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> 長時間それを浴びなければ直ちに問題となることはないため、むやみに大騒ぎすることは控えたい。
今後何十年も関東で暮らす予定の人々が殆どだと思いますが、そういった方は通常の数十倍〜数千倍(またはそれ以上) の放射線を長年も続けて浴びるように思います。
記者会見などでは、だれもそういった質問をしていなくて逆に怖いのですが、識者の方はこのあたり どのように考えているのでしょうか?
広島型原爆では、濃縮ウランが約75キログラム使用されました。その結果数十万人に放射線障害を引き起こしました。
現在危険な状態にある福島原発4号炉は、約90トンの核燃料を炉心に蓄えています。広島型原爆の1000倍以上の核物質が飛散する可能性があるわけです。
1950年~60年代に水爆実験が行われたビキニ環礁では、現在も放射線障害で苦しんでいる住民がいます。彼らの実態を知っている人は少ないと思いますが、私には日本の将来がみえているような気がしています。
#識者じゃないけど。
濃縮度合が全然違うわけだが、それは無視?
核兵器用濃縮ウラン(80-90%)と核燃料用ウラン(通常4%ぐらい)は濃縮率が違うんで、単純に重量だけで比較しちゃ駄目ですよ。また、どちらかと言えば短時間に多量に浴びた被曝地と、少量を長期間にわたって浴びることになる原発事故との比較もそう単純ではないので難しいところ。#まあ、それでも多量に放出されればエライことなのは確かですが。
要は「言葉のマジック」ではなく「数字のマジック」だったと。
そもそも日本の国土を構成する土壌、岩石などに含まれる放射性物質の総量が、核燃料の90トンがカスに見えるくらい膨大な量だしな。国民の健康に重大な影響を与えていることは、近年の国民医療費や医療機関の利用者数(延べ)の増大をみても一目瞭然。政府はその事実を把握しているのに、高齢化が原因などと称して、隠ぺいするばかり。
無粋なのは承知だが、満たされてないから問題になっている。
おお、言葉のマジックだwwww
思うだけで騒がない。放射線の影響を語るなら、線源になる核種についても考えるべきだろ。で、今回漏れていると思われる物とその半減期は?
今回検出されたと言われているのはヨウ素131(半減期8.1日)とセシウム137(半減期30.17年)。チェルノブイリが事故後長期間にわたって付近に影響を及ぼしたのは、半減期の長いセシウム137が大量に放出されたから。
セシウム137は問題だが、今回大量に放出されたという話はまだ無い。ということで「まだ慌てるような時間じゃない」。
>ということで「まだ慌てるような時間じゃない」。あわてるような状態になってから、動けるもんだろうか?東京なんて停電一発で身動きできない場所じゃないか。
そういうのは簡単に答えないで狼狽えている人が自分で調べる様にしないと見に付かないと思う。
それこそ5年10年で影響がって話なら、安全率かけても1ヶ月ぐらいは考える余裕がある話なわけで、そんな心配を今してどうするの。馬鹿?# コッペリオンみたいの想像してるんだろうか。
ん?そうじゃないでしょ。タバコは今も吸い続けられていて、いつ吸い終わるか(1年後か10年後か)不明な状態なわけですよ。
「最悪でも●月●日には完全にコントロールできる」的な目安があれば話は別だけど、いつまで漏れ続けるか、またはいつ状況が悪化するか不明な状況でしょ?事実、現時点では日々状況が悪化している。
「馬鹿」とか「心配しすぎ」って言ってる人は、近日中に完全解決されると信じているの?または、今から30km〜35km圏内に行く気があるほど安全性に自身を持っているの?
まったくわかってないですね。濃度の話をしてるんでしょう。一度でもタバコを吸えば、その時のタバコの粒子が何十年も滞留するわけです。ええ、原子何個分でしょうかね…それと同じ程度の濃度だと言ってるわけです。
まあ、危機感は大事で、感じるのも自然ですが、口に出さないことですね。私もそうですもん。
すみませんが、もう少し解説をお願いできますか?
