アカウント名:
パスワード:
皆様の興味は、ぶっちゃけ「なぜ退職したの?」という話になるとは思います。
や、「なぜ記事に誤字や嘘を混ぜ込んだりしてたの?」だと思います。
誤字に関しては、単純にそれを修正するコストをかけられなかったというだけです。ほかの編集者の方については分かりませんが、私の場合1記事あたり編集にかける時間は原則15分まで、基本的には10分以内に片付けるというルールでやっていました。その時間内で見つけきれなかった誤字は当然あるだろうとは思っていますが、時間をおいて再びチェックする余裕もありませんでしたし、そこは割り切って作業していました。
「嘘」に関しては意図してやったことはないと断言しておきます。もちろん私が解釈を間違えた、勘違いしていたというケースはあるでしょうが、記事公開前にそれを第三者の視点で厳密にチェックするというリソースはありませんし、そういったことについてはコメントで指摘・反論されるでしょうから、コメントツリーまで含めたコンテンツとしては最終的に正しいものになるだろうと期待していました。
指摘されても修正しないというのは、そもそもその指摘を私が認識していないのが原因です。少なくともここ5年ほどは編集後に公開した記事のコメントを見ることはほとんどありませんでしたし、誤字に関しては基本的に見つけた人(編集者やサイト管理者)がその場で修正するという運用にしていました。
コメントを見なくなったのは、そういった作業をしている余裕がないというリソース的な問題が大きいですが、本題とは関係なしに私を名指ししての冷やかしやネガティブな内容の投稿がそれなりにあり、そういうものを見るのが嫌だったというのもあります。そのため、誤字や記事内容の間違いについての指摘はTwitterで指摘してくれると対応しやすいとしていたのですが、そこまでの手間はかけたくないのか、それとも匿名でしか指摘したくないのか、全然Twitterでの指摘はありませんでしたね……。
そのため、実は新システムでコンテンツの問題点について通報できるシステムを作ろうと考えていたのですが、現時点では実現に至っていません(仕組み的には簡単にできるでしょうが、新機能追加については現状優先度は低い状況でしたので)。
ちなみに、Webメディアにおいて誤字や内容の正当性を事前に厳密にチェックできる体制を取ることは、よほどの収益性があるところでない限り難しいと思っています。例えば雑誌編集では、原稿を編集部内3、4人で回し読みしてチェックした後にそれを修正し校正に出すのですが、それでも校正者からは少なくない数の赤字が入ります。文字校正は編集とはまた別のスキルで、プロに任せない限り事前にそれらを100%無くすことは不可能でしょう。
あと、現時点のGoogle検索が評価に使う「コンテンツの品質」は、いわゆる「日本語としての品質」とは別です。そのため、日本語として成り立っているのか怪しいような文章でもGoogleが「高品質」と評価する可能性は十分にありますし、逆に日本語が正しいからといって高品質と評価されるわけではありません。日本語としての品質の良い記事や、嘘が含まれているコンテンツを評価してくれるようになると本当に良いとは思うのですが。
誤字や記事内容の間違いについての指摘はTwitterで指摘してくれると対応しやすいとしていたのですが、そこまでの手間はかけたくないのか、それとも匿名でしか指摘したくないのか、全然Twitterでの指摘はありませんでしたね……。
これは、単にアフォーダンスの問題だと思います。記事に誤字があって、そこにコメント欄があれば、コメントに書けば気づいて直してもらえることを期待するのは自然な動き…… かと。もちろん指摘された側の対応や修正をするかは完全に自由なので、指摘が反映されなかったとかでガヤガヤ非難するつもりはぜんぜんないです。
あと個人的には、各記事で必ず1箇所は誤字がある状態だったので おそらくわざとだろうと真面目に指摘しなかった感じです(ガチで指摘する=釣られた宣言 になっちゃうから、コメントで茶化す感じに話題にするに留める という動き)。
まあ何にせよお疲れさまでした。Webメディアの収益化は昨今どこも課題ですね。既存事業とのシナジーでもなきゃ慈善事業になってしまう。
