小惑星探査機「はやぶさ」が軌道変更に成功 7
ストーリー by yoosee
地球によるジャイアントスイング 部門より
地球によるジャイアントスイング 部門より
naocha曰く、"宇宙航空研究開発機構のプレスリリースによると、 「はやぶさ」が世界初の快挙を成し遂げた事を発表しました。宇宙科学研究本部が2003年5月9日に打ち上げた小惑星探査機「はやぶさ」は、今年 5月19日、地球スウィングバイにより小惑星「イトカワ」に向かう新たな楕円軌道に入りました。イオンエンジンによる加速を地球スウィングバイと合わせて行うのは世界で初めての技術実証です。 なお、地球接近時に、探査機に搭載された光学航法カメラにて地球の画像を撮影しました。宇宙科学研究本部ホームページにて公開しています (掲載記事asahi.com/Sankei Web)。"
イトカワ (スコア:2, 参考になる)
なかなか不親切です。
JAXAのページを見に来る人はペンシルロケット [sf-fantasy.com]のことくらい知っていて当然と
考えたのでしょうが、小学生だって見るかもしれないし、もうちょっと親切でもいいと思うなあ。
Re:イトカワ (スコア:0)
実際に命名された際に、ISASが出したプレスリリースはこんな感じ [www.jaxa.jp]。親
「のぞみ」の失敗原因 (スコア:2, 興味深い)
火星探査機「のぞみ」の失敗(スイングバイの失敗と電源故障)について読売 [yomiuri.co.jp]と朝日 [asahi.com]がそれぞれ全然別な内容を報道しています。JAXAはまだ宇宙開発委員会での報告を発表していませんし、どうなっているのやら。
Re:「のぞみ」の失敗原因 (スコア:2, 参考になる)
で、朝日の原因特定不能というのは、02年4月の電源回路故障についてです。この記事で気になるのは「因果関係を否定」という一文。時事通信の記事では「因果関係を特定できなかった」ということになっていたはずなのですが・・・。
Re:「のぞみ」の失敗原因 (スコア:1, 参考になる)
「最初に起きた燃料供給トラブル(98年12月)は米国製バルブの改造が原因」
「02年4月の電源故障で主エンジンも使えなくな」った点は「原因の特定は困難」
時系列で行けば、エンジントラブル→電源故障なんで、失敗の「根本原因」が米国製バルブの設計変更、という讀賣はおかしくないと言えばおかしくないんですけども、ミッションの過程全体を捉えた記事にしてほしかったですね。宇宙作家クラブBBSなどで再三批判される「継続的な取材の欠如」というやつですかねぇ。
アピールは大事ですが (スコア:1)