一度でもタバコを吸えば、その時のタバコの粒子が何十年も滞留するわけです。 ええ、原子何個分でしょうかね… それと同じ程度の濃度だと言ってるわけです。
これは理解できます。が、上で言われているのは、タバコが1日間だけ吸われたのか、10年間吸われ続けたのかによって濃度というか危険度が異なるのでは?ということでしょう。
後者のような部屋で乳幼児が数十年暮らしても健康被害が無いといえるでしょうか?
「あと数日で根本解決出来て放射性物質はこれ以上放出されない」保証があれば、現状の数値が平均より高めでもなんら危険性が無いのは理解できます。が、現状値やより悪い数値が仮に数十年続く状況になった場合でも、そんなに楽観的でいられるのですか?このへんがTVや会見では触れられていないように感じました。間違っていれば是非ご指摘いただいて、わたしを安心させてください。
「長時間それを浴びなければ直ちに問題となることはない」と言う発言の裏には、同様の状態が長時間持続しないという一定の裏付けがあると考えられます。なぜなら、持続する蓋然性が高ければ、そのように警告するでしょうから。
少し悪い言葉遣いをしてしまいますが、あなたが抱いているのは妄想です。「現状値やより悪い数値が仮に数十年続く状況」と仰いますが、あなたは恐らく、それが起きるとして"具体的に"どのような事象により引き起こされるのか全く見当が付いていないでしょう。つまり、まったく根拠のないことを恐れているわけで、「隕石が頭の上に落ちてくるかもしれない」ことを恐れているのと、本質的には変わりません。
それと発電所の現状についても少し述べておきます。まず前提として、海水で炉心を冷却することで、海水に含まれる不純物などが放射化します。これまでは、この放射化した蒸気を、放射能がある程度抑制されるまで置いておいてから放出していました。本日早朝の福島第一原発2号機の事故は、この抑制機構が損傷したものです。ですから冷却に伴う放射性物質の放出は増加しますが、冷却そのものに支障があるということは今のところありません。事態は引き続き鎮静に向かっていると考えてよいでしょう。
同4号機に関しては、使用済み核燃料がまあなんか色々あってボヤ騒ぎになったようなものです。使用中だった炉心がトラブってる他の炉とはぜんぜん危険度が違います。
安心する必要はないのではありませんか?
チェルノブイリの時も成層圏に上がった放射性物質が日本まで運ばれてくると言われ、確かに計測された覚えがあります。また、日本よりチェルノブイリに近いヨーロッパの作物は放射性物質に汚染されるから食べると危険だと言われました。
チェルノブイリはまだ立ち入り禁止とのことですし、その危険性が完全に払拭されたはずはなく、いまでも安心せずにヨーロッパからの食物を口にしない人もいるでしょう。西からの風が吹いて雨が降ったら外出しない人もいるかもしれません。そうした行動を取ることは自由ですし、それを辞めさせる義務も責任も自分にはないと考えています。
では、自分がなぜそうした行動を取らないかと言えば、危険性が完全にないと安心しているわけではなく、そういうものも含まれているかもしれないという可能性を受け入れているからです。可能性を踏まえて選択しているのです。なので、楽観的というのとも違うような気がします。
今回のことも、いまのところその受け入れられるレベルの話だと判断しています。もっとも、このあと「○時間以内に○km移動しないと死ぬ」と言われれば移動するかもしれませんが。
ここまで書いてふと、アスベスト丸出しの校舎で過ごし、副流煙という言葉すら知られていなかった世代との違いなのかな、という気もしてきました。
輸入食品の放射能については検疫体制ができています。これから各国は日本産食品もその対象に加えることになるのかも知れませんし、ならないのかも知れません。暫定的に対象にするのは緊急対応として妥当でしょう。
ちなみに、そのあたりのリスク管理についての行政の取り組みを示す資料として、さくっと検索して見つけた愛知県のものを参考までに。「チェルノブイリからの放射性セシウム-これまでの輸入食品の放射能検査結果」 [aichi.jp](2006年4月28日)
私の想像では、今頃農林水産省では食品への「放射能ゼロ」表示について議論が行われている(結論が出ているかも)のではないかと。本当の意味での「放射能ゼロ」はもちろんあり得ないので、やった業者は景品表示法の優良誤認で引っかかることは確実です。ではどのくらいの放射能まで「ゼロ」表示可とするか、あるいはあくまで「ゼロ」不可でいくか。「放射能安全認証」制度を作るという方法も考えられます。