なるほど、確かにそういう心理は分かります。やはり誤字・誤りの修正通報ボタンはさっさと作っておくべきだったなあと反省しています。
そういえば昔ほかの編集者の方で定期的に自分のハンドル名でサイト内を全文検索して自分宛のコメントを拾っているという方もいらっしゃいましたね。さすがに私は精神的ダメージを受けるのが怖くてやれませんでしたが……。
Webメディアの収益化については、正直なところ個人的には広告だけでは厳しい時代だと感じてします。社内では本気なのか冗談か分からないのですが「これからは動画広告だ」という話もあったりしましたが、そちらもごく一部のみが稼げるだけの世界ではないかと。
正直なところ、Hylom氏の編集したストーリーに書いてある内容が信用できないので、タレコミとソースとコメントを一通り読み、ファクトチェックしなければいけないのが辛かったです。ネットにジャンクで役に立たない情報を増やさないよう、半ば義務感でチェックしていました。スラドのコミュニティ全体が疲弊していたかどうかは分かりませんが、少なくとも私は大いに疲弊していました。
IT系ライターの西田宗千佳氏はこう述べています。
ギャラの低い原稿を増やすことは、ライターを疲弊させるだけでなく、ネットにジャンクで役に立たない情報を増やすことになり、害悪です。
https://twitter.com/mnishi41/status/1273481734076559360 [twitter.com]
編集者としてのギャラがどれほど低いのか、あるいは再びチェックする余裕もないほどに何か他の高給な仕事をしていたのかは分かりませんが、できればnagazou氏には同じ轍を踏んで欲しくないと思っています。
ファクトチェック、ありがとうございます。ちなみに、ファクトチェックした結果問題があった記事というのはどれくらいの頻度で発生していたのでしょうか。その時点で手に入る情報で最低限の内容チェックはしていますが、時間的な制約もあり内容に問題のある記事が皆無だったとはもちろん考えていません。最近は記事掲載後はほとんどそれらを振り返ることを行なっていなかったため、その辺りには非常に興味があります。
ちなみに、私の業務時間は「スラドの編集業務」「スラドの編集以外の業務(システム開発や問い合わせ対応、タレコミなど)」「スラド以外の業務(各種コンテンツ制作やOSDN関連の編集業務、そのほか雑務)」におおむね3分の1ずつ割り振っておりました。1日8時間労働と仮定すると、それぞれ2時間40分ずつという配分になります。平日におけるスラドの記事掲載数は基本1日12本としていたので、そこから逆算するとおおむね1記事の編集に使える時間は10〜15分という感じになります。ということで、スラドの編集に時間をかけられなかった理由としてはどちらかというとリソースが限られていたということの方が大きいです。
> おおむね1記事の編集に使える時間は10〜15分という感じになります。ということで、スラドの編集に時間をかけられなかった理由としてはどちらかというとリソースが限られていたということの方が大きいです。
1記事の編集に10分~15分もかけておきながら、毎回誤字を垂れ流してしまうのは、さすがに無能としか言いようがないと思いますよ。あなたが編集長を退任されたことを、心底うれしく思っています。おつかれさまでした。
今更ですが、FAQが更新されていてTwitterの事が書いて有る事に気が付きました。もっと早く知ってればTwitterでDMしたのにと思ったり。FAQ [srad.jp]も更新されて、nagazouさん [srad.jp]宛て(Twitter不明)に変わるのか、今後もhylomさんが担当されるのか有るとちょっと安心出来ます。
他のコメントでも言及していますが、やはりシステム的に指摘ができるようなUIを用意するのが最善策ではないかなと思っています。Wikipediaのように誰でも(もしくはログインしているユーザー限定で)記事を修正できるというアイデアを実現できないか考えたこともあったのですが、悪意のある操作に対しすぐに対応することが難しいという理由でお蔵入りしていたりします。
こちらこそ、headlessさんの編集やタレコミにはだいぶ助けていただけました。ありがとうございます。
