パスワードを忘れた? アカウント作成
6761 story

太陽フレア発生で電波障害の恐れ 65

ストーリー by Oliver
守ってくれる電離層 部門より

MIYU曰く、"27日の CNETの記事による。太陽には、ほぼ11年の周期で活動が活発化する極大期が存在する。最近では2001年がピークと見られていたのだが、 「極大期が収まるまでの1~2年は大規模なフレアが頻発する可能性がある」 という 予測がどうやら当たってしまったらしい。
報道によると、太陽フレアが観測され、強い磁気嵐も発生している模様だ。太陽フレアの強いX線が引き起こすデリンジャー現象によって、短波(3~30メガヘルツ)に通信障害が起こることは比較的良く知られているが、2000年7月にX線天文衛星“あすか”の姿勢に大きな乱れが生じ、観測運用を断念せざるを得なくなった 熱圏大気膨張、太陽フレア粒子による衛星半導体・材料の劣化、大規模な地磁気嵐による送電システム誘導電流の発生、電離層嵐による衛星通信やGPSなどへの影響などが懸念されており、ワイヤレス通信ネットワークが妨げられる可能性もあると報じられている。
今後2週間に、今回の爆発箇所の近隣で同様の爆発が生じる可能性があるということなので、大規模な障害が発生しないように祈りたい。"

ワイヤレスネットワークといっても携帯電話が僻地でセル間を衛星通信で結んでいる場合などに影響が予想されているぐらいで、電離層反射しない無線LANなどには影響はないはずだ。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
typodupeerror

コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell

読み込み中...