ちなみに輸入食品については 370Bq/kg が基準値で、それを超えるものは輸入出来ません。ということはそれを下回るものなら輸入オッケーなわけで、普通に流通しているはずです。
「ゼロ」じゃなきゃ絶対いやだ、と主張するのは勝手ですし、今後自主的に宮城・福島・茨城県産食品を忌避する人も出てくるでしょうが、根拠もなしにそれをやられるとそれは「風評被害」というやつです。信念でやる分には「聖典に則ってお祈りして屠畜・処理した肉しか食べられない」という宗教の信者にそうでないものを食べろと強要出来ないのと一緒でしょうがない部分もありますが(日本でもムスリムの多い地域ではハラル・フードが売られていたりします)、ちゃんと評価もせずに安全性というのを口実にしてそれをやるのはちょっと違うぞ、と。
要は「きちんとリスクを評価し管理しよう」ということなので、むやみに「安全ですよ」というのはもちろんおかしいし、わけも分からず忌避するのもおかしい、というごく当たり前の結論になります。
ただ、愚民思想といわれそうですが、一般消費者に全部きちんと理解し自己責任で判断しろともいいにくい部分があるのも確かだと思います。そのとき誰か民衆の支持を得られる人が正しい知識を広めてくれるといいんですが。残念ながら行政は「宮城・福島・茨城の農業を守るためだろ」とか「目の前の農家の票の方が長期的な国民の安全より大事なんだろ」とかいう疑いの目をもって見られますから、いくら頑張っても限度があります。
ちなみに私が子供の頃住んでいた家の天井は、吹き付け素材にバインダとしてアスベストが含まれていたのだろうなあ、と今になって思います。おまけに親父はヘビースモーカーでした。FRAGILEさんとは世代が違うのかな。
検疫体制についての情報、たいへん参考になります。自分も含めてこうした検疫体制が確立されていることを前提として(=安心して)食物を選んでいる人は決して多くないのではないかと、その意味で不安があっても受け入れている現状を伝えたかったものです。実はみな忘れているだけなのかもしれませんが。
ちなみに、自分もアスベストの下で勉強して父親が家の中で喫煙していた世代です。こうした人体に有害と思われるものを受け入れられない世代は、そうしたものが身の回りから取り除かれた下の世代なのかな、と思った次第です。
> わたしを安心させてください。
無理ですね。東北地方は今夜から雨~雪になるようですが、これがあと数日で止んでこれ以上降らない保証はないので、あなたは今後数十年降り続けた場合のことを心配しておいてください。
最後の一行あきらかに余計だろ。リスクは定量的なものであって、福島県、茨城県北部の人は冷静に「行動」すべきだし、その外の人達は無駄なパニックを起して高リスク(相対的にね)な人達の邪魔をしたり政府に無用な負担をかけて自体を悪化させるようなストレスを与えるべきでない、ということ。# しかも、ストレスを与えた本人は、自分が与えたストレスの結果について、ほれ見たことか!と言う。# # 障害対応の時の無能な管理職が報告を求めたり資料作成を求めたり口を挟んでくるのと一緒だわね。
宝くじの1等に当たるような確率でも、たまたま半減期の長い線源を吸い込んでしまえば数十年に渡って局所的な内部被ばくが発生しますよね。
まあ、リスクの程度の評価は必要でしょうが。
そんなたまたま吸い込んじゃうレベルの量なら全く問題ないです。1つの放射性原子が出す放射線は1回きりです。
取りあえず現状ではこっちの方が危険 [kadoyasan.com]だと思われます。
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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常
言葉のマジック? (スコア:0)
> 長時間それを浴びなければ直ちに問題となることはないため、むやみに大騒ぎすることは控えたい。
今後何十年も関東で暮らす予定の人々が殆どだと思いますが、そういった方は通常の数十倍〜数千倍(またはそれ以上) の放射線を長年も続けて浴びるように思います。
記者会見などでは、だれもそういった質問をしていなくて逆に怖いのですが、識者の方はこのあたり どのように考えているのでしょうか?