他のコメントでも書いていますが、スラドの編集以外の仕事もあるのでそちらが忙しくなるとそのぶんスラドの作業のためのリソースは減ってしまうので、正直なところ15分前後を超えての時間がかけられないといった方が正確かもしれません。
今後もスラドを宜しくお願いします。
どちらかというとhylomさんの追記部分のほうが誤字が多かったよ。
修正じゃなくて「推敲」が必要だったんだ。
「推敲」というか「校正」に関しては、正直なところ私の苦手とするところであり、その意味ではご迷惑をおかけしたとも思っております。
ただ、こればかりはどうすれば改善できるのか分からないのですよね。基本的には編集後に最低2回は目を通しているのですが、皆様ご指摘のとおりそれだけだと結構な確率で誤字を見逃してしまいます。一番確実なのは、数時間から1日ほど編集後の記事を寝かして頭をリフレッシュさせてから再度チェックするという方法で、実際スラド以外で私が執筆している原稿は基本的にこのやり方を採用しているのですが、スラドではそこまで時間をかけてはいられないというのがやはり根本的な問題かと思っています。
推敲は得手不得手はありますが。それ以上に掲載ストーリーの数が多すぎるのではと思いますが如何。掲載ストーリーの数にノルマでもあったのでしょうか。
お疲れ様でした。
誤字が紛れ込んでいるせいで毎回そのための議論でスラドの内容が水増しされてんだよ。誰も複数人体制でチェックすることなど望んでいない。投稿前にもう一度自分の書いた記事に目を通してみればそれで済んだはずだ。
それをやる時間がないって書いてあるのに何読んでるの?
#3843896 もそうだけど、そこまで叩くなら自分が編集者やればいいのに
この期に及ぶまで誤字に対する釈明無かったじゃん。
> それをやる時間がないって書いてあるのに何読んでるの?
やってみたが、目を通すのに1記事1分もかからなった10記事10分で、それが残業になるのはどうしても嫌だというなら、ノルマを一本少なくして質を上げればよかったそれともosdnはブラック企業だから許さなかったのか?
どこからブラック企業ってフレーズが出てきたんだろう。何か理屈や根拠があるのか、単なる誹謗中傷なのか。
そこまで実践できてかつ有能なのに、なぜ編集者にならないのか。。。
このスタンスには同意できない。
Googleが言う「コンテンツの品質」はこれとは違うのかもしれませんが、閲覧者から見た「コンテンツの品質」はどうなのですかね?元コメントのスコアがそれを表しているように思いますが。
コンテンツの品質という定義はなかなか難しいところですが、まず誤字に関しては優先度は低く、コストをかけてまで対応が必須であるとは考えていませんでした。
内容の誤りについては、記事編集時点でのソースや周辺記事などの報道レベルでの検証はしますが、正直なところそれ以上の対応は困難です。それらを厳密に求めるのであれば、新聞記事なり専門のジャーナリストなりの記事を見てくれとも思います。スラドとしての価値はコメント欄にあり、もし記事内容が間違っているのならばそれをコメント欄で議論できるというのがスラドの存在意義だと思っています。
なので、個人的にはRedditのように記事部分は単に1パラグラフ程度で、あとはコメントで皆さん議論してください、という形が理想的なのではないかとも思っています。ただ、それだとGoogle検索からの誘導が期待できなくなってしまうので、現時点ではある程度記事としての体裁を整える形にはしています。
hylomさんのスタンスは理解できますし、編集者が望むように管理すれば良いと思います。ただ、閲覧者がそのスタンスを理解するかどうかは別ではないでしょうか。
私個人としての希望は以下のようなものでした。誤字:気にしない内容の誤り:あっても仕方がない誤字の指摘があったとき:気にしない、直す必要なし内容の誤りの指摘があったとき:修正してほしい
個人的にショックだったのは、この日記のコメントで記事掲載後はほとんど振り返っていないと書かれていることですかね。あとはコメントで皆さん議論してください、と言いつつ編集者は議論にも参加しないし読むこともない。でも閲覧者には読んでコメント書いて、議論や修正の期待をすると。少し悲しくなりました。
