「きぼう」組み立てのためのISS長期滞在宇宙飛行士が決定 6
ストーリー by yosuke
ロボットアーム操作の職人が宇宙へ 部門より
ロボットアーム操作の職人が宇宙へ 部門より
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は13日、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」の組み立てに長期滞在搭乗員として参加する日本人宇宙飛行士が決定したと発表した(プレスリリース、宇宙開発委員会報告)。
搭乗するのはスペースシャトルへの搭乗がSTS-72, STS-92に次いで3回目となる若田光一飛行士で、野口聡一飛行士が代替搭乗員となる。また、今回は日本人初のISS長期滞在となる予定。
若田飛行士といえば、STS-72、STS-92でのロボットアームでの操作・組み立ての実績もあり、「きぼう」での独自実験用ロボットアーム制御もあることから採用となったようだ。なお、すでに2人はロシアなどで訓練を始めているそうだ。
きぼうは、2007年度末から3便にわけて打ち上げられる。1便目は船内保管室を運ぶSTS-123で土井隆雄氏がミッション・スペシャリストとして搭乗する。2便目のSTS-124で船内実験室・ロボットアームが打ち上げられる。若田氏は利用補給フライトであるSTS-126でISSへ行き、船外実験室を打ち上げるSTS-127で帰還することとなる。
時がたつのは早いものだ (スコア:1)
--
#まだ上がったわけではないので、油断は禁物。
Re:時がたつのは早いものだ (スコア:2, 興味深い)
私としては、記者発表記事の写真で、喜んでいる若田さんのそばに映っていた、野口さんの複雑な表情が気になりました。シャトルの退役もスケジュールにはいっているし、日本の機材はHTVで運ぶようになるし、で、宇宙飛行士の次の出番はあるのでしょうか?
なぜこの話題で出ないんだ (スコア:0)
この国の有人飛行はまだですか? (スコア:0)
Re:この国の有人飛行はまだですか? (スコア:1)
暴言 (スコア:0)
死人が出ても前進する覚悟の無い国に有人宇宙飛行は不可能です。
世の中「絶対」とか「100%」なんてのはほとんど無いんだよ。アポロでもスペースシャトルでも犠牲者は出てる(旧ソ連や中国には「失敗したら発表しない」という大技があるんで良く判らんが)。失敗したら、原因追及よりとにかくまず叩く文化のあるこの国で、人的リスクや金銭的リスクを許容しても人を宇宙に運ぼうという意見が主流になるとは思えんね。