Re:言葉のマジック? (スコア:2, 興味深い)
当然、数日(おそらく関係者としては数時間)中に健康被害がない濃度までおとすことにはいろいろと手を尽くしてることでしょう。
#ここ数日の対応見てると信じられない、と思うのも確かですが、そうなるともうその人の考えで退避するしか。
Re:言葉のマジック? (スコア:1)
広島型原爆では、濃縮ウランが約75キログラム使用されました。その結果数十万人に放射線障害を引き起こしました。
現在危険な状態にある福島原発4号炉は、約90トンの核燃料を炉心に蓄えています。広島型原爆の1000倍以上の核物質が飛散する可能性があるわけです。
1950年~60年代に水爆実験が行われたビキニ環礁では、現在も放射線障害で苦しんでいる住民がいます。彼らの実態を知っている人は少ないと思いますが、私には日本の将来がみえているような気がしています。
#識者じゃないけど。
Re:言葉のマジック? (スコア:3, すばらしい洞察)
>#識者じゃないけど。
と仰るなら、まずは聞き手に回って正しい知識を身につけることをお勧めします。
Re:言葉のマジック? (スコア:1)
濃縮度合が全然違うわけだが、それは無視?
Re:言葉のマジック? (スコア:1, すばらしい洞察)
核兵器用濃縮ウラン(80-90%)と核燃料用ウラン(通常4%ぐらい)は濃縮率が違うんで、単純に重量だけで比較しちゃ駄目ですよ。
また、どちらかと言えば短時間に多量に浴びた被曝地と、少量を長期間にわたって浴びることになる原発事故との比較もそう単純ではないので難しいところ。
#まあ、それでも多量に放出されればエライことなのは確かですが。
Re: (スコア:0)
要は「言葉のマジック」ではなく「数字のマジック」だったと。
Re: (スコア:0, おもしろおかしい)
そもそも日本の国土を構成する土壌、岩石などに含まれる放射性物質の総量が、核燃料の90トンがカスに見えるくらい膨大な量だしな。
国民の健康に重大な影響を与えていることは、近年の国民医療費や医療機関の利用者数(延べ)の増大をみても一目瞭然。
政府はその事実を把握しているのに、高齢化が原因などと称して、隠ぺいするばかり。
Re:言葉のマジック? (スコア:1, おもしろおかしい)
今原子炉の中はこの物質で満たされてるらしいぞ。騙されるな。
Re:言葉のマジック? (スコア:1, おもしろおかしい)
無粋なのは承知だが、満たされてないから問題になっている。
Re: (スコア:0)
そもそも日本の国土を構成する土壌、岩石などに含まれる放射性物質の総量が、核燃料の90トンがカスに見えるくらい膨大な量だしな。
国民の健康に重大な影響を与えていることは、近年の国民医療費や医療機関の利用者数(延べ)の増大をみても一目瞭然。
政府はその事実を把握しているのに、高齢化が原因などと称して、隠ぺいするばかり。
おお、言葉のマジックだwwww
Re:言葉のマジック? (スコア:1, 興味深い)
思うだけで騒がない。
放射線の影響を語るなら、線源になる核種についても考えるべきだろ。
で、今回漏れていると思われる物とその半減期は?