コメントをあとからほとんど見なかった理由については他のコメントにも書いているように、リソースが限られていておりなかなか時間が避けなかったこと、ネガティブなコメントを見たくなかったことがありますが、それに加えて議論に参加しなかった理由として、管理者は特権を持っているという点もあります。コメントのモデレーションについては無限に行えますし、匿名でのコメントに対しても投稿者の追跡をある程度行うことができます。正直なところ、やろうと思えば議論を特定の方向に誘導することもできてしまいます。このように対等ではない立場で議論に参加するのはフェアではないと感じており、そのため意図的に議論への介入は避けていたところがあります。
内容の指摘に関しては、迅速に対応できるシステムを構築できなかったことについてはやり残した大きなことの1つであり、それを実現できなかったことに対しては申し訳ないと思っております。
ACにまで丁寧な回答ありがとうございます。Redditが理想としたら、編集者が特権を持った状態で明に存在すること自体に無理がありますね。広告収益の問題のため理想通りに出来なかったと理解しました。
何にせよ、文句言いつつもここに来ているのは、他の場所より居心地がいいからです。これまで長い間、居心地がいい場所を維持して頂きありがとうございました。
スラド本体がこういうコメントを介してやり取りをする場なのに、「誤字や記事内容の間違いについての指摘はTwitterで指摘してくれると対応しやすい」というのはすごいですね。コメント欄の存在意義をまっこうから否定しているとしか思えません。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
物事のやり方は一つではない -- Perlな人
お疲れ様でした (スコア:5, すばらしい洞察)
や、「なぜ記事に誤字や嘘を混ぜ込んだりしてたの?」だと思います。
Re:お疲れ様でした (スコア:5, 興味深い)
誤字に関しては、単純にそれを修正するコストをかけられなかったというだけです。ほかの編集者の方については分かりませんが、私の場合1記事あたり編集にかける時間は原則15分まで、基本的には10分以内に片付けるというルールでやっていました。その時間内で見つけきれなかった誤字は当然あるだろうとは思っていますが、時間をおいて再びチェックする余裕もありませんでしたし、そこは割り切って作業していました。
「嘘」に関しては意図してやったことはないと断言しておきます。もちろん私が解釈を間違えた、勘違いしていたというケースはあるでしょうが、記事公開前にそれを第三者の視点で厳密にチェックするというリソースはありませんし、そういったことについてはコメントで指摘・反論されるでしょうから、コメントツリーまで含めたコンテンツとしては最終的に正しいものになるだろうと期待していました。
指摘されても修正しないというのは、そもそもその指摘を私が認識していないのが原因です。少なくともここ5年ほどは編集後に公開した記事のコメントを見ることはほとんどありませんでしたし、誤字に関しては基本的に見つけた人(編集者やサイト管理者)がその場で修正するという運用にしていました。
コメントを見なくなったのは、そういった作業をしている余裕がないというリソース的な問題が大きいですが、本題とは関係なしに私を名指ししての冷やかしやネガティブな内容の投稿がそれなりにあり、そういうものを見るのが嫌だったというのもあります。そのため、誤字や記事内容の間違いについての指摘はTwitterで指摘してくれると対応しやすいとしていたのですが、そこまでの手間はかけたくないのか、それとも匿名でしか指摘したくないのか、全然Twitterでの指摘はありませんでしたね……。
そのため、実は新システムでコンテンツの問題点について通報できるシステムを作ろうと考えていたのですが、現時点では実現に至っていません(仕組み的には簡単にできるでしょうが、新機能追加については現状優先度は低い状況でしたので)。
ちなみに、Webメディアにおいて誤字や内容の正当性を事前に厳密にチェックできる体制を取ることは、よほどの収益性があるところでない限り難しいと思っています。例えば雑誌編集では、原稿を編集部内3、4人で回し読みしてチェックした後にそれを修正し校正に出すのですが、それでも校正者からは少なくない数の赤字が入ります。文字校正は編集とはまた別のスキルで、プロに任せない限り事前にそれらを100%無くすことは不可能でしょう。
