」と「繁体字」を並べたもので、まあ、小学生・中学生むけならこんなものでいいのかもしれない。

ただ、この「対照表」は、日本と中国と台湾の漢字が1対1対1に対応するという幻想のもとに作られていて、たとえば「弁」(小学校5年生配当)に対応するのは「辩」と「辯」だけである。「乾」(中学校1年生配当)に対応するのは「干」と「乾」である。「机」(小学校6年生配当)に至っては「机」と「機」が対応している。うーん、「机」に対応するのは、私(安岡孝一)個人としては、むしろ「几」と「几」のような気がするのだけど、さて、こういう多対多の対応を、どういう形で小学生や中学生に知らせていくべきなのかなぁ。

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身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人

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