Re:言葉のマジック? (スコア:3, 参考になる)
今回検出されたと言われているのはヨウ素131(半減期8.1日)とセシウム137(半減期30.17年)。チェルノブイリが事故後長期間にわたって付近に影響を及ぼしたのは、半減期の長いセシウム137が大量に放出されたから。
セシウム137は問題だが、今回大量に放出されたという話はまだ無い。ということで「まだ慌てるような時間じゃない」。
theInsiderman(-1:フレームの元)
Re: (スコア:0, 荒らし)
>ということで「まだ慌てるような時間じゃない」。
あわてるような状態になってから、動けるもんだろうか?
東京なんて停電一発で身動きできない場所じゃないか。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
そういうのは簡単に答えないで狼狽えている人が自分で調べる様にしないと見に付かないと思う。
Re:言葉のマジック? (スコア:1)
Re: (スコア:0)
それこそ5年10年で影響がって話なら、安全率かけても1ヶ月ぐらいは考える余裕がある話なわけで、そんな心配を今してどうするの。馬鹿?
# コッペリオンみたいの想像してるんだろうか。
Re: (スコア:0)
そこで暮らす人は何十年も副流煙を吸い込み続けるのだ!
って言ってるようなものなんですが。
Re: (スコア:0)
ん?そうじゃないでしょ。タバコは今も吸い続けられていて、いつ吸い終わるか(1年後か10年後か)不明な状態なわけですよ。
「最悪でも●月●日には完全にコントロールできる」的な目安があれば話は別だけど、いつまで漏れ続けるか、またはいつ状況が悪化するか不明な状況でしょ?事実、現時点では日々状況が悪化している。
「馬鹿」とか「心配しすぎ」って言ってる人は、近日中に完全解決されると信じているの?または、今から30km〜35km圏内に行く気があるほど安全性に自身を持っているの?
Re:言葉のマジック? (スコア:2)
まったくわかってないですね。濃度の話をしてるんでしょう。
一度でもタバコを吸えば、その時のタバコの粒子が何十年も滞留するわけです。
ええ、原子何個分でしょうかね…
それと同じ程度の濃度だと言ってるわけです。
まあ、危機感は大事で、感じるのも自然ですが、口に出さないことですね。
私もそうですもん。
新人。プログラマレベルをポケモンで言うと、コラッタぐらい
Re: (スコア:0)
すみませんが、もう少し解説をお願いできますか?
一度でもタバコを吸えば、その時のタバコの粒子が何十年も滞留するわけです。 ええ、原子何個分でしょうかね… それと同じ程度の濃度だと言ってるわけです。
これは理解できます。が、上で言われているのは、タバコが1日間だけ吸われたのか、10年間吸われ続けたのかによって濃度というか危険度が異なるのでは?ということでしょう。
後者のような部屋で乳幼児が数十年暮らしても健康被害が無いといえるでしょうか?