あと、現時点のGoogle検索が評価に使う「コンテンツの品質」は、いわゆる「日本語としての品質」とは別です。そのため、日本語として成り立っているのか怪しいような文章でもGoogleが「高品質」と評価する可能性は十分にありますし、逆に日本語が正しいからといって高品質と評価されるわけではありません。日本語としての品質の良い記事や、嘘が含まれているコンテンツを評価してくれるようになると本当に良いとは思うのですが。
Re:お疲れ様でした (スコア:2)
これは、単にアフォーダンスの問題だと思います。
記事に誤字があって、そこにコメント欄があれば、コメントに書けば気づいて直してもらえることを期待するのは自然な動き…… かと。
もちろん指摘された側の対応や修正をするかは完全に自由なので、指摘が反映されなかったとかでガヤガヤ非難するつもりはぜんぜんないです。
あと個人的には、各記事で必ず1箇所は誤字がある状態だったので おそらくわざとだろうと真面目に指摘しなかった感じです
(ガチで指摘する=釣られた宣言 になっちゃうから、コメントで茶化す感じに話題にするに留める という動き)。
まあ何にせよお疲れさまでした。Webメディアの収益化は昨今どこも課題ですね。既存事業とのシナジーでもなきゃ慈善事業になってしまう。
Re:お疲れ様でした (スコア:1)
なるほど、確かにそういう心理は分かります。やはり誤字・誤りの修正通報ボタンはさっさと作っておくべきだったなあと反省しています。
そういえば昔ほかの編集者の方で定期的に自分のハンドル名でサイト内を全文検索して自分宛のコメントを拾っているという方もいらっしゃいましたね。さすがに私は精神的ダメージを受けるのが怖くてやれませんでしたが……。
Webメディアの収益化については、正直なところ個人的には広告だけでは厳しい時代だと感じてします。社内では本気なのか冗談か分からないのですが「これからは動画広告だ」という話もあったりしましたが、そちらもごく一部のみが稼げるだけの世界ではないかと。
Re:お疲れ様でした (スコア:2, すばらしい洞察)
正直なところ、Hylom氏の編集したストーリーに書いてある内容が信用できないので、タレコミとソースとコメントを一通り読み、ファクトチェックしなければいけないのが辛かったです。ネットにジャンクで役に立たない情報を増やさないよう、半ば義務感でチェックしていました。スラドのコミュニティ全体が疲弊していたかどうかは分かりませんが、少なくとも私は大いに疲弊していました。
IT系ライターの西田宗千佳氏はこう述べています。
https://twitter.com/mnishi41/status/1273481734076559360 [twitter.com]
編集者としてのギャラがどれほど低いのか、あるいは再びチェックする余裕もないほどに何か他の高給な仕事をしていたのかは分かりませんが、できればnagazou氏には同じ轍を踏んで欲しくないと思っています。
Re:お疲れ様でした (スコア:2)
ファクトチェック、ありがとうございます。ちなみに、ファクトチェックした結果問題があった記事というのはどれくらいの頻度で発生していたのでしょうか。その時点で手に入る情報で最低限の内容チェックはしていますが、時間的な制約もあり内容に問題のある記事が皆無だったとはもちろん考えていません。最近は記事掲載後はほとんどそれらを振り返ることを行なっていなかったため、その辺りには非常に興味があります。
ちなみに、私の業務時間は「スラドの編集業務」「スラドの編集以外の業務(システム開発や問い合わせ対応、タレコミなど)」「スラド以外の業務(各種コンテンツ制作やOSDN関連の編集業務、そのほか雑務)」におおむね3分の1ずつ割り振っておりました。1日8時間労働と仮定すると、それぞれ2時間40分ずつという配分になります。平日におけるスラドの記事掲載数は基本1日12本としていたので、そこから逆算するとおおむね1記事の編集に使える時間は10〜15分という感じになります。ということで、スラドの編集に時間をかけられなかった理由としてはどちらかというとリソースが限られていたということの方が大きいです。