「あと数日で根本解決出来て放射性物質はこれ以上放出されない」保証があれば、現状の数値が平均より高めでもなんら危険性が無いのは理解できます。が、現状値やより悪い数値が仮に数十年続く状況になった場合でも、そんなに楽観的でいられるのですか?このへんがTVや会見では触れられていないように感じました。間違っていれば是非ご指摘いただいて、わたしを安心させてください。
Re:言葉のマジック? (スコア:3, すばらしい洞察)
「長時間それを浴びなければ直ちに問題となることはない」と言う発言の裏には、同様の状態が長時間持続しないという一定の裏付けがあると考えられます。
なぜなら、持続する蓋然性が高ければ、そのように警告するでしょうから。
少し悪い言葉遣いをしてしまいますが、あなたが抱いているのは妄想です。
「現状値やより悪い数値が仮に数十年続く状況」と仰いますが、あなたは恐らく、それが起きるとして"具体的に"どのような事象により引き起こされるのか全く見当が付いていないでしょう。
つまり、まったく根拠のないことを恐れているわけで、「隕石が頭の上に落ちてくるかもしれない」ことを恐れているのと、本質的には変わりません。
それと発電所の現状についても少し述べておきます。
まず前提として、海水で炉心を冷却することで、海水に含まれる不純物などが放射化します。
これまでは、この放射化した蒸気を、放射能がある程度抑制されるまで置いておいてから放出していました。
本日早朝の福島第一原発2号機の事故は、この抑制機構が損傷したものです。
ですから冷却に伴う放射性物質の放出は増加しますが、冷却そのものに支障があるということは今のところありません。
事態は引き続き鎮静に向かっていると考えてよいでしょう。
同4号機に関しては、使用済み核燃料がまあなんか色々あってボヤ騒ぎになったようなものです。
使用中だった炉心がトラブってる他の炉とはぜんぜん危険度が違います。
Re: (スコア:0)
四号機は手一子しているから安全だよといっておきながら結局火災
万が一にと20km県内を待避させたが結局30km圏屋内退避まで広がる.
万が一の超巨大地震が起きた.
万が一にと多重化した電源が全滅.
万が一にと多重化した冷却系も全滅.
建屋を爆発させた水素がどこから漏れたのか特定できない.
なぜかポンプ車の燃料切れに気がつかない.
>使用済み核燃料がまあなんか色々あってボヤ騒ぎになったようなものです。
「まあなんか色々」で火災が起きるわけだし「隕石が頭の上に落ちてくるかもしれない」ことを恐れてもいい頃
だと思いますよ.
偶然も3回続けば、それは必然
Re:言葉のマジック? (スコア:2)
安心する必要はないのではありませんか?
チェルノブイリの時も成層圏に上がった放射性物質が日本まで運ばれてくると言われ、確かに計測された覚えがあります。また、日本よりチェルノブイリに近いヨーロッパの作物は放射性物質に汚染されるから食べると危険だと言われました。
チェルノブイリはまだ立ち入り禁止とのことですし、その危険性が完全に払拭されたはずはなく、いまでも安心せずにヨーロッパからの食物を口にしない人もいるでしょう。西からの風が吹いて雨が降ったら外出しない人もいるかもしれません。そうした行動を取ることは自由ですし、それを辞めさせる義務も責任も自分にはないと考えています。
では、自分がなぜそうした行動を取らないかと言えば、危険性が完全にないと安心しているわけではなく、そういうものも含まれているかもしれないという可能性を受け入れているからです。可能性を踏まえて選択しているのです。なので、楽観的というのとも違うような気がします。
今回のことも、いまのところその受け入れられるレベルの話だと判断しています。もっとも、このあと「○時間以内に○km移動しないと死ぬ」と言われれば移動するかもしれませんが。
ここまで書いてふと、アスベスト丸出しの校舎で過ごし、副流煙という言葉すら知られていなかった世代との違いなのかな、という気もしてきました。
放射能検疫なら今でもやってますよ (スコア:3, 参考になる)
輸入食品の放射能については検疫体制ができています。これから各国は日本産食品もその対象に加えることになるのかも知れませんし、ならないのかも知れません。暫定的に対象にするのは緊急対応として妥当でしょう。
ちなみに、そのあたりのリスク管理についての行政の取り組みを示す資料として、さくっと検索して見つけた愛知県のものを参考までに。「チェルノブイリからの放射性セシウム-これまでの輸入食品の放射能検査結果」 [aichi.jp](2006年4月28日)
私の想像では、今頃農林水産省では食品への「放射能ゼロ」表示について議論が行われている(結論が出ているかも)のではないかと。本当の意味での「放射能ゼロ」はもちろんあり得ないので、やった業者は景品表示法の優良誤認で引っかかることは確実です。ではどのくらいの放射能まで「ゼロ」表示可とするか、あるいはあくまで「ゼロ」不可でいくか。「放射能安全認証」制度を作るという方法も考えられます。
ちなみに輸入食品については 370Bq/kg が基準値で、それを超えるものは輸入出来ません。ということはそれを下回るものなら輸入オッケーなわけで、普通に流通しているはずです。
「ゼロ」じゃなきゃ絶対いやだ、と主張するのは勝手ですし、今後自主的に宮城・福島・茨城県産食品を忌避する人も出てくるでしょうが、根拠もなしにそれをやられるとそれは「風評被害」というやつです。信念でやる分には「聖典に則ってお祈りして屠畜・処理した肉しか食べられない」という宗教の信者にそうでないものを食べろと強要出来ないのと一緒でしょうがない部分もありますが(日本でもムスリムの多い地域ではハラル・フードが売られていたりします)、ちゃんと評価もせずに安全性というのを口実にしてそれをやるのはちょっと違うぞ、と。
要は「きちんとリスクを評価し管理しよう」ということなので、むやみに「安全ですよ」というのはもちろんおかしいし、わけも分からず忌避するのもおかしい、というごく当たり前の結論になります。
ただ、愚民思想といわれそうですが、一般消費者に全部きちんと理解し自己責任で判断しろともいいにくい部分があるのも確かだと思います。そのとき誰か民衆の支持を得られる人が正しい知識を広めてくれるといいんですが。残念ながら行政は「宮城・福島・茨城の農業を守るためだろ」とか「目の前の農家の票の方が長期的な国民の安全より大事なんだろ」とかいう疑いの目をもって見られますから、いくら頑張っても限度があります。
ちなみに私が子供の頃住んでいた家の天井は、吹き付け素材にバインダとしてアスベストが含まれていたのだろうなあ、と今になって思います。おまけに親父はヘビースモーカーでした。FRAGILEさんとは世代が違うのかな。
Jubilee
Re:放射能検疫なら今でもやってますよ (スコア:2)
検疫体制についての情報、たいへん参考になります。
自分も含めてこうした検疫体制が確立されていることを前提として(=安心して)食物を選んでいる人は決して多くないのではないかと、その意味で不安があっても受け入れている現状を伝えたかったものです。実はみな忘れているだけなのかもしれませんが。
ちなみに、自分もアスベストの下で勉強して父親が家の中で喫煙していた世代です。こうした人体に有害と思われるものを受け入れられない世代は、そうしたものが身の回りから取り除かれた下の世代なのかな、と思った次第です。
Re: (スコア:0)
> わたしを安心させてください。
無理ですね。
東北地方は今夜から雨~雪になるようですが、これがあと数日で止んでこれ以上
降らない保証はないので、あなたは今後数十年降り続けた場合のことを心配して
おいてください。
Re:言葉のマジック? (スコア:1, 興味深い)
最後の一行あきらかに余計だろ。リスクは定量的なものであって、福島県、茨城県北部の人は冷静に「行動」すべきだし、その外の人達は無駄なパニックを起して高リスク(相対的にね)な人達の邪魔をしたり政府に無用な負担をかけて自体を悪化させるようなストレスを与えるべきでない、ということ。
# しかも、ストレスを与えた本人は、自分が与えたストレスの結果について、ほれ見たことか!と言う。
# # 障害対応の時の無能な管理職が報告を求めたり資料作成を求めたり口を挟んでくるのと一緒だわね。
Re: (スコア:0)
宝くじの1等に当たるような確率でも、たまたま半減期の長い線源を吸い込んでしまえば
数十年に渡って局所的な内部被ばくが発生しますよね。
まあ、リスクの程度の評価は必要でしょうが。
Re:言葉のマジック? (スコア:1, すばらしい洞察)
そんなたまたま吸い込んじゃうレベルの量なら全く問題ないです。
1つの放射性原子が出す放射線は1回きりです。
Re: (スコア:0)
取りあえず現状ではこっちの方が危険 [kadoyasan.com]だと思われます。