Re: (スコア:0)
> おおむね1記事の編集に使える時間は10〜15分という感じになります。ということで、スラドの編集に時間をかけられなかった理由としてはどちらかというとリソースが限られていたということの方が大きいです。
1記事の編集に10分~15分もかけておきながら、毎回誤字を垂れ流してしまうのは、さすがに無能としか言いようがないと思いますよ。
あなたが編集長を退任されたことを、心底うれしく思っています。
おつかれさまでした。
Re:お疲れ様でした (スコア:1)
誤字や記事内容の間違いについての指摘はTwitterで指摘してくれると対応しやすいとしていたのですが、そこまでの手間はかけたくないのか、それとも匿名でしか指摘したくないのか、全然Twitterでの指摘はありませんでしたね……。
今更ですが、FAQが更新されていてTwitterの事が書いて有る事に気が付きました。
もっと早く知ってればTwitterでDMしたのにと思ったり。
FAQ [srad.jp]も更新されて、nagazouさん [srad.jp]宛て(Twitter不明)に変わるのか、今後もhylomさんが担当されるのか有るとちょっと安心出来ます。
Re:お疲れ様でした (スコア:2)
他のコメントでも言及していますが、やはりシステム的に指摘ができるようなUIを用意するのが最善策ではないかなと思っています。Wikipediaのように誰でも(もしくはログインしているユーザー限定で)記事を修正できるというアイデアを実現できないか考えたこともあったのですが、悪意のある操作に対しすぐに対応することが難しいという理由でお蔵入りしていたりします。
Re:お疲れ様でした (スコア:1)
長年お疲れさまでした。ありがとうございます。今後のご活躍をお祈り申し上げております。
Re:お疲れ様でした (スコア:1)
こちらこそ、headlessさんの編集やタレコミにはだいぶ助けていただけました。ありがとうございます。
他のコメントでも書いていますが、スラドの編集以外の仕事もあるのでそちらが忙しくなるとそのぶんスラドの作業のためのリソースは減ってしまうので、正直なところ15分前後を超えての時間がかけられないといった方が正確かもしれません。
今後もスラドを宜しくお願いします。
Re: (スコア:0)
どちらかというとhylomさんの追記部分のほうが誤字が多かったよ。
修正じゃなくて「推敲」が必要だったんだ。
Re:お疲れ様でした (スコア:1)
「推敲」というか「校正」に関しては、正直なところ私の苦手とするところであり、その意味ではご迷惑をおかけしたとも思っております。
ただ、こればかりはどうすれば改善できるのか分からないのですよね。基本的には編集後に最低2回は目を通しているのですが、皆様ご指摘のとおりそれだけだと結構な確率で誤字を見逃してしまいます。一番確実なのは、数時間から1日ほど編集後の記事を寝かして頭をリフレッシュさせてから再度チェックするという方法で、実際スラド以外で私が執筆している原稿は基本的にこのやり方を採用しているのですが、スラドではそこまで時間をかけてはいられないというのがやはり根本的な問題かと思っています。
Re: (スコア:0)
推敲は得手不得手はありますが。
それ以上に掲載ストーリーの数が多すぎるのではと思いますが如何。
掲載ストーリーの数にノルマでもあったのでしょうか。
お疲れ様でした。
Re: (スコア:0)
誤字が紛れ込んでいるせいで毎回そのための議論でスラドの内容が水増しされてんだよ。
誰も複数人体制でチェックすることなど望んでいない。
投稿前にもう一度自分の書いた記事に目を通してみればそれで済んだはずだ。
Re: (スコア:0)
それをやる時間がないって書いてあるのに何読んでるの?
#3843896 もそうだけど、そこまで叩くなら自分が編集者やればいいのに
Re: (スコア:0)
この期に及ぶまで誤字に対する釈明無かったじゃん。
Re: (スコア:0)
> それをやる時間がないって書いてあるのに何読んでるの?
やってみたが、目を通すのに1記事1分もかからなった
10記事10分で、それが残業になるのはどうしても嫌だというなら、ノルマを一本少なくして質を上げればよかった
それともosdnはブラック企業だから許さなかったのか?
Re: (スコア:0)
どこからブラック企業ってフレーズが出てきたんだろう。
何か理屈や根拠があるのか、単なる誹謗中傷なのか。
Re: (スコア:0)
そこまで実践できてかつ有能なのに、なぜ編集者にならないのか。。。
Re: (スコア:0)
チェックリストを増やせばミスが完全になくなるという考えは現代では浅はか。
ところでいくつの記事を確認したのかわからないが、問題点はいくつ見つけたのか。
ブラックでなくとも費用対効果ものがある。優先度がなんだったのか考えなしに提案しても意味がない。
誤字脱字が多いという認識はユーザーにはあるだろうが、3割打てばいつも打つ打者に見える様に多分毎回含まれていたわけではない。
# 個人的には国語の授業や新聞じゃないので意味が通る範囲の誤字であればどうでもいい。
Re: (スコア:0)
このスタンスには同意できない。
Re: (スコア:0)
Googleが言う「コンテンツの品質」はこれとは違うのかもしれませんが、閲覧者から見た「コンテンツの品質」はどうなのですかね?
元コメントのスコアがそれを表しているように思いますが。
Re:お疲れ様でした (スコア:1)
コンテンツの品質という定義はなかなか難しいところですが、まず誤字に関しては優先度は低く、コストをかけてまで対応が必須であるとは考えていませんでした。
内容の誤りについては、記事編集時点でのソースや周辺記事などの報道レベルでの検証はしますが、正直なところそれ以上の対応は困難です。それらを厳密に求めるのであれば、新聞記事なり専門のジャーナリストなりの記事を見てくれとも思います。スラドとしての価値はコメント欄にあり、もし記事内容が間違っているのならばそれをコメント欄で議論できるというのがスラドの存在意義だと思っています。
なので、個人的にはRedditのように記事部分は単に1パラグラフ程度で、あとはコメントで皆さん議論してください、という形が理想的なのではないかとも思っています。ただ、それだとGoogle検索からの誘導が期待できなくなってしまうので、現時点ではある程度記事としての体裁を整える形にはしています。
Re: (スコア:0)
hylomさんのスタンスは理解できますし、編集者が望むように管理すれば良いと思います。
ただ、閲覧者がそのスタンスを理解するかどうかは別ではないでしょうか。
私個人としての希望は以下のようなものでした。
誤字:気にしない
内容の誤り:あっても仕方がない
誤字の指摘があったとき:気にしない、直す必要なし
内容の誤りの指摘があったとき:修正してほしい
個人的にショックだったのは、この日記のコメントで記事掲載後はほとんど振り返っていないと書かれていることですかね。
あとはコメントで皆さん議論してください、と言いつつ編集者は議論にも参加しないし読むこともない。
でも閲覧者には読んでコメント書いて、議論や修正の期待をすると。
少し悲しくなりました。
Re:お疲れ様でした (スコア:1)
コメントをあとからほとんど見なかった理由については他のコメントにも書いているように、リソースが限られていておりなかなか時間が避けなかったこと、ネガティブなコメントを見たくなかったことがありますが、それに加えて議論に参加しなかった理由として、管理者は特権を持っているという点もあります。コメントのモデレーションについては無限に行えますし、匿名でのコメントに対しても投稿者の追跡をある程度行うことができます。正直なところ、やろうと思えば議論を特定の方向に誘導することもできてしまいます。このように対等ではない立場で議論に参加するのはフェアではないと感じており、そのため意図的に議論への介入は避けていたところがあります。
内容の指摘に関しては、迅速に対応できるシステムを構築できなかったことについてはやり残した大きなことの1つであり、それを実現できなかったことに対しては申し訳ないと思っております。
Re: (スコア:0)
ACにまで丁寧な回答ありがとうございます。
Redditが理想としたら、編集者が特権を持った状態で明に存在すること自体に無理がありますね。
広告収益の問題のため理想通りに出来なかったと理解しました。
何にせよ、文句言いつつもここに来ているのは、他の場所より居心地がいいからです。
これまで長い間、居心地がいい場所を維持して頂きありがとうございました。
Re: (スコア:0)
スラド本体がこういうコメントを介してやり取りをする場なのに、「誤字や記事内容の間違いについての指摘はTwitterで指摘してくれると対応しやすい」というのはすごいですね。
コメント欄の存在意義をまっこうから否定しているとしか思えません。